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ありふれた朝でも私には記念日 ~ 松任谷由実「ANNIVERSARY〜無限にCALLING YOU〜」

The Blue Heartsの「Train Train」という曲に、「今、定められている記念日より、あなたが生きている「今日」は、どんなにすばらしいことか」というような一節があります。

The Blue Heartsは、わかりやすい歌詞と親しみやすい曲調で、小学生・中学生のロック好きの心を瞬く間につかんでいきました。

その中でも、この一節は彼らの歌詞の中でもベストといっていいくらい素敵だなと思います。

世の中には、いろいろな記念日があります。子供の日、敬老の日、憲法記念日などなど、、。それぞれ、制定された背景には、それなりの思いや熱情があったと思われます。これはこれで、素晴らしいものだと思います。

でもそういった、誰にでも当てはまるような記念日以上に、実際の日常を過ごしている自分や、ともに暮らす人との気ない日常は、一人ひとり異なる色彩や濃淡を持っていて、とてつもなく貴重なものではないでしょうか。

一日一日を大切に生きることはもちろんのこと、大切な人との何気ない日々の連なりこそが永遠の記念日と思えれば、人生は豊かになっていくのではないでしょうか?

この「Anniversary(記念日)」という曲を聴くたび、The Blue Heartsの歌詞とともに、そんなことを思うんです。

ありふれた朝でも、私には記念日。

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