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#79. ありの〜ままの〜自分になるの〜♪ 僕がカミングアウトした理由!


みなさんは恥ずかしいからという理由で

隠していることがありますか?


「これを言うと人が引くかも?」

「これがバレたら人が離れていくかも?」

確かに誰でも嫌われたり

バカにされたりするのは怖いものです。


今回は、僕が数年前まで隠していたこと、
そしてなぜ隠すのをやめたのかを話します。

それでは行きます!

◉隠しておきたかったこと!


僕は英語を教えている。

以前はアメリカでビジネスをやっていたが、

帰国後は教えることを職業とした。

なので僕は先生だ。


英語の先生と呼ばれるからには信頼、信用が大切だ。

経歴を見て「だから英語ができるんですね。」

と納得してもらうほうが良い。


そこで英語資格も必要になる。

資格があれば「この人英語ができるんだ!」

と思ってもらいやすい。


たとえば、

こういう経歴の人が英語資格を持っていれば

納得するのではないだろうか?

東京大学卒、ハーバード大学院MBA取得、教員免許取得。
英語資格:英検1級、TOEIC満点、PBT-TOEFL657点


「そういう経歴ですか?なるほど、

それでその資格が取れたんですね。わかりました。」

「ガッテン、ガッテン!」となる。

*(補足説明*PBT-TOEFL :留学のための英語試験ペーパー版:満点677点、650点ならハーバードも行ける。)

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一方、こんな紹介の場合はどう感じるだろうか?


偏差値35の大学中退、アメリカで不登校、洋楽で英語マスター
英語資格:英検1級、TOEIC満点、PBT-TOEFL657点


英語資格は全く同じでも

「えっ、何それ〜!」「冗談だろう!」

「うさんくさい!」と思われるのは百も承知だ。


「そんな低レベルのヤツが?ありえねー」

で終わりかもしれない。



だから、僕はずっ〜と


それこそ何十年も


偏差値のことも、

大学中退も、

アメリカで強制送還されそうになったこと、

洋楽で英語をやり直したこともすべて黙っていた。


そのため長い間、

僕の紹介はこのようなものであった。


アメリカで会社を設立しビジネスエージェントとして働く。帰国後は大手企業、英会話スクール、予備校で英語を教える。
英語資格:英検1級、TOEIC満点、PBT-TOEFL657点


この紹介の方が、いかにも英語の資格にも信憑性が出てくる。


おバカな香りも、

危険な匂いもない。


だから、

「この紹介のままでいけば良かったじゃない」


「わざわざ低い偏差値バラさなくてもいいでしょ」

という話だが、

そうもいかなかった。


なぜか?


◉自分を好きでいる人生がいい!


アナ雪ではないが、

ありのままの自分でいたかったからだ。


人に言えない恥ずかしいそんなことも含め僕なのだ。


それを否定するのは自分自身を否定すること。


僕は「自分を好きでいたい!」のだ。


僕は完璧な人間ではない。

たくさん失敗した。


親にも迷惑もかけた。


今となっては「すみません」しか言えないが

それが僕なのだ。

学力が低かった自分も立派な自分だ。


◉隠すのはエネルギーを消費する!


カミングアウトしたもう一つの理由は、

隠すことに疲れたからだ。

英語の資格を教えていた関係上、

アメリカの大学院MBAを目指す人が多かった。


僕はアメリカでのビジネス経験もあり

TOEFLなども高スコアだったので

僕がアメリカの大学院MBA取得者だと思う人もいた。


「アメリカで会社を立てるなんて相当勉強したはず」

「優等生だから英語ができたのに違いない」

「私と同じ偏差値70くらいかしら」となったのかもしれない。


授業中は英語のことだけを教えるのでいいのだが、

休み時間の雑談で

話題が学歴になりかけると僕はすうっ〜と消えていた。

「先生はどこの大学院MBAに行かれたんですか?」

と聞かれた日にゃあ、あなた!どう答えますか?

「どうしましょう!」という話だ。


「いやあ、俺、大学院どころか大学も出てないし」

「しかも偏差値も35点で中退だし」

「留学経験って不登校や中退経験が豊富なんです」

「英語は独学でヘヴェイメタルでやり直したんです」

とは言えなかった。


何かを隠すのはとても疲れる。


自分でない自分を演じるのはツライ。


「優等生のように真面目で大卒でないと受け入れられないのでは?」

と思っていたので自分を出せなかった。

だが、もう限界だった。

疲れた。


本当の自分に戻ろう! 

「自分でいい!」

いや、

「自分がいい!」


「はいはい、そうでございます!」


「私は優等生でも帰国子女でもございません。」


バイク、ヘヴェイメタル、サーフィンが好きな

「偏差値の低い中退ロッカーで〜す!」

Got a problem?    「それが私ですが何か?」


と開き直って生きることにした。

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◉大事なものがだんだん見えてきた!

最後の理由は、

偏差値や学歴などどうでもよくなったからだ。

ある面白い記事を読んだ。

それは18才と81才の違いを笑いにしたものだ。

その一部がこれ!

偏差値を気にするのが18才、
血圧、血糖値を気にするのが81才。

僕は81才ではないが、

もし自分が81才になった時、偏差値など気にしないだろうと思った。

「そんなのはどーでもいい。」

また、

「学歴や偏差値でつき合う、

つき合わないを決める人がいてもいい」

と気づいた。



ということで、

◎以前は恥ずかしいと感じていたことを隠そうとして疲れた。

◎自分以外の人になろうとしてなれずに疲れた。

◎でも、気にしてたことが「実はたいしたことじゃない!」

とわかり自分を出せるようになった。


結局、

カッコよくてもダサくても、アホでもりこうでも、

できてもできなくても

「自分は自分でいい!」

という話でした。

最後まで読んでくださってありがとうございます!

★僕が「自分の学歴を汚点だと思うようになったある出来事」の話はこちらに書いてます。

Thank you for reading! Have a good one!


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