ヘラルボニー

「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニー「ヘラルボニー」のマガジン。福…

ヘラルボニー

「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニー「ヘラルボニー」のマガジン。福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。【Corporate】http://www.heralbony.jp【Online Store】https://heralbony.com/

マガジン

  • Essay

    社員が綴る、切実な想いと裏話の数々。

  • Works

    へラルボニーが企画を手がけたプロジェクトのストーリー。担当者の想いや企画の裏側を赤裸々に。

  • Recruit

    インターンやスタッフの募集情報をまとめています。

  • Interview

    素敵なアート、には描かれない本当の話。

  • Event

    ボップアップショップなど、ヘラルボニーの活動展開を要チェック。

最近の記事

世界一周で出会ったのは、自分の「無意識の偏見」だった

みなさま、初めまして。 2023年6月に新設されたウェルフェアチームの立ち上げメンバー、神 紀子(じん のりこ)と申します。 あっという間に時が経ち、気づけば入社後から進めていた新規事業【DIVERSESSION PROGRAM(DE&I研修)】がローンチするに至りました。 ヘラルボニーを通して関わる方も増えてきた今、改めて”なぜここにいるのか”をnoteを読んで下さっている皆様にも、お伝えできたらと思います。 そのためには、私の人間像も書いていくのですが、 一見穏やか

    • 多様性の教科書「HIP HOP」に耳ヲ貸スベキ。

      世界一多様性を体現する文化が、ヒップホップ。2024年3月10日(日)22:00〜22:30「my name is(ABEMA)」のヒップホップドキュメンタリーに双子出演しました。 誤解を恐れずに伝えると、ヘラルボニーには「“名も無き”思いや作品を、自分たちが後押ししていく」ヒップホップ魂が力強く根付いている。 ジャパニーズヒップホップであえて言うならば「KREVA」のような存在に成長したい。KREVAは、超実力派が集うアンダーグラウンドなフリースタイルバトルの大会「B-

      • 発達障害のある子の母になりました。だからこそ本気でビジネスを、未来を、作ることに挑みたい。

        「お母さん、発達障害って診断書に書いていいかしら?」 忘れもしない、2020年6月19日。 小児科の先生から言われた言葉です。 なんて答えればいいかわからないのに、涙が止まらない。 必死に堪えながら会計を済ませ、2歳の娘を連れて、診断書を手に病院を後にしました。思えばこの帰り道から、ヘラルボニーに出会う運命は始まっていたのかもしれません。 ーーーー 2024年1月にヘラルボニーに入社した國分さとみ(こくぶん さとみ)です。 現在はアカウント事業部で、戦略設計やビジネス

        • 「社会にいいこと」をカッコよく。社員・顧客・取引先…ステークホルダー全体を共感で巻き込む【JAL&ヘラルボニー】

          ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、企業様とさまざまなカタチでコラボレーションし、社会課題の解決を目指しています。 そして今回登場いただくJALさんとは、2021年より共創の取り組みを重ね、2023年にはヘラルボニーと業務提携を締結。イベントの開催やアメニティグッズのアート採用、動画制作とさまざまなチャレンジを進めてきました。 JALとヘラルボニーが出会ったきっかけ、ヘラルボニーとの共創によってどんな成果やシナジー効果が生まれたのか。 機内アメニティなどの商

        世界一周で出会ったのは、自分の「無意識の偏見」だった

        • 多様性の教科書「HIP HOP」に耳ヲ貸スベキ。

        • 発達障害のある子の母になりました。だからこそ本気でビジネスを、未来を、作ることに挑みたい。

        • 「社会にいいこと」をカッコよく。社員・顧客・取引先…ステークホルダー全体を共感で巻き込む【JAL&ヘラルボニー】

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        記事

          続・卒業文集

          はじめまして、2023年9月に入社をした田村渓一郎(たむら・けいいちろう)と申します。 札幌生まれ仙台育ち、Abu Dhabiを経由して現在は盛岡本社に勤めております。 好きなものは自然、写真、音楽、お酒。 アートや福祉には何の関係も興味もなかった私ですが、今こうしてヘラルボニーの入社エントリを書いていることに感謝や驚きなど様々な感情を抱いております。 私も入社前から大好きで読み漁っていた「入社エントリ」。 いざ書くとなると何を書いていいのやらですが、私の常に考える「顔の

