目指せ!新規就農25|農家の情報発信
今回の記事は、とまたろうさんのvoicyを聴いて、農家の情報発信は何が有効なのか?考えたことを書き残しておきます。
この放送回は、大阪でミニトマトを栽培されているとまたろうさんと、兵庫県の米農家いせきさんとの対談回でした。
テーマは、「農家の情報発信」
お二人ともさまざまなプラットホームで情報発信されている方です。
と〜っても参考になるお話でした。
今回の記事は、この放送をもとにして、将来、農家になった私はどんな情報を発信していけばいいのか考えたことを書き残しておきます。
41.農家はどんな情報発信をしていけばいいのか?
世の中には、いろいろな情報発信プラットフォームがあります。
YouTube、TikTok、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、note、voicy、stand.FM…などなど。
コンテンツには、動画、音声、テキストがあります。
プラットフォームそれぞれに、得意なコンテンツ配信がありますが、配信者は、プラットフォームを使い分け、さまざまな情報を、いろいろな切り口や見せ方で発信していますね。
とまたろうさんもいせきさんもそれぞれのプラットフォームを駆使して、情報発信をされています。
いせきさんは、InstagramとFacebookを使って、お客さん向けに、日々の農作業や作物の様子などを中心に発信したり、Xを使って、いせきさんが取り組んでいること、取り組もうとしていることをパーソナルな部分も含めて発信されているそうです。
とまたろうさんは、農業系YouTuberとして有名なことから、動画での情報発信がお得意です。
そして、音声発信もがんばっておられていて、私がとまたろうさんを知ったのも、SpotifyのPodcastでの音声発信でした。
最近は、毎日のvoicy配信をとても楽しみに聴かせていただいています。
さて、私はどうするか?
私が就農するのは、早くても3年後ですから、その時にそれぞれのプラットフォームがどうなっているかは、未知数です。
もし仮に今と同じだとして、プラットフォームを使い分けて、情報発信をしていければと考えています。
Instagram:
・既存のお客さんに向けての情報発信ツール。作物の状態や農作業について、お知らせする。
・注文を受けたり、連絡したりするツールとして。
Facebook:
・基本的には、Instagramと同じ情報を発信。
・実名でのやりとりによる信頼感を大切にして、コアな情報交換のツールとして。
note:
・長文による、伝えたいことを、ていねいにわかりやすく配信できるツールとして。
・文章を知のアーカイブとして捉えて、他のプラットフォームとの連携を図る。
X、Threads:
・拡散性を利用して、新規顧客開拓のツールとして。
LINE:
・日本においては、なくてはならないコミュニケーションツール。顧客への連絡ツールとしても欠かせないでしょう。
stand.FM:
・音声ならではの個性や魅力を伝えるツールとして。
・聴いている人の作業のお供にしてもらえるように。
YouTube:
・私と同じように新規就農を目指す人に向けて、課題解決となるような情報発信を。
今回の記事では、とまたろうさんのvoicy特別対談回を聞いて、農家にとっての情報発信について考えました。
私が目指す直販個人農家にとって、商品の価格を自らが決めていくことが、農業生き残り戦略において、必須となります。
そのためには、積極的に情報発信を行い、私個人、私が販売する作物の魅力を伝え、価値を高めることが重要です。
そのためのSNS戦略。これからも可能性を見つけて、模索していきたいです。
では、また。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
了
「目指せ!新規就農」シリーズは、おかげさまで順調に回を重ね、今回で25記事目となりました。
これまでに、
1.農家の方に会いに行こう
2.公的な就農支援にはどんなもなあるか?
3.まとめ|ハードルを知り、そして向き合う
4.農業はすきなことなのか?
5.ハスカップ農園での作業体験
6.ハスカップって何?
7.アクセルとブレーキを同時に踏み始める
8.技術でてっぺんを目指す
9.「好きなことならやるべきだ!」
10.まるでルンバ!草刈りロボ
11.第三者継承という新規就農への道
12.ハスカップ農家さんから経営を受け継ぐ
13.厚真町の就農支援は手厚い!
14.農業研修施設を見てきた
15.色づき始めたハスカップ
16.農家一家に一台!?ラジコン動噴
17.厚真町で実践したいわたしの農業
18.同じ木でも場所によって味が違う!
19.健康に良い、魅惑の果実ハスカップ
20.ハスカップ狩りに行こう!
21.畑でレストランin山口農園
22.カレンデュラ農家になりたくて…移住
23.アーティストな農家の生き方
24.なぜ、研修するのか?何を、研修するのか?
25.ハスカップ農家として何をしたいのか?
26.腹を決める
27.目指すべき農業を見つける
28.農協→卸売市場という流れで売る
29.産地直売方式で売る
30.マーケティングと営業の違い
31.どうやって買ってもらえばいいのか?
32.農協ってなに?
33.農協とどう付き合っていくべきか?
34.自分で作った作物が一番美味しい
35.その美味しさにどう共感してもらえばいいか
36.ブロックチェーン技術でトレーサビリティを効率化
37.NFTを使って、自分の商品の流通の流れを見える化する
38.農畜産物の適正価格を実現するための課題とは?
39.結局行き着く先は、直販か?
40.こんなにいい条件で就農できるんですか!?(歓喜)
というテーマで書いており、マガジンにまとまっています。
また、他にも、教育×○○をテーマにいろいろ書いています。
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