この花びらの色を定着する方法があればいいのに

桜の記事を連投します。

この時期になると毎年思うこと。それが、花びらを保存したいという願望。

子供の時、桜の樹の下で落ちてくる花びらを空中で捕まえて家まで持って帰った。

手の中でつぶさないように、少しだけゆるく握って。でも隙間から飛んでいかないように気をつけながら。

持って帰った花びらは数日もすれば萎れて、黄色く変色して、綺麗と思って持ち帰ったはずの花びらとは全く別物の何かに変わってた。

あの頃からずっと思ってる。

この花びらの色を定着する方法があればいいのに

自分にできる方法があるとすれば、それは写真を撮ること。

でも今撮れるものが明日もあるとは限らない。現在は今しかないから今撮らないといけない。。

失うのが怖くて撮る。ずっと一緒にあるかが不安だから撮る。

当然のことだけど、昔からこれは写真の存在意義の１つ。

上手くても上手くなくても、明日もそこにあるかわからないから撮る。

桜の花びらを見ながら、一昨年そんなことを考えていました。

そんな桜に今年もまんまと写真を撮らされたわけです。