とどけ熱量！

かなり長い文章になってしまいましたが、最後の方に、今日の記事の核となる部分があるのです、どうぞ最後までお付き合いいただけると幸いです😌

それでは

最近色んなものがどんどん寄ってきている

一つ一つを見れば日常となんら変わらないのだけれど、これだけ密集してくると何かふと考えさせられたりするよ。

昨日の23時頃から友達と二人で飲み始めました

話題は淀みなく流れ気づいたら朝になっていました

正直なんの話をしていたのか定かではないですがよくもまぁーあんなに喋ったなと思いました。笑

そして話は僕の画業の話になったのです

画家としての僕は正直言うと、友達に絵を描いていることをわざわざ話したりしていたわけじゃありません、隠していたわけでもないのですが僕はごく自然に画家になっていたのでした

今回飲んだ友達は小学生の頃からの友達で、僕の中ではとても信頼を置ける、人間としてもとても素晴らしいやつ、面白いやつだと思っています

そんな友達が僕の絵についての話をついに切り出してきたのです

正直不思議な感覚になりました

「俺は絵に興味はないけれど、飯田がやっているから応援している」

そう言われて素直に嬉しかったです、僕の絵に興味を持ってくれないやつは沢山います、しかしそれは僕にはあまり関係のない話ですから気にはしません、しかしこういう素直な言葉はやはり嬉しいものです、それだけでいいのです。

