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50歳日誌

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50歳の自分は何を考えるのか。
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最後の山

最後の山

8月7日、大詰めを迎えたオリンピックのニュースと対になっていたのは、デルタ株による感染者の増加と、それに伴う自宅療養者増加のニュースだった。

8月7日(土)発症9日目
04:00 体温:38.0度
10:00 体温:38.0度 酸素飽和度:96%
18:00 体温:36.7度 酸素飽和度:95%
23:00 体温:37.7度

アセトアミノフェンの多く含まれた処方薬がもらえたので、それを飲むと熱

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救急車

救急車

発症から10日後、または解熱後72時間が経てば療養期間終了となる。ボクの発症は7/29(木)だったので、8/8(日)いっぱいとなるらしい。

結局、保健所から聞き取りの連絡が来たのは、陽性が判明した3日後、8/4(水)だった。いつから発症したか、感染の心当たりはあるかなどのヒアリングだった。その時に10日間療養だということを聞いた。

同じ日に家族にも連絡があって、すぐにPCR検査に行くことになっ

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2つめの山

2つめの山

感染判明までが「1つめの山」だとすると、ここまではまあ、ちょっと辛めの風邪かなあというくらいだった。これで陽性なんだ、そんなふうに思ってしまった。でもそれは甘かった。

ここから数日、37度前後の熱が上がったり下がったり。8月2日(月)からが「2つめの山」だったんだなと思う。熱は高くないのに、あいかわらず悪寒はひどくなる一方。

その8月2日の月曜日に、保健所から電話があった。陽性が判明した次の日

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デルタ株感染の14日間

デルタ株感染の14日間

50歳はいろんなことが起きます、その記録。

7/29(木)に新型コロナを発症し、つい先日、自宅療養期間が終わりました。自宅療養者の数がニュースになっていますが、本当に辛いですし、ヤバい状況というのは報道以上です。

PCR検査を受けたのが7/31(土)で、翌日朝に陽性の結果が出ました。デルタ株でした。

橋本はO型でテキトーだから、手指の消毒とかもテキトーだったんだろう、と言われそうですが、それ

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10年たった友へ

10年たった友へ

あれから10年、と1週間。連絡が1週間遅れて申し訳ない。

早いもんだね、10年だよ。
今日と同じように、少し蒸し暑くて晴れた日だった。亡くなったのは本当らしい、というOさんからの電話を受けて、一緒に働いていた後輩と手分けして、関係者に電話をしまくった。

みんな、絶対に一回めはボクの伝えている話を信じなかった。「ウソでしょ?」「またまたー、そんな冗談言っちゃって〜」。あの時の、ひとりひとりの反応

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全日本カブ耐久

全日本カブ耐久

50歳日誌、13週目。

4月の中旬、あるイベントの手伝いに行った。そこで見つけた「全日本カブ耐久」のチラシ。

「カブって、あのスーパーカブ?」チラシをくれたお兄さんに聞くと「そうだ」という。「パーツも安いですからねえ、楽しいですよ。もしヒザ擦りたければ、リトルカブの純正ステップに変えて両端を少し切っちゃえば擦れますよ」なるほど。
しかも「全日本」というネーミングが、なんだか仰々しくてよろしいw

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「50」ボタン

「50」ボタン

50歳日誌、10週目。
学生時代もコンビニではバイトした経験はないので、詳しいことは知りません。もし間違ってたらごめんなさい。

コンビニのレジに「年齢ボタン」があるのをご存知だろうか。購入者の性別と年齢をレジの入力者が推測で登録するというもの。

12、19、29、49、50というボタンがあるらしい。正しくは年齢ボタンではなく「客層ボタン」というらしい。マーケティングデータとして活用するのでしょ

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桜の下のキックオフミーティング

桜の下のキックオフミーティング

50歳日誌、8週目。

10年ぐらい前までは、ボクらの業種というのは年度末が恐ろしく忙しかった。次年度スタートまでに完成させる、年度内の予算を使い切る、ということが多かったのがその理由で、2月、3月はかなり身構えないといけなかった。雪山の誘いをもらっても、カレンダーとにらめっこしながら「うーん」と、しばし考え込まないといけない。

3月もお彼岸を過ぎると、毎日肩で息をするような忙しさ。だけどそれも

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風をよむ

風をよむ

2週間サボって、50歳日誌6週目。

去年引っ越してきたこの家は、1974年5月に建てられたものだという。まもなく47歳、ボクとほぼ同じ年齢だ。

「色気がある」
ヨメさんがこの物件を見つけて、「ねえ、このテラスハウスよくない?」と興奮しながらの内見予約。数日後、実際に内見した時に彼女が初めて口にした感想がそれだった。

平面図で見ると至って普通なんだが、図面では見えてこないところに遊び心があるよ

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いとこ

いとこ

50歳日誌、3週目。

土曜日の夕方、茨城に住んでる妹からLINEでメッセージが入った。「赤岩のおじさんが今朝亡くなったんだって」。

赤岩というのは、父親の実家がある群馬の地名。太田のおじさん、足利のおばさん、平塚のおじさん……。親戚というのはたいてい、住んでる土地の名前+「のおじさん」「のおばさん」という呼ばれ方をする。「赤岩のおじさん」は、うちの父親のお兄さん。農家をやっている「橋本」の本家

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猫タックル

猫タックル

50歳日誌、2週目。

夜のニュースでは、お天気お姉さんが明け方から雨が降りそうだと伝えていた。その日ボクが目覚めたのは午前2時。明日締め切りの仕事は、朝から再開すれば十分間に合う、とわかっていても、最初にあれをやって次にこれをやって……と寝ながら無意識に考えているんだろう。早朝に目が覚めてしまう。歳をとったせいか、ずいぶん小心者になった。

雨の予報を覚えていたから、起きてすぐ、庭に面したサッシ

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映画「ブロードキャスト・ニュース」

映画「ブロードキャスト・ニュース」

50歳日誌、1週目。

さすがに古さを感じる映画だけど、キュートなホリー・ハンターはこれが一番のハマり役なんではないかと思う。三十数年ぶりにみたけど、やはりそう思った。

「ハリウッド映画の一世紀」というCNNのドキュメンタリーで、意外と大きく取り上げられていてこの映画の存在を思い出した。女性の社会進出を描いた映画、という文脈で語られていたんだと思うんだけど、確かに彼女が演じるワシントンのテレビ局

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