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「みんな一緒に」を叶えるのは誰だ?インクルーシブ教育をどうしよう

みんなで考えたいインクルーシブ教育の大切さ

こんにちは!
インクルーシブ教育について考えるきっかけになればと思い、
私の経験をシェアさせてください。

私はこんな人です。

これが、全ての子どもたちが共に学び、
成長するために何ができるのかを考える一助になればすごく嬉しいです!

運動会での特別な体験

運動会で50メートル走の競技がありました。
事前に保護者と本人と相談し、本人は走らないと決めていました。

しかし、本番の直前、
並んでいるときに「おんぶしたらいく?」と聞いてみると、
その子は、にやりと笑って

「YES」

と言ってくれました。
その瞬間、私は20キロの彼をおんぶして走ることに決めました。

周囲の理解と支え

ここで注目してほしいのは、周りの子どもたちの反応です。

ずるいと言う子は一人もいませんでした。
みんな、その子が日常で耳を塞ぎながら頑張っている姿を
知っていたからです。

また、交流している学年の先生たちも、
「来てくれてありがとう」と常に言ってくれていました。

このような理解と支えがあったからこそ、
多様な参加の仕方が認められたのだと思います。
(それをOKとする校長の学校経営がベースにあるのは前提!)

次のステップ

その子は次の年、なんと

「一人で10メートルなら走る」

と言ってくれました。
私たちはそのためのコースとゴールテープを用意し、
彼は見事に走り切ることができました。

特別扱いとは?

この経験を特別扱いと感じる人もいるかもしれません。

しかし、インクルーシブ教育の視点から見れば、
それは全ての子どもたちが自分のペースで
成長できるようにするための工夫です。

大人の用意した環境が必ずしも全員にぴったりとは限らない。

そのため、いろんな参加の仕方があっていい、
という理解が広がることが、
インクルーシブ教育の本質ではないでしょうか。

みんなの意見を聞かせて!

みなさん、このような経験をどう思いますか?
特別扱いだと思いますか?
それとも、全員が共に学び成長するための自然なステップだと感じますか?

ぜひ、皆さんの考えを聞かせてください。

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