しかし話はここからです

「飯田のその絵を描き続けるエネルギーがどこから湧いて、どこに向かっているのかわからない、どうして？」

というのです、僕は改めて考えさせられました

何のために絵を描くのか？

正直いうと画家にとってこれは永遠のテーマとなり得るのではないでしょうか？

僕もそれは聞きたいです

絵にかかわらず、みなさんが情熱を燃やして好きで好きで仕方なくやっている事、それはなぜなのか？

僕に教えてください、コメント欄なんかに是非、よろぴくねん☺️

そしてそれがまた一つ自分の背中を押すエネルギーになる気がします、そして僕も誰かの背中を押すエネルギーになれたら幸いです。

まずは僕自身のエネルギー源の話をしておきましょう

僕は単純な人間ですから、動機はシンプルなのです

絵を描きたい、だから描く

描いているから画家になる

自分の心に根ざしたものを自分で育て作り上げて行く

時には乗り越えたり、挫けたり

それでも描きたいから描いている

その過程で自分という人間がどういう人間なのか？を知って行く事になる、いやでも知るのです

他人から見た自分でなく

自分が思う自分ではなく

本当に自分がどういう人間なのか？というものを痛いほど感じさせられたりする、身をもって知る、まさにそういう事です、それが生きている実感を自分に与えます

そこには熱があります

熱がある、エネルギーがあるのです

とどけ熱量。。です。

命が燃えるのです、生きていると怖いなぁーと思う事があるでしょう？

これをやったらどうなってしまうんだろう？って

人間はここで考えます

わざわざやらなくてもいい事なのに、これをやったらこうなってこうなるだろうから嫌だな！そんなことを考えます

自分を守るための本能とでも言いますか？

とにかくそういうことがあるはずです

じゃーなぜ怖いと思うのでしょうか？

ただやらなければ良いわけですよね？

考えなくたって人生は普通に進んで行きます

けれど怖いなと思い色んなリスクを考える

大概お金の事を考えるのです

自分の生活や、老後のことまで考えると現実的じゃないと言った具合でしょうか？

そしてやらない事への自信を、理由を自分に与えて行くのです

そして納得せざるを得ない状態までありとあらゆるリスクを想定して行きます、そしてこう言うのです。

「ほら、こうだからやっぱりやめておいたほうがいい」。

そうやってエネルギーを絶って行きます

5年ほど前、品川のとあるカフェの角の席で一人何時間も僕は考え事をしていました

画家になったらどうなってしまうんだろう？

生活は？

人生は？

こんなことのために何日も何日も何週間も何ヶ月もぐるぐると

やらない理由をひたすら考え続けていました

怖かったのです

画家なんてやらなくていいじゃないか？

やったところでダメに決まってる！

俺がやらなくても誰かやる！

自分には今の生活がある！

それをひたすら考え続けました

やらないほうがいいに決まっている

だってそうでしょう？

普通に考えてそうでしょう？

意味ないもん

絵なんて描いたこともないし

生活にそんな余裕もないし

人生が終わるよ

ほら！やらないほうがいいんだ

そうだ、そうしよう

もうこんな事を考えるのはやめよう

明日も会社に行こう

同僚がいて、みんなにかよくしてくれて

彼女がいて(今はいない！笑)

友達がいる

給料も入るし

幸せじゃないか

それをわざわざさ

そうだ、休日にでも暇な時間見つけて絵を描いていれば良い

そうすれば良いんだ

彼女もそう言ってる

飯田がまた馬鹿な事を言い始めたよと言っている

そうだよ

なんて馬鹿な事だろう

馬鹿らしくてわらけてくる

考える価値もない

だから考えるのは終わり！！

そう言って布団に入ってもなかなか寝付けない

目が覚めたら仕事にいって

楽しく仕事をして

夜中に帰ってくる

ご飯を食べてタバコを吸って寝る

その晩もまた寝付けないから、スケッチブックに線を引いてみた

何を描こうと思ったわけでは無く

丸や直線や曲線をとにかく描いてみた

適当に色鉛筆で色をつけた

なんか、心が軽くなった

と言うよりも、そう自分に説明していた

絵を描くと心が落ち着く

絵は楽しい

描きたい

俺は絵が好きなんだ

明日も仕事だしそろそろ寝よう

それから間も無くして

とある事件が勃発した

間違いなく僕の人生の転機の一つだろう

この事件については今日は話さないが、気になる人がいればいつかこのnoteに書こうかなとも思うけれど、皆さんは気になりますでしょうか？リクエストがあれば書くけれど

まぁーまた後日ね！🙆‍♂️

そして彼女は家を出て行って

僕は会社を退社して

その町からも出て行った

周りの友達はみんな僕に同情してくれた

励ましてくれた

けれどその時、僕はみんなが思っているような心境に居なかった、もっと全く別の、真逆の事を考えていた、みんなが予想もつかない事

僕はずっと考えていた事だけれど

人生はこうもうまく、思いがけず進んで行くのかと感心していた

心に熱が、情熱が溢れ出した

いや

その熱はずっと湧き上がっていた

これが僕の心の根幹なのだと感じた

心の中に不安がまた広がって来た

このまま身を任せたらどうなってしまうんだろう？

怖いなぁ

そして思った。

「確かめに行くしかない。」

ダメならダメで、そんな自分を確かめに行くしかない、仕方ないなぁー自分に付き合ってやるか🤣

そしていろんな人に出会い、いろんな友達もできて、女性ともお付き合いをさせてもらって(今彼女居ないけど！笑)いろんなことがあって

僕はこの人達に会うことなく終わる人生は想像もつかないと思った

そう思うやっぱり物事は寸分の狂いなく完璧なタイミングで降りかかってくるのだと実感した

今でも不安が広がっている

けれどその不安が自分の道しるべになっているとも言える

怖いと思うこと、それは自分が興味のあることなんだろうと思う

今となっては画家になる事を決意できなかった頃の自分の方が怖いと思う

別に絵が売れてるわけでもない(全く売れない！笑)

ファンがたくさんいるわけでもない(全く居ない。と思う！笑)

誰かに評価されたこともない

だけどこれで間違い無いと思える

周りの人々や起こる物事に心から感謝しています

何が起こっても、それを待っていた！

と思えます。

死ぬまで描きます！

僕は画家になりたいのです。

それを確認するために生きるのです

それが僕のエネルギーです。

長文お疲れ様でした☺️🙏

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