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hidekimochi
2023年5月30日 11:44
金利、為替、株価の関係金利とはお金の貸し借りについて回る金利。例えば私たちが銀行からお金を借りる際は、「貸主」である銀行が「借主」である私たちを信用するその度合いに応じて金額とともに金利も決められて、お金を貸してくれます(この銀行の一連の行動を「与信」と言います)。金利は「利息」とも言いますが、銀行にお金を預けてくれた人にはこの利息を支払います。この利息ですが、預けてくれた人に支払
2023年5月28日 22:45
シリーズ企業決算 キャッシュフローで企業の本当の力を知る企業決算シリーズとして今までに2つの書類をご紹介してきました。まず1つ目が損益計算書、略してPLと呼ばれているものです。このPLは、 ある一定の期間、例えば1年間、半年、3ヶ月といった特定の期間に、企業がどれだけ利益を出したか、または赤字を出したか、というものでした。そして、その各期間の期末の時点で、企業がどんな財産を持っているの
2023年5月27日 11:03
デフレ脱却と景気回復物価高我々国民の日常生活に切ってもきれないものが、物価高でしょう。物価高と聞くと、何か悪いことのように思えそうな節もありますが、必ずしもそういうわけではありません。現在、政府・日銀では、デフレ脱却へのシナリオを淡々と進めている状況です。政府がデフレ脱却を表すものとしては、以下の4つの指標を重視すると言われていいます。1.消費者物価指数2.国内総生産(GDP)
2023年5月25日 19:49
NISAもいいけどiDeCoもね来年から実施されるNISA拡大。その陰に隠れているのがiDeCo、個人型確定拠出年金です。iDeCoは10年前に比べると資産額が6倍以上に増え、2022年には3.7兆円となりました。ただこれはNISAの7分の1です。どうしてもNISAが目立ちますよね。このiDeCoも実は拡充されることになっていて、使い勝手が良くなります。どんな点で制度改正されるの
2023年5月22日 16:07
インデックスとアクティブ来年からNISAが拡大するということもあり、世間一般でも私の周りの方々の間でも、投資信託(ファンド)への関心の高まりを感じます。皆さんはいかがでしょうか。ところで、ファンドには大きく2つの種類がある、ということはお分かりになっていると思います。その2つとは、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」です。インデックスファンドは、市場全体の動きを表す代表的
2023年5月21日 11:47
ようやく日の目を浴び始めた日本株今週は、G7の報道で議長国・日本の役割や効果があらゆるメディアの紙面、時間を占めています。その陰で、日本株が見直されているという記事も見られています。一旦、ここで日本株について整理してみたいと思います。まず、現時点の日本株です。先週19日金曜日の日経平均株価は7営業日続伸し、バブル崩壊後の最高値でもある30,808円35銭の値をつけました。そのバブル
2023年5月20日 17:38
シリーズ企業決算 貸借対照表で安全性を見る前回は、企業がどれだけ稼いでいるかということを見るPL、つまりPL「損益計算書」についてお伝えしました。PLでは、ある一定期間で上げた売上高からいろいろなコストを引いていき、最終的にどれだけの利益が残ったかを見るものでした。今回は、BS(バランスシート)、つまり「貸借対照表」についてお伝えします。貸借対照表とは?このBSは、PLのように一定
2023年5月17日 11:02
シリーズ企業決算 損益計算書で稼ぐ力を見る企業決算は会社の健康診断各企業の決算発表が先週あたりでピークを迎えましたね。株式投資をしている人はもちろんのこと、普段ご自身の仕事をしている人も、自分の会社や業界の情報を得るためにも、企業決算の情報はとても有効かと思います。一言で言うと企業の通信簿とも言えますし、健康診断書、とも言えるかもしれません。人間の体の中の血液が、体のどこに血液が回
2023年5月14日 12:50
その時、何ができるか。「がん」の場合女性のがん患者、男性の2倍幸せに生きるためには、お金も身体も健康でなければなりません。しかし、生きていれば、病気も怪我もします。その一つでもある「がん」。全体的には男性が65.5%、女性は51.2%が「がん」と診断されると言われています(国立がん研究センター統計 2019年)。数字上では男性が多いのですが、世代別に見てみると20~50代の年齢では
2023年5月11日 16:05
金融経済教育を受ける理由ファイナンシャル・ウェルビーイング「ファイナンシャル・ウェルビーイング」という言葉をご存知でしょうか。これは、ザクっと言ってしまうと「経済的幸福感」という意味になります。英国の金融関連の目標も、この「ファイナンシャル・ウェルビーイング」を掲げています。『将来のお金に心配のない状態を創り出すことができるように、個人の金融リテラシーを高めること』を国策としているの
2023年5月8日 10:02
企業型DC、個人型iDeCo、つみたてNISA皆さんは老後に備えて資産形成はしていますか?老後のための資産形成として代表的なものは、制度として3つあります。それは、確定拠出年金(DC)企業型と個人型(iDeCo)、そして少額投資非課税制度(NISA)の「つみたてNISA」の3つです。かくいう私もiDeCoとつみたてNISAを行っています。ちなみに株も細々と行っていますが、株は老後という
2023年5月7日 11:33
狙われるZ世代今回はズバリ!「投資詐欺」についてです。ゴールデンウィーク初日の日経新聞にも投資詐欺について注意喚起の記事が掲載されていたので、そちらも参考にしたいと思っています。私も仕事柄、色々な案件が舞い込んできます。その中には、明らかに「????」と首を捻るような内容もあります。私は、そういったものにいちいち反応するようなことはありませんが、今特に狙われているのは「Z世代」の方達だ
2023年5月6日 10:50
失敗しない!おひとり様の住宅購入僕の住宅購入事情かつて僕は結婚をしていて、家族と共に郊外の一軒家で暮らしていました。固定金利で35年の住宅ローンを某銀行(現在の某メガバンクの前身)で組んで、毎年毎月せっせせっせととローンを返済していました。30歳という若さで家を持てたということで、当時は年齢的にも割と早かった方だったと思います。なぜ家を買ったかというと、家族でのびのびと暮らす家が欲し
2023年5月5日 14:56
AT1債は株と債券のハイブリッド証券今回はAT1債についてお伝えします。聞きなれないこの言葉ですが、正直なところ、3月の私もクレディ・スイスの破綻危機が報じられるまで、聞いたことがありませんでした。ですので、一緒に学んでいけたらと思います。AT1債とはまず、AT1債は、「Additional Tier 1債券」の略で、株式と債券の中間の性質を持ったハイブリッド証券の1つです。別名