【風呂酒日和80-2】 六人衆(ろくにんしゅう)
武蔵湯を出て駅に向かう帰り道。
行きに目星をつけていたあそこ。まだやってるかな。
美味しそうなお店をすでに見つけていた私はそこを目指す。
なぜかわからないが「ここだ」と思って悩まない時はだいたい当たりの時が多い。自分の勘を信じてお店へ向かう。
着いた。やってた〜わーい。
どどーんと壁に店の名前があるなんだかかっこいい外観。木の扉の真ん中あたりが磨りガラスになっているが中の様子は見えない。
いそいそ向かっておきながら店内が見えないと、ドアに手をのばすのにちょっと躊躇するのが私のいつものパターン。
意を決して「よろしくおねがいします!」みたいな気持ちで思い切ってカラカラと扉を開ける。
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