いわたつ

▶︎小中高・専修教員免許取得→小学校勤務→学童クラブ/放課後子ども支援員 ▶︎教育を、学校…

いわたつ

▶︎小中高・専修教員免許取得→小学校勤務→学童クラブ/放課後子ども支援員 ▶︎教育を、学校・学童・学生・地域から考える ▶︎フリーランスでクリエイター活動中

最近の記事

家族と向き合うことで気づける、無自覚な自分の行動や価値観

結婚、出産、介護、死… 人は家族と向き合うといったとき、何かしらの「ライフステージの変化」を伴うことが多いように感じています。 あるいは、お金にまつわる出来事、家族構成の変化など、人生において何かしらの変化が起きるとき、「家族に伝える」というタイミングが出てきますよね。 「ライフステージの変化」を伴う「家族と向き合う」は、「向き合う」というよりも「許可を得る」「報告する」といったことがベースになっている…気がします。 そんな変化を伴わずとも、「家族の姿を通して自分の姿

    • 自分の可能性に、いつもオープンでいること

      「自分の可能性の芽を摘んでしまっているのは、いつだって自分自身かもしれない」と、感じることが多いです。これは、自分自身を振り返って気付いたことでもありますし、他人の姿を見ていて感じることでもあります。 人のことはさておき、僕自身が毎日自分に向かって「自分の可能性に、いつもオープンでいよう」「自分で自分の道を閉ざしていない?」と、じっくり心の声に耳を傾けることにしています。 誰かの言葉は励ましにもなるし、呪いにもなり得る 「自分の可能性を常に開いていく」ことを、繰り返し自

      • 【コーチングって大事、だけど】子どもに関わるときに考えていること

        【コーチングを学びたい】【コーチングを学んで仕事に活かしたい】 そんな先生が増えているように感じてて、めちゃくちゃいいなあと思っています。 それと同時に、子どもとコーチ的に関わるってことは、 自分の考え方の偏りやこれまで培ってきたモノサシを一度リセットしたり、価値観のバイアスをフラットにしたりする営みも加わっている ということにも気づくことになると思います。 学ぶことによって、他人を変えることの前に 「自分が変わっていく」ことで、人にもいい影響がある (そのいい影

        • 学童での宿題ってどうやってやらせてますか?

          学童クラブにおいて、宿題は大きな悩みのタネではないでしょうか? 保護者にとっては学童でやってほしいもの。学童ではやらせたいとは思いつつ、学校が終わった子どもの意識は遊びに向かっていて、叱って怒って宿題をさせるのも何だか疲れるし、虚しいですよね。 学校が宿題を出すのは「学習習慣の定着を図ること」が目的の場合がほとんど。学力の補充という側面もありますが、「自ら学習と向き合えるかどうか?」がすごく大事になります。 だから学童でも「宿題が全部終わるかどうか?」ももちろん大事にして

        家族と向き合うことで気づける、無自覚な自分の行動や価値観

          【学童クラブで高学年の子がいうことを聞きません】

          学童保育に集まる子は、どのクラブでも小学校1から4年生の児童が多いんじゃないでしょうか?僕が関わってきたクラブも同様の状況です。 そのような中ですが、「学童」ということだけあり当然、小学校5・6年生も所属できます。まれに高学年が多くなったりすると、支援員の皆さん「どうやって接したらいいのだろうか?」と距離の詰め方を考えたり悩んだりされるのではないでしょうか? 同じ小学生と言っても、1・2年生を相手にすることと、5・6年生を相手にすることは、全然勝手が違う。勝手が違うのに、

          【学童クラブで高学年の子がいうことを聞きません】

          目的にたちかえること【子どものよく生きるを考える】

          子どもと関わってると、本当にいろいろなことが起きる。 いろいろなことが起きるが故に、せっかく子どもが少しずつ成長や変化の兆しを見せていても 『自分たちって何やってるんだろう』 『本当にこのままでいいんだろうか』 と感じることがたくさんある。 今この瞬間に結果を出すこと。日々何も起こらないようにすること。もちろんそこへの配慮は怠らない。準備も、声かけもしていく。 その中でも、小さなトラブルは起こる。起きて良いとは思ってない。 その中で大事なことは、慌てずに一つ一つのこ

          目的にたちかえること【子どものよく生きるを考える】

          ありのままの自分で夢を語る「くるまざ大学」(地球宿@安曇野)

          気づかないうちに着ている「服」に気づく人は気づかないうちにいろんな肩書きの鎧を着たり、着せられたりしています。「元学校の先生」「海外に行こうとしていた」「学童の」「リコーダー吹きの」ボク、いわたつ。 このような肩書きは、自分の頑張ってきたことだし、得意なことであり、好きなことでもあって。 そのどこかで、「何者でもない『いわたつ』としての自分」で居たい。こんな気持ちになった経験はありませんか? 何者かになりたくて、『役割』という服をたくさん着てきました。そんな服を1つずつ

          ありのままの自分で夢を語る「くるまざ大学」(地球宿@安曇野)

          ループでもない循環を創る【よく暮らす・よく生きる探究】

          これは、とある地域を旅したときの話。 その町には、若い人がなぜだかたくさん集まってくる場所があった。若い人が何かを考えたり、相談したり、創ったり、手伝ったり。そん場所。 そこには、若い人だけではなく、地域の人もなぜだか集まってきた。 地域の人は、何か特別な話をしにくるわけでもないし、お茶を飲みにくるといった感じでもない。フラーっときて、何かしたり、しなかったりして、またフラーっと帰っていく。 下手したら、1日のうちに4組くらいの人と出会ったのだが、いろいろなモノを持っ

