学ばないブラコン過ぎる私と、学ばないシャイ過ぎる兄
私はここで両親の話をよく出すが、兄の話をあまりしない。
特に疎遠なわけでも嫌いなわけでもない。
むしろ小さい頃はブラコンではないかと思うくらい、私は兄のことが無条件に大好きだった。
お兄ちゃんってすごい!と思っていたし色んなとこについて回り、なんでも真似したがった。
小学校の頃は真似してサッカークラブに入ろうとしたが「いやだやめろ」と怒られてやめた。(従順)
今はそれほど崇拝も溺愛もしていないが、まぁまぁ好きは好きだ。
しかし、これは基本的に私の片思いである。
兄は昔からシャイだしそっけない。そして自分の話をあまりしない。
どこかで聞いたような特徴ではある。
多分、兄のシャイは父譲りだ。
兄が結婚する時も、彼が家族内メッセージで両親に向けて送った「婚姻届の証人の書類を...」というようなやり取りで、私は「え?結婚するんですか?誰と?」と知ったくらいだ。
さすがに両親は事前に話を聞いていたと思うが、私は結婚を考えている人がいるのすら知らなかったし、そもそも兄に「彼女」という存在がいたのを今まで1人も見たり聞いたりしたことがなかった。
性格は心優しいが、ちょっとつれない兄である。
そんな兄に、幼い頃の私は無償の愛を降り注いでいたため、はふはふと犬のようにところかまわずじゃれついていた。
兄はきっとそれが恥ずかしくて、人前ではいつも嫌がっていた。
そんなことは気にせず愛のままにわがままに兄に日々飛びついていた私だったが、その愛の深さのせいで、そして兄のシャイが極まったせいで、大怪我をしたことが2度ほどある。
そんな歌(?)を歌うB'zもびっくりの割と結構な大事故である。
せっかくなのでこちらをBGMのように流しながら、私が兄を愛のままにわがままに愛し過ぎた結果、物理的に傷つきまくった悲劇を読んで欲しい。
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