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サトウ語録その30「女将をお持ち帰りするサトウさん」

【サトウ語録】
帰国子女の同僚サトウさんの聞き間違いや言い間違いがなんとも面白くて、サトウさんの生み出す新しい言葉を日々記録している私。
名作が生み出されると「今のは殿堂入りかも!」などと偉そうにレビュー。「いやぁまた新しい言葉を作っちゃったなぁ」なんて喜ぶ(?)サトウさん。
そんな愉快な職場の一幕をおすそわけするマガジン

今日もうちのオフィスは他愛のない話で盛り上がっている。
今話しているのは、クライアントとのやり取りの話。

サトウさんが前まで携わっていた案件が、最近木村さんの担当になった。しかしどうやら木村さんは、そのクライアントとのやり取りに困っているようで。

木村「サトウさーん…あそこの担当の人、結構せっかちだしいきなり無茶振りしてきません?」

サトウ「あ〜確かに思いつきで"これできない?"なんて言われたりしますよねぇ」

木村「ですよね!私いっつも返答に困っちゃって…。こういう時ってどう返したらいいんですかね?」

サトウ「そういう時はもう、正直に自分だけの判断ではすぐに返答できないって言ってしまった方がいいですよ」

木村「それはそうなんですけど、なんかいつもしどろもどろしちゃって...」

サトウ「僕はいつも"おかみに確認します"って言って、お持ち帰りさせてもらいます!」

木村「お、女将...?」


サトウさん、その"おかみ"というのはもしかして、上席とか上の者みたいな言葉を間違ってインプットしちゃってたりします...?それとも弊社、老舗の温泉旅館か何かでしたっけ...。

色々と怪しい日本語を駆使しながらも、親身になって木村さんに女将をお持ち帰りする方法、じゃなくて「上に確認するのでこの件は一旦持ち帰らせてください」の切り返しワードを教えてあげるサトウさん。


どうしよう、このままだとサトウ語を操る人がオフィスにもう1人生まれてしまうかもしれない...。


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