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目指せ!新規就農22|農業でNFTをどう活用するか

現在49歳。
今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか?
その下準備を書き残しておくためのこのnote。

今回の記事は、palpalさんが『NFTを学べるラジオ』で、tomajoDAOで活動されている茶農家のみっちゃんと対談し、農業界でのNFT活用について語っておられたことをもとに、自分でもやってみたいと思ったことを将来のために書き残しておきます。

自分が作った農産物の魅力をどう消費者の方に伝えるのか?ということの一つの解決方法だなと思っています。


36.ブロックチェーン技術でトレーサビリティを効率化

トレーサビリティとは「何が、どこで、どのように作られ、どのような経路を経て私たちの元に来たのか」を明確にすることで、信頼性や安全性を確保するための手段となります。

例えば、スーパーなどで、りんごを買うとします。ついているバーコードやラベルをスキャンすると、そのりんごがどこの農園で生産されたか、収穫された日付、運搬手段、さらにはその農園が使用している農薬や栽培方法まで知ることができる、アレです。

お客さんにとっては、その商品を買う際の、大きな安心材料となりますね。

農家側にもメリットがあります。
もし、商品に何か問題があった場合(例えば食中毒の原因となるバクテリアが見つかった場合など)、問題の原因を特定しやすくなり、その情報をもとに再発防止策を講じることができます。

このトレーサビリティにブロックチェーン技術を使ってみてはどうか、というみっちゃんの話にとっても興味をもちました。

ブロックチェーンとは?
「連鎖した日記」というイメージに例えてみます。
日記のページ = ブロック: ブロックチェーンの「ブロック」とは、情報が書かれた日記の1ページのようなものです。それぞれのページには、いろいろな情報や出来事が記録されています。
ページをつなげる = 連鎖: 日記のページは順番につながっていて、前のページと次のページがリンクしています。この「つながっている」のが「連鎖」という部分です。ブロックチェーンの中でも、各ブロックは前のブロックと次のブロックと連鎖しています。
書いたら消せない: 一度書いた日記の内容は、後から変えられないようになっています。これはブロックチェーンも同じで、一度情報がブロックに記録されると、後から変更することができません。
みんなで守る日記: この日記は1冊ではありません。たくさんのコピーがあり、それぞれのコピーはたくさんの人々のところにあります。誰かが1つの日記をいじろうとしても、他の日記と比較されて、いじられたことがすぐに分かります。だから、情報を変えるのはとても難しいのです。

このように、ブロックチェーンは「連鎖した日記」のようなもので、情報を安全に、変更されずに記録しておくことができる技術です。これが、お金のやり取りなどいろいろな場面で使われています。

農産物の生産元の情報(どこの誰が生産しているか、どんな栽培方法か?どんな農薬をいつ、何回使ったかなど)を始め、どこに出荷され、どういう経路をたどって、小売店にたどりついたかがブロックチェーンに記録されています。
ブロックチェーンに記録された情報は改ざんが難しいことから、より、消費者の安心や信頼につながります。

実際、番組の中でも紹介されていましたが、IBMがブロックチェーン技術を使って、コーヒーのサプライチェーン(製品やサービスの生産から消費者への供給までの一連の活動やプロセス)の管理を行なっているそうです。

さらに、これをNFT化してしまえば、「特別なトレーディングカード」のようなものとして、新たな商品ファン獲得の糸口になるかもしれませんね。

37.NFTを使って、自分の商品の流通の流れを見える化する

個人消費者への直販でない限り、農作物が結局どこの誰にたどりついたか?ということは、農家は普通は知り得ることはありません。

これを先ほどのようにNFTをくっつけて販売することで、それを知ることができます。
そうすれば、直接そのお客さんに営業することができ、それによって流通経路の短縮化につながり、より良い鮮度と手数料を省いた適正な価格でお届けすることができるかもしれません。

どんなお客さんに、自分の農作物が届いているのかという傾向を知ることにも繋がり、効果的なマーケティングをうてることにもつながりそうです。


今回の記事は、palpalさんが『NFTを学べるラジオ』で、tomajoDAOで活動されている茶農家のみっちゃんと対談していた番組を聞いたことをもとに考えてみました。

いやぁ〜。この番組は、とってもおもしろかったぁ。
3回くらい繰り返し聞いちゃいました。
まだ、就農もしていないのですが、将来自分でもやってみたい農業×NFTに、これほどまでにワクワクさせられるとは。

近い将来、収納が実現した際に、ぜひ、チャレンジしてみたいと思います。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

「目指せ!新規就農」シリーズは、おかげさまで順調に回を重ね、今回で22記事目となりました。
これまでに、
1.農家の方に会いに行こう
2.公的な就農支援にはどんなもなあるか?
3.まとめ|ハードルを知り、そして向き合う

4.農業はすきなことなのか?
5.ハスカップ農園での作業体験
6.ハスカップって何?

7.アクセルとブレーキを同時に踏み始める
8.技術でてっぺんを目指す
9.「好きなことならやるべきだ!」

10.まるでルンバ!草刈りロボ
11.第三者継承という新規就農への道
12.ハスカップ農家さんから経営を受け継ぐ

13.厚真町の就農支援は手厚い!
14.農業研修施設を見てきた
15.色づき始めたハスカップ
16.農家一家に一台!?ラジコン動噴

17.厚真町で実践したいわたしの農業
18.
同じ木でも場所によって味が違う!
19.健康に良い、魅惑の果実ハスカップ
20.ハスカップ狩りに行こう!
21.畑でレストランin山口農園

22.カレンデュラ農家になりたくて…移住
23.アーティストな農家の生き方
24.なぜ、研修するのか?何を、研修するのか?
25.ハスカップ農家として何をしたいのか?

26.
腹を決める
27.目指すべき農業を見つける
28.農協→卸売市場という流れで売る
29.産地直売方式で売る

30.マーケティングと営業の違い
31.どうやって買ってもらえばいいのか?

32.農協ってなに?
33.農協とどう付き合っていくべきか?

34.自分で作った作物が一番美味しい
35.その美味しさにどう共感してもらえばいいか

というテーマで書いており、マガジンにまとまっています。

また、他にも、教育×○○をテーマにいろいろ書いています。
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