          続・卒業文集

          卓球・伊藤美誠がユニフォームにヘラルボニーのアートを起用した理由

          ー1人1人の個性が、羽ばたいていった形が異彩なんじゃないかと思います。1人として同じ人間はいないし、持っている考えや才能も全員違うと思いますし。ヘラルボニーさんと同じ考えだと思うんですけど、その人の可能性を信じて、縮こませるんじゃなくて、広げて羽ばたかせていくってことが大切なんじゃないかと思います。 こう話すのは、卓球・金メダリストの伊藤美誠(いとう・みま)選手(23)。 2016年のリオデジャネイロオリンピックに15歳で出場し、女子団体で史上最年少で銅メダルを獲得。20

          卓球・伊藤美誠がユニフォームにヘラルボニーのアートを起用した理由

          想像と実感

          ついにこの時がきた!と緊張しながら書いています。写真は寝ぼけた顔をしていますが。 初めまして、2023年夏からヘラルボニーの一員になりました福井隆史(ふくい・たかし)と申します。リテール事業部で商品開発を担っています。 中途入社してから目まぐるしく日々が過ぎ、気づけば入社エントリーを書くまでに半年以上の月日が流れていました。 これまでの心動かす数々の入社エントリーを見ていると、正直、書くことは非常に勇気がいります。そして期待値に応えることができるかの恐怖が襲ってきます。

          障害が、私と人類を進化させる。だからへラルボニーで挑む。

          34歳にして突然、障害当事者になりました。 これまでの人生を振り返ると、普通の学校に通い、普通の大学を卒業して、普通に就職して、普通に結婚してーー。 東京で働く、アラサー女子。圧倒的マジョリティ。それが私のはずでした。 ところが、私のお腹には、初めて妊娠した赤ちゃんだけでなく、大きな悪性腫瘍がすくすく育っていました。末期の原発不明がんでした。 突然、重ったるい話をしてしまってごめんなさい! ヘラルボニーを応援してくださる皆さま、ふらっと立ち寄ってくださった皆さま、初め

          障害が、私と人類を進化させる。だからへラルボニーで挑む。

          ヘラルボニーの新たな挑戦。従来の規範や構造を変えるための「DE&I研修プログラム」がスタートします

          ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに、「障害」のイメージを変え、誰もがありのままに生きる社会の実現に向けて、アクションしてきました(すこし硬い言い方をすると、福祉を起点とした「新たな文化の創造」を目指しています)。 アクションには、法人向けの事業も含まれます。ダイバーシティ経営に取り組む企業のパートナーとして、空間装飾や新規事業の共創などに取り組んできました。そして、2023年11月27日より、ダイバーシティへの考え方を養う体験型プログラム「DIVERSESSI

          ヘラルボニーの新たな挑戦。従来の規範や構造を変えるための「DE&I研修プログラム」がスタートします

          「#障害者を消さない」 障害のある人のための災害ガイドライン

          はじめに、この度の令和6年1月1日に発生した石川県能登半島地震により、犠牲となられた方々におくやみを申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 障害のある人たちは、災害時に非常に多くの困難を抱えています。 ヘラルボニーは、避難所で使っていただけるよう、障害のある人たちのためのガイドライン・災害時に役立つ情報をnoteにまとめました。同時に「#障害者を消さない」プロジェクトを始動します。 能登半島で発生した地震において被災された方々の中にも、障害のあ

