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お寿司、海外で初めて食べる - 全然悪くない

以前、部屋探しの記事で書きました。
僕は今・ブラジル人・スペイン人・イタリア人2人 と僕、計5人で暮らしています。

イタリア人の一人が、僕らの部屋を出ることとなりました。
本業のナースの仕事をロンドンでゲットしたそうです。

彼の送別会のため、昨日はルームメイト達と外食をしました。

BGM : 高木正勝 / VEDA
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昨日、「ちょっと寿司レストラン予約してくるわ」
と部屋を飛び出した彼は、 夕方ごろに帰ってきた。

「良いレストランを見つけて来たよ」
そこは当初予定していたところと違うお店らしい。

外は2-3℃
この寒い中、よく歩き回ってくれたなぁ。

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仕事を終える他のルームメイトを待ち、僕らは部屋を出た。

やーっぱりめちゃくちゃ寒い!

寒さを紛らわす為に、小刻みに踊りながら歩く。
ルームメイトに笑われる。
そういえば、 彼と外出するのは初めてだ。

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久しぶりにメトロに乗り込む。
金曜日の夜、メトロはぎゅうぎゅうに混んでいた。

僕らが向かうのはロンドンのダウンタウン。
『ロンドンにこんなに人がいるのか!』ってくらい人がいっぱいいる。

そういえば、ロンドンってこういうところだよね。
この一週間、毎日 Cafe OTO に通っていたから忘れていた。
凄く、新鮮な光景。

あ、駅にフリーで弾けるピアノがある。
今度一人で弾きに来ようかな。 

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彼が見つけてくれたお寿司屋さんは、チャイナタウンの中にあった。
お店は満席だったので、少し軒先きで待った。

思えば、僕は海外でお寿司を食べるのが初めてだ。
先日読んだ Fumi さんという方の記事 で見たお寿司が美味しそうだったので、少し期待している。

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席に通されると、"ゴザ" の席だった。
( あれ、ゴザってどういう字を書くんだろう )

働いている人は中国人ばかりだった。
久しぶりに見るアジア人の顔に落ち着きを感じる。
中国人の人たちは、本当によく働く。

配られた紙に注文を書き、店員さんに渡す。
すぐにお寿司が運ばれて来た。 

まず、サーモンの刺身を食べてみた。
うん、全然悪くない。
むしろ凄く美味しい。

このお店はお寿司の他に天ぷらなんかもあったのでそれも注文する。
これも、美味しい。
スイートポテトの天ぷらをここで食べられるとは思わなかった。

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僕らは白ワインを頼んで、話す声も大きくなる。

来る料理の説明をしたり
時には見慣れない魚の切り身にみんなでそろそろと箸を伸ばしたり。

イタリア人の彼は次々とくるお寿司を沢山食べ、突然僕らとセルフィーを撮り出したり
食べ終わった後は、「うはぁ、もう立てねぇわ」 と苦しそうに呼吸する。

あれ、こんなお茶目な人だったっけ?
僕が知らなかっただけか。

僕らは終始ガハガハ笑ってこの夕食を楽しんだ。

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帰り、僕はバスに乗って家へ帰る。
隣に座る女の子がプレイする Pokémon Go を覗き込む。

そういえば、ポケモンGo の画面を見るのは初めてだな。
なんか、思ったより面白そうじゃないかも。

僕は窓の外の景色に目線を戻す。
そうか、 Vincent がいなくなるのか。
寂しくなる。今度はどんな人が来るんだろう。

僕は彼と過ごした二ヶ月を簡単に反芻しながら目を瞑る。

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ブログ所要時間 : 1h10m 

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