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中川学 屏風絵の世界
イラストレーター・僧侶である中川学さんの屏風絵作品のご紹介です。
現在、大阪・天神橋筋2丁目の呉服 司光のショーウィンドウに中川学さんの屏風絵5作品を、お客様のご要望や季節などにあわせて不定期で入れ替え展示しています。
展示をはじめたのは2020年のコロナ禍の頃。活気ある商店街から急に人がいなくなり、司光も含め各店も日に日に休業を余儀なくされる事に。そんな中、普段は着物を飾っていたショーウィンドウでしたが、この際、少しでも商店街が明るくなるよう流れを変える事はできないかと。店舗前は毎日幼稚園児や家族連れ、サラリーマンの方々が行き交うため、老若男女が楽しめるような何かを飾れないかと思い、日頃お世話になっている中川学さんにご相談し、POP&モダンな屏風絵を飾らせていただく事になりました。
最近、屏風絵のお問い合わせ、ご購入の方も増えてまして、先日は香港出身のお客様が偶然ショーウィンドウの「物狂圖屏風」を観て一目惚れしご注文、ご購入されました。(ドバイのお家に飾るとの事)気に入っていただけ嬉しいです(*^^*)
という事で、ここで屏風絵のご紹介を少し。
(中川学さんの公式サイトはこちら)
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物狂圖屏風
イギリスのビジネスマンのための総合雑誌、MONOCLEの理想の旅客機特集のために描いたものを、和のテイストで再解釈した作品。イラストレーション表現の中に琳派のDNAを見つけることをコンセプトにしたCoRINPA展(平成27年)のために制作。
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![](https://assets.st-note.com/img/1719203619282-oCXebBx7TF.jpg?width=1200)
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桜に目白
日本の美術の伝統に「琳派」という流れがあります。江戸初期の宗達からはじまって、光琳、抱一、そして明治期の雪佳と続く「琳派」は町絵師の注文仕事で描かれた商業美術の系譜であり、強烈な自我を全面に打ち出したアートでもなければ、何かの意図を伝える手段としての乾いたデザインでもありません。アートとデザインの中間に位置して人々の暮らしに花を添える、イラストレーションこそその正当なる末裔であると自負しています。
この「桜に目白」は、桜、小鳥という日本の伝統的なモチーフを現代のセンスで描いてみたものです。
琳派のDNAを感じていただけたら幸いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719210483458-ufUy5cECGt.jpg?width=1200)
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nippon mandala west(日本曼茶羅 西)
玉岡かおるさんの書籍「にっぽん聖地巡拝の旅」と「にっぽん聖地巡拝の旅(あずま下り編)」の装丁画として描いたものを屏風としてブラッシュアップした作品。westは高野山、春日山、難波の海など近畿の聖地を描いています。古来日本は仏と神々が共存する国でした。神仏習合の日本の曼茶羅です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719210501604-UdFaXhgKgf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1718970439811-wQ3FFfdwoG.jpg?width=1200)
nippon mandala east(日本曼茶羅 東)
玉岡かおるさんの書籍「にっぽん聖地巡拝の旅」と「にっぽん聖地巡拝の旅(あずま下り編)」の装丁画として描いたものを屏風としてブラッシュアップした作品です。eastは富士山、出羽三山、陸前高田などの関東~東北の
聖地を描いています。古来日本は仏と神々が共存する国でした。神仏習合の日本の曼茶羅です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719210515881-RKzUMX1AQf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719210534947-xjpHVcQZDy.jpg?width=1200)
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松に鷺
日本の美術の伝統に「琳派」という流れがあります。江戸初期の宗達からはじまって、光琳、抱一、そして明治期の雪佳と続く「琳派」は町絵師の注文仕事で描かれた商業美術の系譜であり、強烈な自我を全面に打ち出したアートでもなければ、何かの意図を伝える手段としての乾いたデザインでもありません。アートとデザインの中間に位置して人々の暮らしに花を添える、イラストレーションこそその正当なる末裔であると自負しています。
この「松に鷺」は、松、鷺という日本の伝統的なモチーフを現代のセンスで描いてみたものです。
琳派のDNAを感じていただけたら幸いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1718970492159-d8zUFm8PGm.jpg?width=1200)
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デジタルプリント:株式会社スタジオSOU
表具コーディネート:藤谷美緒
屏風絵は全て完全受注生産。制作納期は約3週間。(年末年始、過渡期により変わることがございます)ショーウィンドウ内の屏風サイズは写真内の通りです。
絵は専用インクジェット用和紙にデジタルプリント。Adobe Illustratorで描かれたベクター作品はいくら引き伸ばしても画像の荒れ(ギザギザの線)が生じませんので、大きなサイズでの出力も可能です。(※サイズは表具可能な範囲での制作になります)
また額装の竿(木枠)や周りの布などの仕様の変更も可能です。
販売価格やご不明な点などありましたらお気軽にiD.(担当:泉屋)までお問い合わせ、ご相談ください。(※物価高、表具や紙の価格の変動により上代が変わることがございます。ご了承ください)
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〒530-0043 大阪市北区天神橋2-4-6(11〜19時/土曜18時まで/水・日・祝日定休日)
大阪メトロ「南森町」駅から徒歩2分 大阪天満宮、落語「繁昌亭」の目の前です。
ショーウィンドウは電気は消えてますが24時間開けていますので、いつでもご覧いただけます。
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中川さんの蛇腹折りのイラストブック「経典アートブック」妖怪モダンとPOPN BUDDHAの2種類も展示中。現在店頭で販売中です(1冊1,320円 税込)2種類共に残り冊数もかなり少なくなっています。いまのところ再販予定もありませんので、買うなら今です!サンプル本も置いてますのでぜひ手に取って見てください(^^)
以前には各メディアでも取り上げていただけました。
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ほんま突然でびっくりでしたが丁寧に取材いただけました!
右:円広志さん
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嬉しいことになかなか絵の入れ替えができません^^;
写真撮影もOKです!どんどんSNSにも宣伝してください(*^^*)
ぜひ大阪天満宮や天満繁昌亭来がてらでも気軽に見に来てください。
よろしくお願いいたします(*^^*)
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