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近頃のEC界隈よもやま話

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ここ最近のEC界隈で起こった気になることまとめ。私の考察もたまに入ります。EC、Webマーケ、SNSやネット消費について。
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#ファッション

今週のEC界隈よもやま話(2023/3/1)

今週のEC界隈よもやま話(2023/3/1)

ECやメディアの未来についてよく考えるんですが、100年後はわからないけど、2025年まで生き残る自社ECやオウンドメディアって本当に少ないんだろうなって思うんです。

そのために今できることは、やっぱりお客様と同じ方向を向いて、1-2個先のマイルストーンを示してあげることだと思うんですよね。

ただそれって意外と難しくて、
見込み客の潜在的な欲求を満たしてあげるなんて、長くブランドやお店をやって

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服に値段がない世界

服に値段がない世界

「服がある」「服が売っている」

この2つの文の意味は似ているようで異なる。「服がある」はすぐに服を着られる状態だが、「服が売っている」はすぐに購入できる人には大差ないが、金銭的余裕のない人には服が着られない危機的状態も含むことになる。

世の中で売られているモノから値段が消えたらどんな世界になるだろう。「商品」という概念でモノが製造されなくなった世界。

15年前に百貨店で洋服の販売員をしていた

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世界初・フランスの洋服の廃棄禁止の法律に考える、わたしの仕事でできること

世界初・フランスの洋服の廃棄禁止の法律に考える、わたしの仕事でできること

2022年1月、フランスでついに洋服の廃棄処分を禁止する法律が施行された。
生産者が販売だけでなく、廃棄やリサイクルまで責任を持つ「拡大生産者責任(EPR)法」という法律だ。

プロパーで購入され幸せに旅立った洋服たちは良いが、売れ残った子たちは今まで焼却など廃棄処分をされていたという事実を人間や動物に置き換えて考えると、じつに恐ろしい。

ここ数年、SDGsの思想が根付き廃棄処分に意義を唱える声

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「人の在り方」の提案がされない時代

「人の在り方」の提案がされない時代

「ファッションとは、世界の捉え方である。」ファッション哲学者・井上雅人氏の言葉に、私も深く共感した。

ファッションの流行はその時代のデザイナーから生み出される世界観のようなモノと思われがちだが、もっと奥深いものだ。政治経済やその他の文化と比べるとまだまだ軽くみられがちだが、時代の流れを知る方法として非常にわかりやすく、考察のしがいがある。

私はWeb界隈の仕事を生業としているが文化服装卒なので

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今週のEC界隈よもやま話(2021.2.28)

今週のEC界隈よもやま話(2021.2.28)

最近読んだEC、Web系の気になるニュースをまとめています。特に気になったニュースには、つぶやき程度の私感を書いています。

【EC】パーソナライズな提案は、見極めるのが難しいスキンケア、コスメ、サプリ、健康食品、日用品・・・

生活のあらゆるものが「パーソナライズ○○」のスタイルで販売されている。質問に答えていくとあなたにぴったりの○○が見つかるというスタイルが流行っている。

こういうサービス

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