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動画で紹介!【わらべ歌遊び】ぼうず

わらべ歌遊びを新たに紹介します。

時間がある方はこちら↑もご覧ください。

今回紹介する歌は子を育てる親の気持ちを遊びにしたものです。

♪~ぼうず ぼうず かわいときゃかわいけど にくいときゃ ぺしょん!

おそらく我が子を思う気持ちがありのまま表現されたのでしょうね。保育園ではいたずらをした子どもを叱る時にもこの歌を歌っていました。

では早速動画をどうぞ。

聞いたことある方がたくさんいるかもしれません。初めて聞いた方も歌詞が短く、覚えやすいのですぐに遊べるでしょう。

<遊びが使える場面>

座位の取れない0歳児も寝たまま触れ合い遊びとして楽しむことが出来ます。ゆっくり優しく歌うと、眠るための子守歌にもなります。

簡単なベビーマッサージとしても楽しめます。背中をさすったり、頭をさすったりいろんな場所をさすって楽しむと皮膚の刺激にも効果があります。

個別だけではなく、うちわで手を作ると集団の中で楽しむこともできます。ちょっとした待ち時間にうちわを持ちながら目を合わせて「誰にしようかな・・・」という顔で見つめると子どもたちは大興奮!5分ももちます(笑)

<遊びの着眼点>

「矛盾」を楽しむ

頭をなでたり、おなかをなでたりいろんな場所で楽しんでください。心地いい場所とそうでない場所が見つかると言葉のやり取りが無くても楽しみ方が変わってきます。また、怒られるのは嫌だけど、この歌では叱られるのはなんだかちょっと楽しいと思えたりもするのです。0か10になりがちの子どもの心ですが、この遊びでは矛盾を楽しみます。

イライラする気持ちを伝えつつ、愛情も伝える

いまだ小さい子は怒られている理由などを理解できなかったりします。例えばティッシュをたくさん出してしまったりした場合、その場からティッシュをとるか、いたずらしている子を移動させて物理的に距離を離さなければならない場合があります。本人は遊びの延長で行っているため、遊んでいるものを取られた!と泣いてしまうかもしれません。そんな時に、この歌を歌って気持ちの切り替えをします。もちろん気持ちの切り替えをするのは子どもだけではなく大人も同様です。感情が尖っていくことを鎮めるように、この歌を歌って触れ合います。叱られても最後には「はははは」と笑いが起きる魔法の歌です。

個別で注意が難しい場面でも

保育園や幼稚園にいるとなかなか担任が個別で子どもを指導する場面と言うのは設けにくいものです。野次馬ちゃんはどこまでもついてきます(笑)集団の中で厳しく指導すると子どもの心は傷ついてしまって「怒られない様に」「いい子でいなきゃ」と意識づけの呪いをかけてしまうことになります。すると嘘をつく様になったり、謝れなくなったり自分を守ることを優先するようになって行くのです。そのような呪いをかけないっためにも、何か子どもに指導する場面があったらこの歌を使うのです。そのあとに「後でお話しようね」と伝えても、子どもが怯えたりせずにその後の時間を過ごせます。トラブルの大きさにもよりますが、歌には始めがあって終わりがあります。「指導の場面がいつ終わるんだろう」と思われるような時間になってしまったら反省の気持ちもどこかへ行ってしまいます。私は「かわいときゃ、かわいけど」の部分をこちょこちょにしてあえて指導時間を設けないときもありました。すると自分から謝る子も出てきましたよ。謝るテンションを高めることも時として必要になります。

こんなサイトもあります。奥が深いわらべ歌遊び、大人の自戒として歌われている内容もすごく多いのです。大人が子に対し、歌のような大人にはなってはいけないよという思いが隠れているのでしょう。

ほかのわらべ歌も紹介しています。ぜひご覧ください。

この記事が参加している募集

お掃除係の実習を体験した保育士さん、きちんとした指導・教育を受けられずも頑張る支援者さん…など現場に困り感を持っている方へサポートすることで、子どもたちに還元されるものがあるのではと信じています。よろしくお願いします。