レンタルスペースで大人の宅飲み会やってみた!
「今何してんの?」
「バイト終わって帰ってきたとこ」
「飲もうぜ」
「いや〜金ないわ」
「じゃあビール買ってお前んち行くよ」
「ねぇ暇〜!」
「うちでタコパでもする?」
「いいね〜あ、うちにチーズあるから持ってくね!」
「じゃあ私お酒持ってく〜」
暇人たちが家に集まり、誰かがまた誰かを呼ぶ。
いつの間にか人が増えて、狭いアパートでぎゅうぎゅうになって飲む。
大学時代はそんなことばかりやっていた。
マリアージュなんてあったもんではない。家で作ったものやスーパーのお惣菜、バイト先で持たせてくれた賄いの残り。
安いお酒を買っては集い、高いお酒をもらえば皆喜んで友達を呼んだ。
私のビール好きと酒飲みのルーツはこのサークルから始まったと言っても過言ではない。
もちろん毎日飲んだくれていたわけではないけど(多分...)、私が所属していた軽音学部はこういうだらけきった集いがよく催されるサークルだった。
時間を溶かしていたような生産性のない毎日であり、今思い返すと人生の夏休みとも言える最高のひととき。
とはいえ大学生活は終わる。卒業してしばらく経ち、結婚したり子どもが産まれた人も増え、宅飲みどころか外で集まって飲む機会も年々少なくなった。私たちは大人になったのだ。
そんなある日、今も仲良くしている同期の友人とこんな会話になった。
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