鳩みう子のnote

ビーズ刺繍の作家をしています。 ここでは、 なまこのように、この世の隅っこでいろんな…

鳩みう子のnote

ビーズ刺繍の作家をしています。 ここでは、 なまこのように、この世の隅っこでいろんなことをゆっくり考えたり、感じたりしたこと、 日々のことなどを書いています。 ビーズ刺繍のお知らせなどは、アメブロに書いています。 日常はThreadsに。

マガジン

  • しあわせについて考えて、実践している鳩

    ずーっと、<ほんとうのさいわい>について考えていました。 優しさとは、愛とは。自分から発生するあらゆる感情は。 失敗と、後悔と、人生ぜんぶつかって、考えている記録。実践編も。

  • ハンドメイド作家を始めて辞めるまで

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自己紹介

はじめに、と自己紹介 こんにちは。 「鳩みう子」という名前で15年ほど、ビーズを形にして作品作りをしています。本名ではありません。鳩サブレーが好きなので、鳩という名前をつけています。鳥の鳩も、鳥全般も好きです。 85年生まれ、西日本出身で、17年間東京に住んでいますが、未だに東京の人にはなれていません。新潟出身の夫と二人暮らしをしています。 私は、ずっといつも、ぼーっとしています。 あまりにもぼーーっとしているので、車の運転もしないし、命に関わるような重大なお仕事もで

    • 旅について、気まぐれに、思いついたことを書くだけ

      旅が好きだな、と今更気づいた。 一人で、どこかにふらっと旅をすることが好きだ。 40が目前になる年齢になるまで、気づかなかったけれど、どうやら私は、ふらふらと、紐が切れた風船みたいに、山もなければ谷もない、地味な移動をすることが、大好きだ。 もともと、日本地図を見ることがとても好きだった。 小学生のころから、憧れる偉人は「伊能忠敬 大先生」だ。 地図は、とてもよいものだ。 とても、無骨で、ただずっと、地図は地図として、事実を、事実の通りにかこうと努力されている。地名は、

      • 満月なのでnoteを再開してみる。「ハンドメイド作家をやめた私がもう一度戻ってきたこと」

        今日は満月だ。 満月の日は、頭がざわざわして、身体中からエネルギーが湧いてきて、それを持て余して、困ってしまう。 今日のわたしは、納期やら、確定申告やら、なにやらで忙しく、1分1秒も惜しいときなのに、そのエネルギーを発散するために2時間も散歩したりした。でも、頭の中のざわざわがおさまらなかった。 言葉が、頭から出てこようとしている。 これは、きっと、文章を書くべき日なのだ。 そう思って、noteを再開することにした。 私には、いつか必ずある記事に対する「返事」を書かな

        • 朝起きてノート3ページ書く習慣

          朝起きてすぐにノート3ページぶん、頭の中のことを書き出すのがいいらしい。思考のデトックスを行うことで頭がすっきりして、大事なことに集中できるようになったりするそうだ。 普段から余計なことを考えがちなわたしは、「それはいいな」と思い、軽い気持ちで翌日から、ノートを書き始めた。 もともと、私は朝がとても弱い。 遅刻ギリギリまで二度寝していたいほうだ。服もメイクも適当、弁当はつめるだけにして、ギリギリまで寝ていたい。朝寝イズ最高。この世に生まれて来た意味とすら思うぐらい最高。

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          片道17km、自転車こいで、 #文学フリマ へいった話

          「文学フリマ」、というイベントがあることを最近まで知らなかった。 偶然、私のすきな文章を書く人が二人ほど、それについて言及していたので知ることとなった。 私は東京に住んで長いが、外出が面倒くさくて、イベントごとを見逃すことが多い。予定に入っているとか、人と約束しているならともかく、自分の趣味興味のためにイベントに行くことはほんとうに稀だ。なにしろ人混みが苦手だし、休みの日は穏やかに海の底の貝のようになって過ごしたいと思ってしまう。 それでも、私はこのイベントにどうしても

          片道17km、自転車こいで、 #文学フリマ へいった話

          私のための2年間

          ウィッス、春が過ぎてゆくなか、いかがお過ごしですか。 わたしは、どういう運命なのか、偶然にも昨秋からハンドメイド作家活動を休業中だったので、生活にあまり影響はなかった。二月に通勤のバイトも辞めていて、ステイホームしてちまちま仕事をしてる。ありがたいことに二つぐらい仕事を見つけたので、全然お金持ちではないけど、毎月の支払いぐらいは自分でできている。とはいえ収入が減ったので、好きな時に旅行行ったり、思いつきで服を買ったり、気まぐれで外食したりできないけど、今は、どっちみち全世界

          私のための2年間

          天職

          ハンドメイド作家をするのが私の長らく適職だった。アイデアは常に湧いてきたし、楽しかった。「こんなエエ仕事があるんかい」という感じだった。全人類にオススメしたろうか、と思っていたぐらいだ。おそらく「好きなこと」「向いてること」「できること」という曲線がうまく合致していたんだろう。だけど天職じゃなかった。その事実が随分私をこだわらせ、苦しめたと思う。私は生粋の作り人には、なれないのだ。 じゃ、生粋の作り人ってなんだって言われたら、それは難しいけど、たぶんどんな苦労をしても作るこ

          「神様、私は文章が書きたいのです。」一年の締めくくりに。

          神様、私は文章が書きたいのです。 2019年のお正月に、伊勢へ小旅行をした。その途中、道開きの神様「猿田彦神社」へお参りした時、手を合わせた私の心にいっぱいに広がったのはそんな言葉だった。確信のようなものだった。私は文章が書きたかった。胸をかきむしるぐらいの衝動だった。 そもそも、2015年ぐらいから、ずっと、書こう書こう書こうと思って、それでも動き出すことができなかった。どうして動けなかったかというと、やはり、それによって得られるものが何かもわからないのに、失うものは確

          「神様、私は文章が書きたいのです。」一年の締めくくりに。

          「自分の夢」のフリした「他人の夢」

          私の通っていた大学には古くて大きな図書館があった。学生証をかざさないと入れない。私語は厳禁だ。私は19歳の頃、よく一人でそこを訪れた。古い本の匂いと、ゆらゆらと動き回る学生たち。人はたくさんいるのに、そっと静まり返っている。私は本たちには目もくれないでまっすぐとある場所へ向かう。2階の広い窓の前。いくつかの一人がけソファが置いてあって、それは好きに動かしてもいい(というかみんな勝手に動かしていた)のでそっと壁側に二つ重ねて小さなベッドのようにする。窓に向いて座ると、世界には窓

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          専業ハンドメイド作家を始めて、やめるまで

          クリスマスの夜に前日に半額で買ったチキンを食べていたら、猛烈に眠くなって、気づいたら眠っていた。何かの夢を見ていたようだが、うまく思い出せない。目が覚めたのは午前3時過ぎで、一時間ほど暗闇でぼうっとした挙句、私は猛烈に文章が書きたくなって、今パソコンに向かっている。クリスマスの翌日の、朝の4時半である。 私は、ハンドメイド作家をしていた。正確には、完全にやめたわけではないが、現在は実質休業中だ。その前は、2009年から10年間。2012年からは専業作家として、物を作って販売

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