          ループでもない循環を創る【よく暮らす・よく生きる探究】

          歩く速さで生きる【よく暮らす探究】

          音戸 広島から電車とバスを使ってたどり着く離島。 音戸大橋で本島と繋がっているものの、ここでの暮らしは街のスピードに比べて明らかにゆっくりだ。 手押し車を押すおばあさん、買い物カゴをキャリアに乗せて引くおじいさん。ボクの歩く速さの3分の1。いや、それよりも遅いかもしれない。 車なんか通れない細い路地の中を、自転車で、徒歩で、人がすれ違う。 後ろから通る自転車のおじさんに『こんちは〜』と声をかけられる。 すれ違う人には『若い人がようきてくんしゃった』とばかりににっこり

          歩く速さで生きる【よく暮らす探究】

          生まれて初めて32歳になりました

          誕生日の記憶をたどりながら、 1989年10月7日に、愛知県の北西部で生まれました。生まれた時間はお昼の12時23分。カレーの匂いが漂うランチ時だったとか。太陽が天秤座の位置にある10月の期間、ちょうど太陽がほぼてっぺんに生まれたボク。天秤座らしい天命を生きられているでしょうか… 自分が生まれた時の様子は思い出すことはできませんが、みんなの話からなんとなく想像をすることができます。でも、いつの日か生まれた時の様子って思い出せるような気がしています。 それは多分、母は生ま

          生まれて初めて32歳になりました

          子どもとのやりとり「言葉」だけで勝負しようとしていませんか?

          子どもに関わる仕事をしていると 「なんと言ったら上手く伝わりますか?」 「子どもの発言に上手く返事ができなくて…」 「こういうとき、なんと言ったらいいのでしょう?」 という相談をよく受けます。このことに関して、思うことを書きたいと思います。 ポジティブ変換の修行時代 〜小学校教員の経験で学んだことボク自身、小学校の先生をしていたときに 「こういうときなんて言ったらいいですか?」 「こういう保護者さんにはなんて返事をしたらいいですか?」 と休み時間のうちに、職員室や隣

          子どもとのやりとり「言葉」だけで勝負しようとしていませんか?

          仕事以外の自分も持っておきたい〜先生と暮らしのコラム⑤+Shining One

          今日も1日お疲れ様です、いわたつです。今日はカットに出かけました。 仕事を忘れた自分の姿を最近見たのはいつ?カットとか整体とか行くとだいたいが仕事の話題が中心になります。それは嫌じゃないんだけど、自分にはそれしかないのだろうか?と疑問に思うことがよくあります。 今日はついつい仕事の話と繋げてしまう自分のスイッチを切り、今気になって仕方ないこと、夢中になっていることについて話をしてみました。 今気になっていることは次の通りです。 ①髪の毛を伸ばしていて、くるくるパーマを

          仕事以外の自分も持っておきたい〜先生と暮らしのコラム⑤+Shining One

          宿題がないとかあるとか、多いとか少ないとか

          ボクが勤務する地域では、夏休みが終わり、新学期のスタートです。学童に勤めていて、あるいは教員時代でも良く考えたのが、 「宿題の有無、あるいは量や内容について」 こんなことについて、一緒に働くスタッフさんと話していたので、まとめてみました。 1 そもそも宿題って何よ・家庭での学習習慣を身につけるために取り組むもの と良く言われます。それはそれは大事な定義で、これ以上の大義名分を見つけることはなかなか難しいでしょう。その上で、 ・宿題は、ある意味では残業である と言う

          宿題がないとかあるとか、多いとか少ないとか

          ケアに関わることで、自分を犠牲にしていないか?

          子どもと関わる仕事に関わる全ての人に時々思うのは、 「自分を犠牲にしてまで、子どものケアに関わっていないか?」 ということ。「子どものためなら」と考え始めることには、本当に際限がない。おうちの人も、学校の先生も、福祉や教育に関わる人も。 変な話だが、「お前」とか「おい」とかって言われながら仕事をするのは、多分誰もがしんどいと思う。いわゆる子どもの「荒れ」に向き合うのは、なんだかんだ言って覚悟のいることだと思う。 子どものケアに関わると、当然しんどいことにも出会う。しん

          ケアに関わることで、自分を犠牲にしていないか?

          先生とくらしのコラム④人生のスタートとゴールは誰が決める?

          1 「ありがとう」と「お疲れ様」が交錯する夏休み子どもたちの夏休みも終わりに近づいてきました。教員と学童の先生を経験した身として、まずは学校の先生に。 学校の先生はいよいよ2学期ですね。夏休みはゆっくり休めましたか?学童と一緒にまた子どもたちとの時間を過ごしていきましょう。学校の中のことは学校の中だけで解決できるかもしれませんが、学童の先生方もいろんなことを考えて日々接しているみたいです。機会があれば5分だけでも話してみると、意外な側面が見えてきたりして。2学期もよろしくお

          先生とくらしのコラム④人生のスタートとゴールは誰が決める?

          自分の棚おろしと自己紹介

          いわたつです。このnoteでは、永松茂久著「30代を無駄に生きるな」を読んで、「自分の棚卸しをする」と決めたボクが、自己紹介もかねて書いている記事です。 ①できること自分だったら何ものかになれるんじゃないか?とあれこれ模索してきました。 ・リコーダーを使ったお話 音楽の活動はやっぱり好きで、ライフワークで続けていきたい。小学校の先生だった経験や、ライブハウスからさまざまな施設で演奏してきた経験を生かして、リコーダーにまつわる話をすることができます。流行りの曲から、「リコ

          自分の棚おろしと自己紹介