鳩みう子のnote

ビーズ刺繍の作家をしています。 ここでは、 なまこのように、この世の隅っこでいろんな…

鳩みう子のnote

ビーズ刺繍の作家をしています。 ここでは、 なまこのように、この世の隅っこでいろんなことをゆっくり考えたり、感じたりしたこと、 日々のことなどを書いています。 ビーズ刺繍のお知らせなどは、アメブロに書いています。 日常はThreadsに。

マガジン

  • しあわせについて考えて、実践している鳩

    ずーっと、<ほんとうのさいわい>について考えていました。 優しさとは、愛とは。自分から発生するあらゆる感情は。 失敗と、後悔と、人生ぜんぶつかって、考えている記録。実践編も。

  • ハンドメイド作家を始めて辞めるまで

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自己紹介

はじめに、と自己紹介 こんにちは。 「鳩みう子」という名前で15年ほど、ビーズを形にして作品作りをしています。本名ではありません。鳩サブレーが好きなので、鳩という…

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旅について、気まぐれに、思いついたことを書くだけ

旅が好きだな、と今更気づいた。 一人で、どこかにふらっと旅をすることが好きだ。 40が目前になる年齢になるまで、気づかなかったけれど、どうやら私は、ふらふらと、紐…

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満月なのでnoteを再開してみる。「ハンドメイド作家をやめた私がもう一度戻ってきたこと」

今日は満月だ。 満月の日は、頭がざわざわして、身体中からエネルギーが湧いてきて、それを持て余して、困ってしまう。 今日のわたしは、納期やら、確定申告やら、なにや…

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朝起きてノート3ページ書く習慣

朝起きてすぐにノート3ページぶん、頭の中のことを書き出すのがいいらしい。思考のデトックスを行うことで頭がすっきりして、大事なことに集中できるようになったりするそ…

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片道17km、自転車こいで、 #文学フリマ へいった話

「文学フリマ」、というイベントがあることを最近まで知らなかった。 偶然、私のすきな文章を書く人が二人ほど、それについて言及していたので知ることとなった。 私は東…

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私のための2年間

ウィッス、春が過ぎてゆくなか、いかがお過ごしですか。 わたしは、どういう運命なのか、偶然にも昨秋からハンドメイド作家活動を休業中だったので、生活にあまり影響はな…

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天職

ハンドメイド作家をするのが私の長らく適職だった。アイデアは常に湧いてきたし、楽しかった。「こんなエエ仕事があるんかい」という感じだった。全人類にオススメしたろう…

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「神様、私は文章が書きたいのです。」一年の締めくくりに。

神様、私は文章が書きたいのです。 2019年のお正月に、伊勢へ小旅行をした。その途中、道開きの神様「猿田彦神社」へお参りした時、手を合わせた私の心にいっぱいに広…

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「自分の夢」のフリした「他人の夢」

私の通っていた大学には古くて大きな図書館があった。学生証をかざさないと入れない。私語は厳禁だ。私は19歳の頃、よく一人でそこを訪れた。古い本の匂いと、ゆらゆらと…

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専業ハンドメイド作家を始めて、やめるまで

クリスマスの夜に前日に半額で買ったチキンを食べていたら、猛烈に眠くなって、気づいたら眠っていた。何かの夢を見ていたようだが、うまく思い出せない。目が覚めたのは午…

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自己紹介

自己紹介


はじめに、と自己紹介

こんにちは。
「鳩みう子」という名前で15年ほど、ビーズを形にして作品作りをしています。本名ではありません。鳩サブレーが好きなので、鳩という名前をつけています。鳥の鳩も、鳥全般も好きです。

85年生まれ、西日本出身で、17年間東京に住んでいますが、未だに東京の人にはなれていません。新潟出身の夫と二人暮らしをしています。

私は、ずっといつも、ぼーっとしています。
あまり

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旅について、気まぐれに、思いついたことを書くだけ

旅が好きだな、と今更気づいた。
一人で、どこかにふらっと旅をすることが好きだ。

40が目前になる年齢になるまで、気づかなかったけれど、どうやら私は、ふらふらと、紐が切れた風船みたいに、山もなければ谷もない、地味な移動をすることが、大好きだ。

もともと、日本地図を見ることがとても好きだった。
小学生のころから、憧れる偉人は「伊能忠敬 大先生」だ。
地図は、とてもよいものだ。

とても、無骨で、た

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満月なのでnoteを再開してみる。「ハンドメイド作家をやめた私がもう一度戻ってきたこと」

