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想像と実感

ついにこの時がきた!と緊張しながら書いています。写真は寝ぼけた顔をしていますが。

初めまして、2023年夏からヘラルボニーの一員になりました福井隆史(ふくい・たかし)と申します。リテール事業部で商品開発を担っています。

中途入社してから目まぐるしく日々が過ぎ、気づけば入社エントリーを書くまでに半年以上の月日が流れていました。

これまでの心動かす数々の入社エントリーを見ていると、正直、書くことは非常に勇気がいります。そして期待値に応えることができるかの恐怖が襲ってきます。

まず落ち着くためこの記事が、「誰に」「何を」「どのように」そして「なぜ」伝えるかを自分なりに整理してみました。


誰に
主にご入社を検討されている方に
ヘラルボニーを普段から応援してnoteをチェックされている方に

何を
私が入社した背景や覚悟を

どのように
ストーリ仕立てで気持ちが動くように

なぜ
ヘラルボニーへの入社検討の参考のため
どんなメンバーが運動体ヘラルボニーを作っているか知っていただくため

誰にが複数あると内容がブレてしまうので、「ヘラルボニーに入社してみたいな」という方に届けばと入社の背景や、入社して半年経って感じることをまとめようと思います。少しでも参考になれば幸いです。

いきなりですが、ここで少しブレイクです。これは私が愛してやまないベーコンエッグホットケーキです。笑い方が気持ち悪いのはお許しください。

さて、話を戻します。まず私がヘラルボニーに中途入社の募集応募したのは、あれこれ後付けはできますが一番は「直感」です!前職のセミナーで両代表のお話を聞く機会があり、その時に感じた「グッとした引っ掛かり(※一目惚れに近い)」と近々東京に引っ越す縁があり応募しました。

次にあれこれ後付けとなる履歴書に書いた志望動機を一部抜粋してみます。

金沢21世紀美術館でのROUTINE RECORDSのクロージングイベントで体感した先入観が溶けて、「あり」の選択肢が増える喜びを創り出す一役を自分も担いたいヘラルボニーを通して生きやすさの芽を育てたい 

実際、半年以上働いてみて入社前の自分に言いたいことは、「何をわかった気で書いているのだ!」という事です。採用いただけたのは本当に奇跡です。この場を借りてお礼申し上げます。

お仕事をする中で感じることは障害福祉という領域とビジネスを組み合わせて展開する
ヘラルボニーのアイデンティティを、思考・体現することの難易度の高さです。

異彩を放つ作家さまのアートの圧倒的な魅力と、ヘラルボニーが運動体としてこれまで
築き上げてきた姿勢・実績とそれに伴う期待で、本当に多くの方に一緒に取り組みをさせて
いただいています。大感謝でしかありません。

私自身は主にプロダクトや催事企画関連で外部の方とお話する際に、上記2つの要素により
いつも嬉しい言葉と前向きなお力添えをいただきます。

ここで大事なのは、ヘラルボニーのバリューである誠実・謙虚です。

お力添えいただくのは自分の力では決してないです。契約作家さまのアート、アート活動を支えているご家族と所属施設さまとこれまでのヘラルボニーの力です。その理解の上で以下の視点で自問する日々です。

  • 自分自身の中にある偏見や先入観を認め、向き合い言動できているか

  • 正義感に振りかざさず、画一的な思考になっていないか

  • 福祉を起点に新しい文化を作るという覚悟を持ち続けているか

  • 障害福祉への愛の深度は大丈夫か、関心をもちインプットできているか

  • (当たり前ですが)きちんと売上急拡大に貢献できているか

  • 他メンバーと同じくらいエネルギー湧き出し働けているか

意識もアウトプットも非常にレベルの高い組織。
そして多くの方の大きなご期待を感じる環境「ヘラルボニー」だからこそ力不足と視野の狭さ、視座の低さを感じる日々です。

お伝えしたかったことは、想像力だけでは補えない分からないことだらけなので迷われている方はまず応募するのがいいと思います!!

少し重くなってきたのでもう一度ブレイクタイムです。

(可愛らしいケーキと反してこの顔で申し訳ありません。)

ヘラルボニー入社以来、日々、忙しく次々と「0→1」に挑み苦しみ悩むハードデイズですが不思議と「変なしんどさはない」です。

共に向き合うメンバーのスタンスが自然と鼓舞される言葉にしがたい包容力あるムードに包まれているからかもしれません。

そして自分はまだ創り出せていませんが、ストアでの接客を通して、企業さまとのお取り組みを通しての変化、作家さん、ご家族、所属アトリエのご担当者様、両代表が講演会等で感じた変化、福祉を起点に新しい文化を生み出している芽を感じ続けることができます。

これらが大きなモチベーションとなり、「爽快にしんどい」という健全な頑張り循環を感じることができます。

こう書くとエモーショナルな感じになりますが、、

創業6年目のスタートアップ、事業継続は当たり前で周りのご期待に添えるようにグイッと急速に売上拡大することがビジネスで障害福祉領域を拡大するヘラルボニーの使命です。またそのために負荷をかけて個々人も大きく成長し高いクオリティでアウトプットし続けなければいけません。この前提の把握は非常に大切だと思います。

またサポート体制もスタートアップですので充実しているとは言いがたく、待ちの姿勢では置いてきぼりになるのも事実です。自分たちで環境を創っていくんだ!というスタンスは重要です。

ここまで私が入社するにあたって、「実際に働いてみてどうなの?」という事をメインに実感を書いてみました。どなたかのご参考になっていれば幸いです。

ヘラルボニーという会社でおよそ半年以上働き、自分自身が持つたくさんの偏見と先入観が少しずつ溶けていく場面に出会います。この経験は自分の人生において大きな変化だと感じています。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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