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朝起きてノート3ページ書く習慣

朝起きてすぐにノート3ページぶん、頭の中のことを書き出すのがいいらしい。思考のデトックスを行うことで頭がすっきりして、大事なことに集中できるようになったりするそうだ。

普段から余計なことを考えがちなわたしは、「それはいいな」と思い、軽い気持ちで翌日から、ノートを書き始めた。

もともと、私は朝がとても弱い。
遅刻ギリギリまで二度寝していたいほうだ。服もメイクも適当、弁当はつめるだけにして、ギリギリまで寝ていたい。朝寝イズ最高。この世に生まれて来た意味とすら思うぐらい最高。

だから、そんな至高の時間を犠牲にしてまで行う、朝のノートみたいな意識の高い習慣、どうせ続かねえわ、と思っていた。いまとなっては、そもそも、なぜはじめようかと思ったのかもわからない。軽い気持ちだった。

しかし、はじめてから20日経ったいまは、これが毎朝楽しみで仕方ない。1日も欠かすことなく続いているし、しっかりノート3ページぶんかいている。

寝起き、起きてすぐ、顔もあらわない、歯も磨かないぐらいのもうろうとした状態でかきはじめる。もう、ゾンビみたいな状態である。なぜならスマホをみたりしてしまうと、頭が目覚めてしまって、「きちんと頭で考えた文章」を書いてしまう。自分の本音に向き合うには、あるていどぼーっとした状態で書きはじめる必要があるのだ。

ずるずると机に座って書き出す時は、半分夢のなかにいるわけである。当然頭の中は、今見た夢のことでいっぱいなので、夢のことを書く。

そうすると、自然と毎日の夢を記録することになる。ノートの前半部は、見た夢をつらつらと、ただ買いて、あとは眠い、寒い、喉乾いた、などと書く。

しかし不思議なことで、見ては忘れているだけの夢も、記録していると不思議と忘れない。そして、多彩で楽しい夢を見ることになる。毎日、忘れてしまうだけで、本当にたくさん夢を見ている。その風景のかけらを記録することで、残せるのはとても面白い。

書いているのも文章なんてもんじゃない。脳内のたれながし。文字なんてもんじゃない。「ひじき」がグチャグチャと並んでいるぐらいのクオリティだ。ネガティブな日もある。ダメだ、ダメだ、みたいなことを延々と書いていたりする。

B5ノート3ページぶん埋めるのに、最初は一時間以上かかったが、最近は45分ぐらいで書き終わる。1ページ書き終わる頃にはいい感じに目が覚めてくる。途中、顔をあらう、歯を磨く、お湯をわかして飲む。

それから、朝一番に考えていることを正直に書き出してみる。毎日、自然とどんなことを考えているか、わかる。自分ではなんてことないと思っていたことなどが、意外とひっかかっていたりする。そういうことを観察することで、それはもう、どうでもいいことになっていく。思考の毒だしだ。

すると不思議なもので、本当に、なんというか、「アカスリ」をやってもらったあとみたいな爽快感になる。書き終わった時、確実にめちゃくちゃ、最高な気分になっている。サウナの後みたい。なんというのか、思考のどうでもいいモヤモヤがきれいになって、スッキリする。未消化の感情をさっさとゴミ箱に捨てれるし、陥りやすい思考のループにも気づける。

というわけで、私はノートを書くことの虜になった。

かんっぜんにハマってしまった。

どんぐらい中毒になったかというと、仕事の休憩中にもノートを買って来て、思いついたことを書きなぐるようになった。

それだけでは飽き足らず、家に帰ってからも、キーボードを叩いて、色々な文章を書くようになった。10分タイマーをかけて、勢い良くキーボードを叩くのがとても気持ちいいのだ。

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実は、わたしの意識のすみっこではいつも、noteをちゃんと更新したいなぁ、というのがあるのだけど、なんというか、noteはちゃんと書かないといけない、という思考にとらわれていた。ちゃんと書かないと。

でも、文章を書くことがただただ気持ちいいから、書くだけでもいい気がする。

なんというか、毎日、狂ったように文章を書き続けているうちに、なんでもいいから、「どなたかが読む文章」というのも、自然と書きたくなってしまったのである。

というわけで、最近の私の文章中毒の結果として、書く気があるときは、些細なネタをnoteに書くことにします。

文章かくの、たのしい。

モーニングページ、楽しいので、明日の朝からぜひやってみてください。では。

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+メモ+

朝、3ページノートを書くというのは、

「いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。 」という本に載っている、「モーニングページ」という習慣のようです。

この本を実際に買って見たので、読んでみようと思います。


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