黒柴かける※人生の目的は収入にあらず。集客めあてと思われる収入up系アカウントはフォローを外します。

※人生の目的は収入にあらず※ 若い頃から転職の多い人生の私でした。42歳の時に発達障が…

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※人生の目的は収入にあらず※ 若い頃から転職の多い人生の私でした。42歳の時に発達障がいの疑い。46歳で確定診断。「精神障がい者保健福祉手帳」の交付。思いもしなかった年齢から、いきなり障がい者に成ってしまいました。そんな私だからこそ、障がい者福祉についてお話ししたい事があります。

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今日、障がい者になる可能性。『やまゆり園』事件を考えて。

忘れられない虐殺事件 2016年7月26日深夜、神奈川県 相模原市 知的障がい者 施設『やまゆり園』にて、戦後最悪と言われる、重軽傷者 27人、さらに19人が刺殺されるという…

『合理的配慮』は、障がい者だけの物なのか?

私が発達障がいと確定診断されたのは46歳の時でした。歳を重ねてからの診断だからなのか『広汎性発達障がい』という、かなりざっくりとした診断名でした。それでも、やっと…

発達障がいを事件で注目する風潮

アニメ化されていた精神の差別主義 最近もまだシリーズが制作されている『サイコパス』という人気アニメがある。潜在的な犯罪者の精神的素質を数値化して『犯罪係数』と呼…

無くそう、障がい者の支援慣れ。

本当に、恥ずかしかった。 どれくらい前だったか、某障がい者議員さんが、鉄道会社に向かって、車イスでの利用のしにくさについて、クレームをつけ、ネットを騒がせていた…

発達障がいの人生 ~12歳。

人見知りが酷かった 私の一番古い記憶は、3歳の頃の引っ越しの日に仲の良かった友達と、社宅の門の前で、別れを惜しんでいるシーンです。自宅の事は何も覚えていないのに…

私は、発達障がい者です。

自己紹介します。 「精神障がい者保健福祉手帳」の交付を受けている52歳の男性です。障がい者歴6年の新人です。「広汎性発達障がい」いわゆる「発達障がい」が、私の診断…

今日、障がい者になる可能性。『やまゆり園』事件を考えて。

今日、障がい者になる可能性。『やまゆり園』事件を考えて。

忘れられない虐殺事件

2016年7月26日深夜、神奈川県 相模原市 知的障がい者 施設『やまゆり園』にて、戦後最悪と言われる、重軽傷者 27人、さらに19人が刺殺されるという、虐殺事件が発生しました。「話せない程の障がい者は、社会のお荷物だから殺害する」との身勝手な考えでの凶行でした。

犯人の植松 聖(うえまつ さとし) 26歳は、過去にこの施設での勤務経験もあり、当時、かなり期待されての採用

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『合理的配慮』は、障がい者だけの物なのか?

『合理的配慮』は、障がい者だけの物なのか?

私が発達障がいと確定診断されたのは46歳の時でした。歳を重ねてからの診断だからなのか『広汎性発達障がい』という、かなりざっくりとした診断名でした。それでも、やっと自分の事を許せるように成れるかな?と安心したものです。

というのも、若い頃から職場に馴染めない、仕事の指示をこなせない、結果として仕事が続かない、そういった事を繰り返してきたからです。自分をダメな人間と思い、あきらめて生きていました。

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発達障がいを事件で注目する風潮

発達障がいを事件で注目する風潮

アニメ化されていた精神の差別主義

最近もまだシリーズが制作されている『サイコパス』という人気アニメがある。潜在的な犯罪者の精神的素質を数値化して『犯罪係数』と呼び、一定の数値を越えれば犯罪者予備軍『潜在犯』と呼ばれ、管理、矯正される。それも及ばぬ時は、一生施設に入れられ、社会から隔離されて社会的地位も人としての尊厳も奪われてしまうという設定の近未来SFだ。

このアニメを見た時、設定は面白いが、

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無くそう、障がい者の支援慣れ。

無くそう、障がい者の支援慣れ。

本当に、恥ずかしかった。

どれくらい前だったか、某障がい者議員さんが、鉄道会社に向かって、車イスでの利用のしにくさについて、クレームをつけ、ネットを騒がせていた時期があった。

私は精神障がい者ですので、身体障がい者の方達の普段の御苦労を、本当の意味で理解は出来ていないでしょう。ですが、正直聞いてるだけで、凄く恥ずかしく思いました。『公共交通機関』だとは言え『一般企業』でしょ?と言う思いから、某

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発達障がいの人生 ~12歳。

発達障がいの人生 ~12歳。

人見知りが酷かった

私の一番古い記憶は、3歳の頃の引っ越しの日に仲の良かった友達と、社宅の門の前で、別れを惜しんでいるシーンです。自宅の事は何も覚えていないのに、そのシーンはハッキリと50年近くたっても、写真のように覚えています。

引っ越し先の家は一軒家、家の向かいには小さな公園があり、近所の子供達のメインの遊び場でした。毎日、仲良く遊んでいる同い年くらいの男子2人組に興味をもったのか、紙を丸

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私は、発達障がい者です。

私は、発達障がい者です。

自己紹介します。

「精神障がい者保健福祉手帳」の交付を受けている52歳の男性です。障がい者歴6年の新人です。「広汎性発達障がい」いわゆる「発達障がい」が、私の診断書に書かれている診断名です。あと、軽い鬱病の治療もしています。

良く勘違いされるのですが、発達障がいは病気では無く「障がい」です。だから一生付き合って行く事になります。病気との違いは、ほっておいて悪くなる事は決してありませんが、良くな

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