海外で働く-料理人- 5 オーストラリア

 こんにちは、Kです。オーストラリア編その3!思っていたよりも長くなっていますが!あと2回くらいで終わりたい願望w わかってはいましたが、どうしても細かいところまで書きたい気持ちもちょっとあるんです。w

 今日は早速事件について!といきたいところですが、、、この後色々と問題が浮き彫りになっていくんですね。わかっていった事実を時系列で書くとわかりづらいので、箇条書きで問題点をあげ、それが原因で何が起こるか/起こったのかを書いていきます。その方が、読みやすいと思います。

 ●主な問題

①夫(オーナー)が傲慢でお金(結果)重視。

・人件費削減運動実施(自分が入った頃が特にひどかった)。→ 仕事が中途半端でも帰らなければいけない、または終わらなかったら不満を言われる。(オーナーは余程のことがない限り、文句は言いませんが、オーナーなので権力がある。オーナーからのプレッシャーが嫁にもかかっている(?)ので、常に嫁からシェフ/お気に入りメンバーに文句や指示が出る)ちょwww終わらないから残ってるだけで、誰もお金のために長くいよーうとかまず一切思ってない!

②嫁(ディレクター)がコミュ障。

・マネージメントが弱い→システムがない→人によって仕事量が違う

・ボスとして、誰にでも指示を出せない→人を使って、人に伝える→そのまま伝わらないのでニュアンスのズレが出る→現場で不必要に揉める。基本ボス→シェフ→スタッフの流れで指示や情報の共有が行われますよね?ここはボスが”このことはこの子、このことはシェフ”みたいに決めて話すというか、だから”あの人がこれ言った、でも実際その人は言っていない”みたいなのがかなり多かったです。自分で自分の首を絞めているんですね。結局これが原因+人間関係が複雑すぎて理解できず辞めていく人が多かったです。

③オーナー夫婦が仕事とプライベートを区別しない。

・オーナーのプライベートキッチン化?息子のランチやオーナー用のご飯を毎日作らされる。そしてオーナーが帰るまでに作って渡さなければならない(時間不明)→大きなオーダーがあったり忙しかったりするのに、それを優先しなければいけない。なぜか。うん、なぜかw

④マネージャー(店長)がずるい。(オーストラリアは年金制度があって、勝手に貯蓄されて、出国時に30%くらい戻ってくるんですが、これ払われていません。怒 給与明細必ず保管しておきましょうね←)

・マネージャーという立場を都合良く悪用→オーナー達を味方につける。スタッフを守るため、例えスタッフがサボっていてもマネージャーがかばう。何かあれば、キッチンのせいにする→ フロントのスタッフが調子に乗る、傲慢になる。人件費削減したいなら普通に仕事をしないフロントスタッフを削れば良いんです。でもいなくなるとマネージャーもやること増えて大変ですよね?そうなんです、そうやって阻止してたんです。

 別に良いんです!人間って完璧じゃないし、自分は完璧を求めていません。だからチームで働いていると自分は思って働いていましたし、今でもそういう考えです。でもチームでやるからには、ある程度”スタンダード”が必要ですよね。このスタンダードがまるでなさすぎたんですね、ここ。というより、スタッフは物凄く良いが、上がダメでした。実際過去に仕事のできる人たちをたくさん見てきましたが、早い段階でこの部分に気付いてしまう人が多く、辞めていく人が多かったです。

 前置きはこれぐらいにして事件の話です。

 ある日クビにされました。爆 この点は日本と全く違うんですけども、基本的に使えないと思われたらすぐクビにします。即戦力重視なので、ダメならすぐ他を探すのが割と普通です。日本は雇ったら育てることに重きを置きますよね?なのでシフトも割と普通にもらえますが、オーストラリアでは、シフトの取り合いが普通でした。このカフェ限定かもしれませんが。そう、自分も使えないと判断されましたwww 基本的に自分職場では評価は良い方でした。なので、クビは無縁だと思っていました。爆

 何が起こったと言うと、その日もいつも通りだったんです。ちょっと忙しいくらい。ただ特別なオーダーのサラダ(カフェのメニューにもないもの)が入っていました。ケータリングメニューは数が多いので、正直やったことがないものが何個かあったんですね。これは元からいるスタッフでもできない(え?)ことが多かったり、基本ケータリングはサンドイッチ/ラップ作りで本当に忙しいので、特別メニューのようなものはキッチンに作って貰ったりすることが多かったんですね。ケータリングの仕事は作るだけでなく、オーダーに目を通して、オーダーに必要なものの準備/コーディネイト(パティシエとカフェ側に明日これが必要だから⚪︎⚪︎を作って欲しいと伝える等)もしなければなりません。自分たちは日々、人件費削減と言われているため、時間を優先=しっかりとした準備ができない。よって当日間に合わせのような仕事が普通になってしまったというか、、、。そしてもう一人のケータリングスタッフ(Lさん)が途中勝手に帰りました。爆 帰るというより逃げてしまいました。理由は日々言われている人権費削減のせいです。それがストレスになって、結構病んでいたんですね。

 ケータリングは忙しかったのですが、その日のカフェは暇でした。Lさんはケータリング兼ケーキ担当で、ケーキ側で急ぎの仕事がないし、カフェも暇、、、”帰らなきゃ”みたいな使命感(?)によって、ケータリングの目処が立ってから丸投げして帰っちゃったんです!w 自分もまだ独り立ちしていない時期だったので、正直まだ全てを把握していませんでした。そしたら急にカフェ側が忙しくなり、お願いしていたオーダーが間に合わない、自分もオーダーを把握していない、、、。自分、Lさんからの報告連絡相談もなかったので、わからないことが多々、、Lさんは携帯の電源を切って音信不通。カオスじゃないですか!?www この日をきっかけに”使えない”と判断され始めました。ではクビの話は次回シェアします!

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