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牛歩記録

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牛のように図々しく歩いていたいと願っている平穏な日常です。時々平穏ではなくなるかもしれません。
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#毎日note

大自然を駆ける

大自然を駆ける

湖のほとりで流木に腰を下ろし、風に吹かれながら波打ち際を見つめる妙齢の女が一人。

女は思う、「うわあ〜一日中こうしていたい〜煙草1カートン吸いてえよ〜〜〜〜」

女とは今日の私のことである。持病の気管支喘息さえなければ、煙草を1カートン吸えるのに。

仕方がないので足元に転がる石を取り、湖へ投げる。また投げる。そして投げる。

はたから見てどのように映っただろうか。女が一人、真剣な表情で意味もな

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夏目漱石に「美しいもの」を問われた

夏目漱石に「美しいもの」を問われた

私は夏目漱石が好きだ。作品はもちろんのこと、暇さえあれば墓参りにも行く。もしかしたら彼が化けて参拝者に紛れ込んでいるかもしれないと思って下駄に作務衣を着てよく雑司が谷霊園を闊歩したものだ。やばいな。

夏目漱石を好きになってしまったのは私がイギリスのオックスフォードに留学していた時のことだった。留学生活一週間めで環境の変化に適応しきれず私は早速熱を出した。学校も休んだ。

一日中寝て、ちょっと起き

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妖怪になりたい

妖怪になりたい

そろそろ人間に飽きてしまった。

と言いつつもまだ24年しか人間をやってないのだけど、いや、24年もやっていたらもういいだろと思う。30年も40年も50年も人間ができている人は尊敬に値する。

私は人間社会にうまく迎合できなかったので、今や人間にも妖怪にもなれない悲しき存在と成り果てている。

毎日決まった時間に決まった場所へ行ける人たちに想いを馳せては羨ましいようなバカバカしいような複雑な気持ち

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