蚊帳と「お母様」・3 22.9.30
我が家にはもちろん蚊帳はないが、これといった害虫対策を取ってこなかった。
たまにキン某ールを寝室に噴霧するぐらいだが、殺虫剤を部屋の中に撒く行為には抵抗感がある。
とはいえ、なるべくなら蚊には刺されたくない。
そこで考えたのが
蚊取り線香。
殺虫成分を部屋に充満させること自体はキン某ールとそんなに変わりがないのだが、それよりは体への負担が軽いのではないかと思った。何の根拠もないけど。
早速100均で蚊取り線香購入。
8月某日の熱帯夜に試してみたのが、
けむい。思った以上に。
化学成分マシマシ感がハンパではない。毒ガスを薄めたような煙の中で寝ろと言うのか。
これだったらキン某ールの匂いの方がまだまし。
それで、肝心の効果のほどは
刺された。
だが、一時間程度焚いて、煙に耐えられずすぐに消したので、それが原因かもしれない。
一般的に蚊取り線香は一晩焚くものなのかもしれないが、安全を考えると不安が残る。
ちなみに、受け皿として、余っていたプラスティックの容器を使ったら
煙が落ちて変形した。
蚊取り線香の煙はこうまでけむいものなのだろうか。それとも100均商品だから良くなかったのだろうか。
ほとんど蚊取り線香を使わないまま夏が終わってしまった。
現在は薬を使わない点で、蚊帳が再評価されているらしい。
でも、仮に売っていたとしても、面倒くさがりの僕のこと、きっと吊しっぱなしにしてしまうだろう。
……あっ、『本日も晴天なり』の話だった。
『マー姉ちゃん』との違いは、あの金銭感覚のかけらもない「お母様」の存在で、それがスパイスにもなっていたが、今のところは善人揃い。
今のところは定番の流れで進んでいるが、良くも悪くも「戦中戦後のホームドラマ」の大枠を外れることはないと見た。
ホームドラマだからこそ、癖の強い人物って重要。
おわり
いただいたサポートは、飛田流の健全な育成のために有効に使わせていただきます。(一例 ごはん・おかず・おやつ・飲み物……)