満月なのでnoteを再開してみる。「ハンドメイド作家をやめた私がもう一度戻ってきたこと」

今日は満月だ。
満月の日は、頭がざわざわして、身体中からエネルギーが湧いてきて、それを持て余して、困ってしまう。

今日のわたしは、納期やら、確定申告やら、なにやらで忙しく、1分1秒も惜しいときなのに、そのエネルギーを発散するために2時間も散歩したりした。でも、頭の中のざわざわがおさまらなかった。

言葉が、頭から出てこようとしている。

これは、きっと、文章を書くべき日なのだ。
そう思って、no

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朝起きてノート3ページ書く習慣

朝起きてノート3ページ書く習慣

朝起きてすぐにノート3ページぶん、頭の中のことを書き出すのがいいらしい。思考のデトックスを行うことで頭がすっきりして、大事なことに集中できるようになったりするそうだ。

普段から余計なことを考えがちなわたしは、「それはいいな」と思い、軽い気持ちで翌日から、ノートを書き始めた。

もともと、私は朝がとても弱い。
遅刻ギリギリまで二度寝していたいほうだ。服もメイクも適当、弁当はつめるだけにして、ギリギ

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片道17km、自転車こいで、 #文学フリマ へいった話

片道17km、自転車こいで、 #文学フリマ へいった話

「文学フリマ」、というイベントがあることを最近まで知らなかった。

偶然、私のすきな文章を書く人が二人ほど、それについて言及していたので知ることとなった。

私は東京に住んで長いが、外出が面倒くさくて、イベントごとを見逃すことが多い。予定に入っているとか、人と約束しているならともかく、自分の趣味興味のためにイベントに行くことはほんとうに稀だ。なにしろ人混みが苦手だし、休みの日は穏やかに海の底の貝の

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私のための2年間

私のための2年間

ウィッス、春が過ぎてゆくなか、いかがお過ごしですか。

わたしは、どういう運命なのか、偶然にも昨秋からハンドメイド作家活動を休業中だったので、生活にあまり影響はなかった。二月に通勤のバイトも辞めていて、ステイホームしてちまちま仕事をしてる。ありがたいことに二つぐらい仕事を見つけたので、全然お金持ちではないけど、毎月の支払いぐらいは自分でできている。とはいえ収入が減ったので、好きな時に旅行行ったり、

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天職

天職

ハンドメイド作家をするのが私の長らく適職だった。アイデアは常に湧いてきたし、楽しかった。「こんなエエ仕事があるんかい」という感じだった。全人類にオススメしたろうか、と思っていたぐらいだ。おそらく「好きなこと」「向いてること」「できること」という曲線がうまく合致していたんだろう。だけど天職じゃなかった。その事実が随分私をこだわらせ、苦しめたと思う。私は生粋の作り人には、なれないのだ。

じゃ、生粋の

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「神様、私は文章が書きたいのです。」一年の締めくくりに。

「神様、私は文章が書きたいのです。」一年の締めくくりに。

神様、私は文章が書きたいのです。

2019年のお正月に、伊勢へ小旅行をした。その途中、道開きの神様「猿田彦神社」へお参りした時、手を合わせた私の心にいっぱいに広がったのはそんな言葉だった。確信のようなものだった。私は文章が書きたかった。胸をかきむしるぐらいの衝動だった。

そもそも、2015年ぐらいから、ずっと、書こう書こう書こうと思って、それでも動き出すことができなかった。どうして動けなかった

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「自分の夢」のフリした「他人の夢」

「自分の夢」のフリした「他人の夢」

私の通っていた大学には古くて大きな図書館があった。学生証をかざさないと入れない。私語は厳禁だ。私は19歳の頃、よく一人でそこを訪れた。古い本の匂いと、ゆらゆらと動き回る学生たち。人はたくさんいるのに、そっと静まり返っている。私は本たちには目もくれないでまっすぐとある場所へ向かう。2階の広い窓の前。いくつかの一人がけソファが置いてあって、それは好きに動かしてもいい(というかみんな勝手に動かしていた)

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専業ハンドメイド作家を始めて、やめるまで

専業ハンドメイド作家を始めて、やめるまで

クリスマスの夜に前日に半額で買ったチキンを食べていたら、猛烈に眠くなって、気づいたら眠っていた。何かの夢を見ていたようだが、うまく思い出せない。目が覚めたのは午前3時過ぎで、一時間ほど暗闇でぼうっとした挙句、私は猛烈に文章が書きたくなって、今パソコンに向かっている。クリスマスの翌日の、朝の4時半である。

私は、ハンドメイド作家をしていた。正確には、完全にやめたわけではないが、現在は実質休業中だ。

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