歌舞伎座三階廊下の故人の顔写真の中に市川左團次が加わっていた。あの素晴らしいダミ声はもう聞けず怪しく大きな風体はもう見られない。客や役者も少し遠目に見ている批評眼のようなものを感じた。批評的役者という意味では中村梅玉と双璧をなした。個人的感想。
久し振りに衛星劇場の録画を取り出した。歌舞伎座さよなら公演の『助六由縁江戸桜』。先代團十郎の助六、玉三郎の揚巻、左團次の意休。なんとすばらしい夜の街の「闘争」であることか。
落語家と歌舞伎役者の名前 漢字検定に出題されたら100%書けない #特に市川左團次の團