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旅について、気まぐれに、思いついたことを書くだけ
旅が好きだな、と今更気づいた。
一人で、どこかにふらっと旅をすることが好きだ。
40が目前になる年齢になるまで、気づかなかったけれど、どうやら私は、ふらふらと、紐が切れた風船みたいに、山もなければ谷もない、地味な移動をすることが、大好きだ。
もともと、日本地図を見ることがとても好きだった。
小学生のころから、憧れる偉人は「伊能忠敬 大先生」だ。
地図は、とてもよいものだ。
とても、無骨で、た
満月なのでnoteを再開してみる。「ハンドメイド作家をやめた私がもう一度戻ってきたこと」
今日は満月だ。
満月の日は、頭がざわざわして、身体中からエネルギーが湧いてきて、それを持て余して、困ってしまう。
今日のわたしは、納期やら、確定申告やら、なにやらで忙しく、1分1秒も惜しいときなのに、そのエネルギーを発散するために2時間も散歩したりした。でも、頭の中のざわざわがおさまらなかった。
言葉が、頭から出てこようとしている。
これは、きっと、文章を書くべき日なのだ。
そう思って、no
片道17km、自転車こいで、 #文学フリマ へいった話
「文学フリマ」、というイベントがあることを最近まで知らなかった。
偶然、私のすきな文章を書く人が二人ほど、それについて言及していたので知ることとなった。
私は東京に住んで長いが、外出が面倒くさくて、イベントごとを見逃すことが多い。予定に入っているとか、人と約束しているならともかく、自分の趣味興味のためにイベントに行くことはほんとうに稀だ。なにしろ人混みが苦手だし、休みの日は穏やかに海の底の貝の
「神様、私は文章が書きたいのです。」一年の締めくくりに。
神様、私は文章が書きたいのです。
2019年のお正月に、伊勢へ小旅行をした。その途中、道開きの神様「猿田彦神社」へお参りした時、手を合わせた私の心にいっぱいに広がったのはそんな言葉だった。確信のようなものだった。私は文章が書きたかった。胸をかきむしるぐらいの衝動だった。
そもそも、2015年ぐらいから、ずっと、書こう書こう書こうと思って、それでも動き出すことができなかった。どうして動けなかった
「自分の夢」のフリした「他人の夢」
私の通っていた大学には古くて大きな図書館があった。学生証をかざさないと入れない。私語は厳禁だ。私は19歳の頃、よく一人でそこを訪れた。古い本の匂いと、ゆらゆらと動き回る学生たち。人はたくさんいるのに、そっと静まり返っている。私は本たちには目もくれないでまっすぐとある場所へ向かう。2階の広い窓の前。いくつかの一人がけソファが置いてあって、それは好きに動かしてもいい(というかみんな勝手に動かしていた)
もっとみる専業ハンドメイド作家を始めて、やめるまで
クリスマスの夜に前日に半額で買ったチキンを食べていたら、猛烈に眠くなって、気づいたら眠っていた。何かの夢を見ていたようだが、うまく思い出せない。目が覚めたのは午前3時過ぎで、一時間ほど暗闇でぼうっとした挙句、私は猛烈に文章が書きたくなって、今パソコンに向かっている。クリスマスの翌日の、朝の4時半である。
私は、ハンドメイド作家をしていた。正確には、完全にやめたわけではないが、現在は実質休業中だ。