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歌舞伎に出合って人生が楽しくなりました。四代目猿之助さんの2008年「亀治郎の会」が初…

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歌舞伎に出合って人生が楽しくなりました。四代目猿之助さんの2008年「亀治郎の会」が初歌舞伎。2009年からblogを書いて16年目。生の舞台は’生きる力’。歌舞伎や大衆演劇を中心に「好き」を書いていきます。四代目猿之助さんを待っています。

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    歌舞伎中心の観劇感想MAGAZINEです。劇評ではありません。今月の観劇で感じたことや今まで観た舞台の思い出を綴ります。2009年からblogをはじめnoteに引っ越してきました。芝居の話を聴いていただきたく書いています。猿之助さんをきっかけに大衆演劇にも興味を持ち始めました。約2000字の記事を月10投稿ほど予定しています。

  • 観劇感想2024

    2024年の観劇感想をまとめます、

  • 観劇遠征

    京都春秋座、南座、博多座など、歌舞伎と旅のお話。

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    2022.12「猿之助と愉快な仲間たち」をきっかけに見始めました。月に1~2回のペースで楽しんでいます。

  • 私と歌舞伎

    感じたこと、猿之助さんに影響を受けたこと。

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猿之助さんのことから1年。

5月がスタートしました。 猿之助さんの事件からもうすぐ1年になります。 少し前まで5月が来るのが不安でした。 でも今は想像と違った自分がいます。 私が猿之助さんをラストに観たのが5月12日。それから舞台を観て寂しくて泣いたことはあったけど、舞台からの想いを受けて嬉しくて泣けたのが11月でした。大衆演劇で猿之助さんとご縁がある瀬川伸太郎さん恋川純弥さんの舞踊でした。 事件のだいぶ前、猿之助さんに直に澤瀉の紋を使用することをお許しいただいたそう。澤瀉の黒紋付で伸太郎さんの

    • 強くなること

      今日は歌舞伎座に行ってきました。 私の友でありメンターである めぐさんと一緒でした。5ヵ月ぶりの再会で歌舞伎観劇は1年ぶりです。 猿之助さんのことがありずっと苦しく、今年に入ってからは体調を崩すことが多くなりました。 体調不良は私自身が蓋をしてしまった悲しみや辛さで身体が耐えられなくなってしまったからだと思っています。 それをきっかけに自分の内側を見つめることを続けてきました。感情を感じ切ろうと、不調の原因を身体に教えてほしくて見つめ続けました。それは今も続いています

      • 「飢餓海峡」恋川純弥誕生日公演

        19日から一泊で神戸&明石に遠征旅行に行ってきました。 1日目は神戸。純弥さんの誕生日公演を観劇しました。19日は45才のリアルバースディです。来月には芸歴45周年の公演が東京で行われます。 新長田にある「神戸長田ピフレホール」が会場です。 客席は傾斜があり私にとってはノンストレスなホールです。 今回、誕生日をお祝いする気持ちはもちろんですが、お芝居もあることが楽しみでもありました。 「飢餓海峡」は大衆演劇歴が浅い私でも舞踊ショーで何度か観たことがあります。石川さゆ

        • 神戸へ

          神戸に来ています。

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        猿之助さんのことから1年。

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          生きる力

          私は舞台を観ることが大好きです。 演劇は「生きる力」になると信じています。 生きるのが苦しかった時、 猿之助さんの舞台に救われました。 猿之助さんが舞台からいなくなり 辛かった時に大衆演劇に救われました。 純弥さんの舞台にだんだんと癒され、 生きていることを実感できたり、 人を好きになる楽しさを感じています。 今やっと穏やかな日常を生きることが できています。 思えば救ってくれたのはいつも役者さんや 劇場で観るお芝居でした。 お陰で私の今日があるのです。 下村

          生きる力

          八月納涼歌舞伎「髪結新三」

          歌舞伎座に行ってきました。 第二部「髪結新三」を幕見です。 世の中ではお盆休み中。歌舞伎座界隈も幕見席もすごく賑わっていました。以前の雰囲気が戻ってきたように感じました。 「一幕見席」は現在、ほとんどの座席がオンライン販売です。一部は当日売りですが、前日12時からオンラインで購入できるので並ばずに済むようになりました。 コロナ前は全席当日券でした。酷暑でも何でも人気演目の場合は外に並ばなくてはならず。。夏は苦行のようでした。暑さ対策のミストが設置されていたのが懐かしいで

          八月納涼歌舞伎「髪結新三」

          八月納涼歌舞伎「狐花」初日2

          歌舞伎座の夏の風物詩、納涼歌舞伎。 各部とても入りが良いみたいです。第三部もコロナ禍前の賑わいが戻ってきたような空気感でした。 京極夏彦さんが歌舞伎のために書き下ろした作品「狐花」は、とても好みでした。帰り道、友人と「面白ったねー」が止まらなかった。 新作歌舞伎だから、もっと派手に作ろうと思えばできそうなのですが、あえていろんな演出を削ぎ落してきたのかなと面白かったです。新しい歌舞伎のジャンルが誕生したと思う。 幸四郎さんと七之助さんに時代感はさほど感じませんでした。

          八月納涼歌舞伎「狐花」初日2

          八月納涼歌舞伎「狐花」初日

          8月の観劇がスタートです。 歌舞伎座 八月納涼歌舞伎第三部「狐花」を観てきました。 小説家の京極夏彦さんが歌舞伎のために書いた小説と脚本です。小説「百鬼夜行」シリーズの主人公・中禅寺秋彦の曽祖父、中禪寺洲齋を幸四郎さんが勤めています。 とはいえ、私は全く京極さんの小説を読んだことがありません。今回は知らないことを武器に初日に臨んでみようと思いました。 「京極歌舞伎」という歌舞伎を新たに作りたい。 幸四郎さんの意気込みどおり、今までにない新しい歌舞伎が誕生したと感じま

