【風呂酒日和139-2】 大衆酒場 ダイコク堂

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

さて、実はゆートピア21でお風呂上がりにロビールをキメた私。サウナも入ってさっぱり、先行ビールも飲んで完璧なコンディションだ。
そしてさすが駅前、選べる店はたくさんある。駅前にも関わらず私好みの赤提灯っぽいところが点在しているナイスな亀有。

狙いを定めたお店に向かうとそこはアーケードのある商店街だった。なるほど、だからこの道沿いにいっばい赤のマークがついてたのか。

お刺身をめがけてチェックしていたお店にたどり着いたのだが、前の看板の文字や中の雰囲気を見て立ち止まり、ちょっと悩む。
なるほど、こういう感じか…。思った以上に個人店っぽくなかったのと、かなり盛況していてわいわいだったの見て尻込みする私。
んにゃー...(尻込み鳴き)どうするかなぁ。でもここまでずんずん歩いて来ちゃったし。

うわ、まずいぞ。するっと入れないと、結果その後どこを見ても「うーんなんかちょっと違うかも...」になるこの流れ、知ってる。

ふと隣を見るとそこも居酒屋さんのようだ。ホワイトボードに書かれたおひとり様大歓迎の文字を見て、反射的によし行け！と思い、扉を開けてみる。