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muu0814
「桜の雨、いつか」 松たか子
桜の開花が話題になっています。2023年度は観測史上では最も早い開花となる見込みだそうですね。
昔の日本人は
春になると
アニミズムの精霊が
山から一斉に降りてきて
桜を咲かせると見立てていた
桜には精霊が宿っているという話があります。このことを最初に知ったのはいつだったろうか。もしかすると「うる星やつら」の一コマだったかもしれない。たしか、桜の枝を折った主人公を不思議な現象が襲うというような回だった記憶があります。
Wikipediaによれば
「サクラ」の語源については以下の説がある。
春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)である。これは天つ神のニニギと木花咲耶姫の婚姻譚による。
「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指した。
富士の頂から、花の種をまいて花を咲かせたとされる、「コノハナノサクヤビメ(木花之開耶姫)」の「さくや」をとった。
多くの説で精霊の存在を取り上げていて、これはきっと森羅万象に神を見出していた時代の名残なのかもしれないと感じます。
今を盛りと咲きほこる桜をみていると、神々しさすら感じてしまうのは、そういう由来があるのでしょう。
桜の季節。過ぎ去っていったしまった人のことを思えば、きっとその思いは彼方のあの人に伝わるような、そんな気がします。
桜舞い散る雨の中で。
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