          「#障害者を消さない」 障害のある人のための災害ガイドライン

          ニュースに溢れたヘラルボニーの2023年を振り返る

          2023年も、いよいよ年の瀬。 ヘラルボニーは今年も多くの方に支えられて、「異彩を、放て。」のミッションのもと、様々なチャレンジをすることができました。 ニュースを振り返ってみると、1年間で57本のプレスリリースと、750本を超えるメディア露出があり、みなさまのおかげで話題が尽きることのない1年になりました。 瞬く間に過ぎた1年間、「本年はありがとうございました。」と「来年もよろしくお願いします。」の気持ちを込めて、ヘラルボニーの2023年を振り返ります。 たくさんの仲

          ニュースに溢れたヘラルボニーの2023年を振り返る

          HERALBONYの魅力を一緒に広めませんか?【EC事業 | 編集・デザイナー・ディレクター絶賛募集中!!!】

          ヘラルボニーってどんな会社?こんにちは、株式会社のヘラルボニー COOの忍岡(おしおか)です。 私たちヘラルボニーは、「異彩を、放て。」というミッションを掲げ、国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しているのが特徴です。 アートをキュレーションしているのは金沢2

          HERALBONYの魅力を一緒に広めませんか?【EC事業 | 編集・デザイナー・ディレクター絶賛募集中!!!】

          「かっこいい」をアップデートする

           こんにちは、株式会社のヘラルボニー COOの忍岡(おしおか)です。  この記事は、【資本主義のアップデートについて考えるアドベントカレンダー2023】の企画として書かれたものです。  株式会社 Figurout CEOの中村さん、『資本主義の中心で、資本主義を変える』著者の清水さんを発起人とする「資本主義のアップデートについて考える Advent Calendar 2023」の企画にお声かけいただき、光栄なことに経済学者や投資家の皆さんと並んでこのような記事をを投稿する

          「かっこいい」をアップデートする

          子どもの自分がワクワクする会社、ヘラルボニー

          いつもお世話になっている皆様、初めましての皆様、こんにちは。 2023年の秋からヘラルボニーの一員となった忍岡(おしおか)真理恵です。 ※トップ写真でボールに食らいついている方です。 経営企画室の仕事をする傍ら、11月から執行役員COOを拝命しました。 会社全体が成長できるよう必要なことはなんでもやる、そんなお仕事です。 今日は少し私のこと、そして私がヘラルボニーに託している夢についてお話しできたらと思っています。 「浮いてる」子ども父の仕事の関係で4歳からアメリカに住

          子どもの自分がワクワクする会社、ヘラルボニー

          1枚の企画書からはじまった、知的障害のある人たちの“音”の企画展「ROUTINE RECORDS」クリエイター対談

          知的障害のある人は、何度も繰り返しの行動をすることがある。その「音」に着目し、社会へ届ける実験的な音楽レーベル「ROUTINE RECORDS」。2022年10月、ヘラルボニーによる新たな福祉実験が金沢21世紀美術館のデザインギャラリーに放たれました。 構想からおよそ2年をかけて実現したこのプロジェクト。担当したへラルボニー アカウント部門プランナーの大門倫子さんと、発案者でありこの福祉実験のクリエイティブを一手に担った株式会社HARKEN代表の木本梨絵さんに、「ROUTI

          1枚の企画書からはじまった、知的障害のある人たちの“音”の企画展「ROUTINE RECORDS」クリエイター対談

          誠実謙虚に。へラルボニー6期目の挑戦を、人・組織・カルチャーから紐解く

          「異彩を、放て。」というミッションを掲げるヘラルボニーは、2023年7月24日をもって創業5周年を迎えました。数多くの作家たち、福祉施設、パートナー企業、ヘラルボニーで働く仲間、そして応援してくださる方々の協力があってこその今日が続いています。 去る8月17日には「創業5周年記念」を冠したオンライン会社説明会を実施しました。『人・組織・カルチャーから紐解く、へラルボニー6期目の挑戦』と題し、これから起きる“変化”を3つのセッションに分けて、社員自らが現状と展望を語りました。

          誠実謙虚に。へラルボニー6期目の挑戦を、人・組織・カルチャーから紐解く