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寸法・強度の確認はしましたか?『アルミ手摺』
墜落防止標準寸法墜落防止標準寸法概ね以下のようになります。
床面より1100mm以上:成人が墜落し難い高さ
足がかりから850mm以上:子供が墜落し難い高さ
足がかりとなる高さが650mm以上:子供が足がかりに出来難い高さ
縦格子内々寸法が110mm以内:子供がすり抜け難い寸法
下桟の隙間が90mm以内:子供がすり抜け難い寸法
横格子の隙間が15mm以内:子供の足が入らずよじ登れない寸
水が流れない配管『通気管』
通気管とは通気管とは、排水管の延長を外気に開放することで、排水管内の圧力変動を緩和し、排水を円滑にする管のことで、排水トラップの封水が破封しないように設けられています。
排水トラップの封水とは、便器・洗面台・流し台・洗濯パン・浴槽などの衛生器具と排水管との接続部にためている水のことで、 水をためることで排水管からの臭いや虫の侵入を防いでいるんですね。
水を長らく使用しないと溜めていた水が蒸発し、
建築豆知識『ベントキャップ・ダンパー』
ベントキャップとはベントキャップとは、給排気管が外壁を貫通した所に設けるフードのことで、雨水や虫が侵入しないようにガラリや網を設置します。
ベントキャップの材種ベントキャップに使用される材料にはアルミ・ステンレス・樹脂などがありますが、耐久性の面から、ステンレス製が最も一般的に使われていますね。
色はシルバーか外壁と調和させるために焼付塗装します。
ベントキャップフードの種類丸形フード
最も
建築豆知識『設備器具の位置』-スイッチ・コンセント・タオル掛けなどはどこに設置するのが正解か-
設備器具の平面的な位置や個所数の基本は設計図に記載されていますが、高さや位置寸法は施工図で決定されます。
注文住宅などでは、個人の生活形態により設備器具の位置を決定することになりますが、賃貸住宅や事務所ビルの場合は様々な方が使用されますので標準的な位置に設置することになります、。
ここでは、設備器具の標準的は位置をご紹介し参考にしていただければ
と思っています。
スイッチの位置スイッチの位置は
とことん『配筋検査のポイント①』-読むだけで手直しが減らせる-
配筋検査の流れ配筋は、コンクリートを打設してからでは手直しができないので、各階・各工区毎に複数の検査により入念に検査されます。
専門工事業者による自主検査
施工業者による管理検査
工事監理者による配筋検査
審査機関による配筋検査(特定工程)
配筋検査前には、書類検査もあり、コンクリート打設計画書 ・鉄筋材料 ミルシート、タグのコピー等 ・圧接継手 自主検査記録、第三者検査記録 ・配筋 自
『コウジカンリシャ』って誰?
建設現場では、工事管理者と工事監理者がいて、どちらも『コウジカンリシャ』と読み、ややこしいですね。
『カン』の部首から、前者を『タケカン』、後者を『サラカン』と呼び、現場では区別することがあります。
工事管理者はいわゆる現場監督のことで、現場の工程、品質、予算、安全の管理をする役割があります。
一方、工事監理者は、工事が設計図とおり行われているかどうかを管理する役割で、設計者が行うことが多い
建築豆知識『断熱・防露』
防露とは結露を防ぐこといいますが、結露については以下の記事をご覧くださいね。
建築豆知識『結露』|豆いた@建築てら小屋|note
工法壁の内断熱の工法は、断熱材打込み工法、断熱材吹付工法、断熱材張付け工法に大別されますが、屋根については外断熱工法が採用されることが多いですね。
断熱材打込み工法
型枠に断熱材を取り付けコンクリートに打ち込む工法で、工期短縮が図れ、地下ピットやピロティのスラブ
原因不明の難病『慢性疲労症候群』
私には妻が一人いる。
妻が43歳の時に突然調子が悪くなった。
体が重いらしく、一日中横になっていた。
元気でよく笑うことが取り柄の妻がである。
最初はだらけているだけだと、あまり気に留めていなかったが
徐々に気持も沈み、ほとんど笑わなくなった。
更年期障害?うつ病?
ある日、家に帰ってみると、妻が廊下で亀のように這っていた。
本当に亀のようにゆっくりなのである。
ビックリしたが、ち
建築豆知識『ユニット内装材』
フリーアクセスフロアフリーアクセスフロアーは、オフィスで使用されるものはOAフロアとも呼ばれ、床下に配線を隠すだけではなく、レイアウト変更にフレキシブルに対応できますね。
フリーアクセスフロアの耐荷重
耐荷重3000Nは300kg/㎡に相当します。
耐荷重の目安は、
3000N:一般のオフィス
4000N:大きな書庫や小規模なサーバー機器などの重量物を設置
フリーアクセスフロアの種類
フ
建築豆知識『防音・遮音・吸音』
音の伝わり方音の伝わり方には、2種類あり、空気の振動で伝わる『空気伝搬音』と物体への衝撃による振動で伝わる『個体伝搬音』ます。
防音・遮音・吸音防音
防音とは、読んで字の如く音を防ぐ概念的な総称で、具体的な手法ではありません。
防音の為の具体的な手法は、遮音・吸音・防振・制振がありますね。
遮音
遮音とは、空気伝搬音を跳ね返すことで音を遮断する手法で、面密度や質量のある物ほど性能が高くなり
建築豆知識『ボード』ー知っているようで知らないー
壁・天井の下地や仕上げに使用されるボードは、種類が多いのでそれぞれの特徴を理解しておく必要がありますね。
木質系セメント板木質系セメント板とは、木毛セメント板、木片セメント板の総称ですね。
木毛セメント板は、主に間伐材・未利用材及び製材残材等をリボン状に削り出した木毛をセメントと混練し圧縮・成型した建築用のボードで、防火、断熱、吸音、遮音、調湿などの性能があり、普通木毛セメント板、中質木毛セメ