          八月納涼歌舞伎「狐花」初日

          8月の楽しみ

          8月がスタートしました。 昨年は歌舞伎座で「新・水滸伝」三昧でした。 今年は昨年よりもアクティブに観劇予定を立てている自分が嬉しいです。心がいつもより軽やかで自由な感じがしています。 我慢癖はなかなか手強いけど、それを知ったことで身体の感覚を気にするようになりました。体調が悪い時は「また我慢していないかな」と自分に聞くようにしています。 自分の感情を優先して、どうしたいのか自分で決めようと思います。好きなものは相手がどうであれ好き。その気持ちを感じ切るまで貫きたいです

          8月の楽しみ

          8月を想う

          暑中お見舞い申し上げます。 酷暑にクラクラする毎日です。 もうすぐ8月がやってきます。 私にとって特別な月です。 歌舞伎に出合ったのが8月、コロナ禍の歌舞伎座五ヵ月間の休演明けに再開したのも8月でした。亀治郎が昇天したのも、星になった姪の誕生日、純弥さんの誕生日も8月。 歌舞伎座再開時のことは昨日のように覚えています。 客席は半分以下に間引かれ、誰も会話せず静まり返った客席、緊張感が漂っていました。幕が開き、スッポンから登場した猿之助さんを観て涙しました。 あれ

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          八月納涼歌舞伎で髪結新三

          猛暑が続いています。 八月納涼歌舞伎と言えば、私は「弥次喜多」です。毎年、幸四郎さんの弥次さん、猿之助さんの喜多さんに会うのが楽しみでした。一昨年の猿之助さんの手腕が話題になった代役の妙は最高でした。また二人に会えると信じています。 さて、今年も納涼歌舞伎を楽しもうと思います。 第三部の新作、京極夏彦さんが歌舞伎公演のために書いた作品「狐花」がとても楽しみです。原作を読まずに臨みます。第三部は18時15分開演なので仕事帰りにも行ける時間かと思います。この機会に是非、歌舞

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          劇団美松「曽根崎心中」

          とても面白い作品でした。 「曽根崎心中」を新作として上演すると聞いて仲間と観に行きました。歌舞伎で二度ほど観たことがあります。歌舞伎座でかかることは少なくて、以前の歌舞伎座「さよなら公演」と新歌舞伎座「杮落とし公演」で楽しみました。 ともに藤十郎さんで拝見しました。杮落としでは一世一代のお初でした。観ることができて感動でした。私の宝物。 ですが。。そのこととは別に、心中物は得意ではなく、上方歌舞伎はなんとなくムズムズして(笑)物語的に観たいかと聞かれれば、あまり気が進ま

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          ふたたびの裏表太閤記

          先日、歌舞伎座夜の部をもう一度観てきました。 全体をもう少し近くから観たくて二階席から。本水の勢いがすごいのがよくわかりました。歌舞伎座では過去一番に水の量が多いのではないでしょうか。決して大きくない滝ですが、いつもの澤瀉屋の水量がそこに集約されているというか(笑) 一幕二幕の古典は、少し長い気がしていたけど、緩急が付いて見やすく面白かったです。しっかり古典を見せたいという想いに、私は澤瀉屋を感じます。 三代猿之助四十八撰の「伊達の十役」の三幕ある中でも二幕は、伽羅先代

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          ゲキ×シネ「朧の森に棲む鬼」

          先週の木曜日に友人とゲキ×シネを見てきました。 ゲキ×シネとは、簡単に言ってしまうと、劇団☆新感線の舞台を撮影して映像化したもの。 現在、20周年プロジェクトが行われています。今までの作品を毎週火曜と木曜に週替わりで上映しています。 先週の2日間は「朧の森に棲む鬼」でした。 これは2007年に幸四郎さん(当時 染五郎)が新感線に参加し主演した舞台です。当時の私は歌舞伎に出合う前でしたので生では観ておらず。ゲキ×シネで初めて観ました。なので今回は2回目。 きっかけは、

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          恋川純弥 芸能生活45周年特別公演

          恋川純弥さんが9月に行う特別公演のお話です。 先日、友人が松平健さんの50周年の記念公演を観に行った話を聞いて、純弥さんが45周年ってすごいなと変な感動をしてしまいました。 8月で45才になる純弥さんの芸能生活45周年。。0才から舞台にいる人生は想像もできません。でも、どんな形でも役者を続け、舞台だけでなく人としての軌跡が、今の純弥さんの芸になっていると信じて舞台を楽しんでいます。 出会ったのは2022年12月、猿之助さん主催の公演です。大衆演劇の劇場、篠原演芸場で行わ

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          澤瀉屋の縁

          大衆演劇を観てきました。 茨城県の「御老公の湯」という温泉施設内にある劇場です。 関東と言っても私の家からは小旅行。電車とバスを乗り継ぎます。バスの車窓からは田んぼが広がっているのを見ながらワクワク向かいました。 温泉施設内。。というのも慣れました。温泉に入らないけど雰囲気でリラックスできるようになりました。 今月の公演は「劇団章劇」です。13日は瀬川伸太郎さんのお誕生日。純弥さんがゲスト出演ということもあり、久しぶりに二人揃った姿を見たくて行ってきました。 瀬川さ

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