「青い森」から「青い空」へ…… 21.4.29

想い出の菊池俊輔作品。

<『ドラえもん』を筆頭とするアニメ>
僕が初めて買った劇伴「レコード」(『CD』ではない!)。
ドラ初代OPのイントロがなんかすごくない?←語彙力

僕の世代的(51歳)には、他に『Dr.スランプ』なども記憶に残っている。


<1970~80年代の一連の大映ドラマ>
「赤い」シリーズから始まった、出生に秘密を持つ薄幸な少女が運命に翻弄されるアイドルドラマ。意外にも第一作ではなく第二作から担当。情念的なメロディーがドラマを盛り上げる。
「赤い」シリーズ終了後、『スチュワーデス物語』で、再び音楽を担当。
社会現象的大ヒットにより、その後も似たよう……えー、同テーマのドラマが連発され、果ては別の局でも同種のドラマが制作。局は違えど曲(音楽担当)は同じという、まさに売れっ子。
シリアスなドラマでは徹底的にシリアスに、コミカルなドラマでは徹底的にコミカルに、とまさに職人芸を見せて(聴かせて)くれる。

<『仮面ライダー』を筆頭とする特撮ドラマ>
明朗痛快なメロディーで、かつ勇壮。
個人的には、『超人バロム・1』の主題歌が
ルロロロロロー
ギュンギュギューン
とオノマトペ(擬音語)だらけで楽しい。

<『暴れん坊将軍』を筆頭とする時代劇>
あまりにも有名な『暴れん坊将軍』のイントロ。
もはや時代劇そのものを代表するテーマ曲。


全体としては、シリアス・ハードな曲調が多いイメージだが、ほのぼのコミカルアニメも長く続いているため、イメージが固定しない、オールラウンドプレーヤー。

ここまで多岐のジャンルにわたって担当された作曲家は珍しいのではないか。
そして、大衆的かつ土着的なメロディーは、東北(青森県弘前市)ご出身ならではなのかもしれない。

「青い森」に生まれ、「青い空」へ旅立った菊池氏……。


幼少の頃から、菊池さんのメロディーを子守歌代わりに育ちました。本当にありがとうございました。


♪アンアンアン とっても大好き 菊池さん





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