建築豆知識『ユニット内装材』
フリーアクセスフロア
フリーアクセスフロアーは、オフィスで使用されるものはOAフロアとも呼ばれ、床下に配線を隠すだけではなく、レイアウト変更にフレキシブルに対応できますね。
フリーアクセスフロアの耐荷重
耐荷重3000Nは300kg/㎡に相当します。
耐荷重の目安は、
3000N:一般のオフィス
4000N:大きな書庫や小規模なサーバー機器などの重量物を設置
フリーアクセスフロアの種類
フリーアクセスフロアーは、金属製等の支柱調整式と樹脂製等の置敷製に分類されます。
支柱調整式は床高調整ができ、配線収納容量が多いですが、配線変更が難しいですね。
置敷製は床高の調整ができないのでコンクリートスラブの精度を上げる必要があります。配線収納容量は少ないですが、配線変更は比較的簡単です。
置敷製の方がリーズナブルで、小中規模のオフィスでは置敷製でよいと思いますね。
可働間仕切・移動間仕切
可動間仕切にはスタッド式(アルミ)とパネル式(スチール)があり、パネル式のの方が遮音性・防火性に優れていますね。
移動間仕切はスライディングウォールとも呼ばれ、遮音タイプの製品もあります。遮音タイプの場合は天井裏の下地も遮音仕様にする必要がありますね。
ブラインド
ブラインドの種類には、横型(ベネシャン)ブラインド、縦型(バーチカル)ブラインド、ロールブラインドなどがあります。
横型(ベネシャン)ブラインド
横型(ベネシャン)ブラインドは、上下の調光に優れ、小さな窓から大きな窓まで適用できますが、開け閉めが頻繁に必要な掃き出し窓には使いにくいです。
素材はアルミ、木製、プラスチックなどがあり、スラット幅も15mm~50mmまでありバリエーションが豊富ですね。
縦型(バーチカル)ブラインド
縦型(バーチカル)ブラインドは、左右の調光に優れ、カーテンのように出入りが多い大きな窓にも向いています。
素材はファブリック製が多く、アルミ製の横型(ベネシャン)ブラインドに比べ柔らかい印象になりますね。
ロールブラインド
ロールブラインドは、コンパクトに収納できスッキリしますが、調光性、遮光性、断熱性の確保が難しいですね。
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