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7日間ブックカバー

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Facebookの仲間達からバトンが渡されて7日間ブックカバーを開始。これは備忘録として記録しておきたい。
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【7日間ブックカバー】7日目 - 最後は私の大学時代の広告研究会の仲間の荻原浩の『二千七百の夏と冬』

【7日間ブックカバー】7日目 - 最後は私の大学時代の広告研究会の仲間の荻原浩の『二千七百の夏と冬』

Facebookの仲間達からバトンが渡されて7日間ブックカバーを開始。これは備忘録として記録しておきたい。

最後は私の大学時代の広告研究会の仲間の荻原浩の『二千七百の夏と冬』

1学年下の荻原君(当時は何時もそう呼んでいた)が、作家になったのは1997年、私がすでに米国移住した後だった。日本出張時にそれを知り、彼は大学卒業後、私と同じように広告代理店に入社し、その後フリーのコピーライターをしてい

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【7日間ブックカバー】6日目 - 隆慶一郎の未完の大作(絶筆)『花と火の帝』

【7日間ブックカバー】6日目 - 隆慶一郎の未完の大作(絶筆)『花と火の帝』

Facebookの仲間達からバトンが渡されて7日間ブックカバーを開始。これは備忘録として記録しておきたい。

【7日間ブックカバー】6日目 - 隆慶一郎の未完の大作(絶筆)『花と火の帝』

兎に角、私は隆慶一郎の時代小説が大好きで、殆どを読んでいる(それも1冊1冊を何回も何回も読んでいる)。

隆慶一郎は1984年60歳の時に小説家としてデビューした。それまでは本名の池田一朗で脚本家として映画『に

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【7日間ブックカバー】5日目 - イサク・ディーネセン(Isak Dienesen)の『アフリカの日々(Out of Africa)』

【7日間ブックカバー】5日目 - イサク・ディーネセン(Isak Dienesen)の『アフリカの日々(Out of Africa)』

Facebookの仲間達からバトンが渡されて7日間ブックカバーを開始。これは備忘録として記録しておきたい。

【7日間ブックカバー】5日目 - イサク・ディーネセン(Isak Dienesen)の『アフリカの日々(Out of Africa)』

昨日ヘミングウェイの遺作を紹介したけど、ディーネセンは、ヘミングウェイが20世紀最高の「Story teller」と評し、実際1954年ヘミングウェイは

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【7日間ブックカバー】 4日目 - アーネスト・ヘミングウェイ(Earnest Hemingway)の遺作(最後の小説)『海流のなかの島々(Islands in the Stream)』

【7日間ブックカバー】 4日目 - アーネスト・ヘミングウェイ(Earnest Hemingway)の遺作(最後の小説)『海流のなかの島々(Islands in the Stream)』

Facebookの仲間達からバトンが渡されて7日間ブックカバーを開始。これは備忘録として記録しておきたい。

【7日間ブックカバー】4日目 アーネスト・ヘミングウェイ(Earnest Hemingway)の遺作(最後の小説)『海流のなかの島々(Islands in the Stream)』

この小説はヘミングウェイが1950年から1951年にかけて書いた作品で、1961年彼が自殺した時に原稿のま

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【7日間ブックカバー】 3日目 - 岡本太郎のフォト・ルポルタージュ『岡本太郎の東北』

【7日間ブックカバー】 3日目 - 岡本太郎のフォト・ルポルタージュ『岡本太郎の東北』

Facebookの仲間達からバトンが渡されて7日間ブックカバーを開始。これは備忘録として記録しておきたい。

【7日間ブックカバー】3日目 岡本太郎によるフォト・ルポルタージュ 『岡本太郎の東北』

岡本太郎は1938年パリ大学のソルボンヌで民俗学を学び、専門領域にオセアニアを選んだ。この頃、著名な写真家のマン・レイやロバート・キャパ達との交流もあった。

この本は、1950年代の東北を描写するフ

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【7日間ブックカバー】
2日目 - 高橋克彦『楽園にようこそ』

【7日間ブックカバー】 2日目 - 高橋克彦『楽園にようこそ』

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【7日間ブックカバー】2日目 - 高橋克彦『楽園にようこそ』

高橋克彦による2007年のエッセイ『楽園にようこそ』。私は彼の小説『火怨 北の燿星アテルイ』、『炎立つ』、『天を衝く』といった東北を舞台にした小説が大好きで、更にそれ以外の彼の想像力が羽ばたく伝奇小説も含めて大ファンである。

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【7日間ブックカバー】
1日目 - 長谷川卓の『嶽神』シリーズ

【7日間ブックカバー】 1日目 - 長谷川卓の『嶽神』シリーズ

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【7日間ブックカバー】1日目 - 長谷川卓の『嶽神』シリーズ13冊(上下巻があるので実際には8冊)

長谷川卓の『嶽神』シリーズ13冊(上下巻があるので実際には8冊)。日本の戦国時代は殆どが武士の歴史や視点で書かれてあるが、このシリーズは里から離れて山と共に暮らす「山の者」から見た戦国の世

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