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歌舞伎に出合って人生が楽しくなりました。四代目猿之助さんの2008年「亀治郎の会」が初…

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歌舞伎に出合って人生が楽しくなりました。四代目猿之助さんの2008年「亀治郎の会」が初歌舞伎。2009年からblogを書いて15年目。生の舞台は’生きる力’。歌舞伎や大衆演劇を中心に「好き」を書いていきます。四代目猿之助さんを待っています。

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  • ayaMAGA

    歌舞伎中心の観劇感想MAGAZINEです。劇評ではありません。今月の観劇で感じたことや今まで観た舞台の思い出を綴ります。2009年からblogをはじめnoteに引っ越してきました。芝居の話を聴いていただきたく書いています。猿之助さんをきっかけに大衆演劇にも興味を持ち始めました。約2000字の記事を月10投稿ほど予定しています。

  • 大衆演劇

    2022.12「猿之助と愉快な仲間たち」をきっかけに見始めました。月に1~2回のペースで楽しんでいます。

  • 過去blogアメブロ編

    2009年からアメブロで書き始めたblogを再編成し抜粋して投稿します。猿之助さんの「亀治郎の会」で歌舞伎に出合ってから毎日が楽しくなった観劇日記。まだ初々しい私がいます。

  • 観劇感想2024

    2024年の観劇感想をまとめます、

  • 私と歌舞伎

    感じたこと、猿之助さんに影響を受けたこと。

最近の記事

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旅をするように

4月がスタートです。 今日は予定がキャンセルになりお休みでした。迷っていた松緑さんの「紀尾井町家話」の配信を見ました。一人語りversionです。 猿之助さんのことに触れていると知り、また、友人たちが松緑さんの話を聞いてよかったと言っていたからです。 有料配信なので友人たちから内容は聞いていません。ドキドキしながら見始めました。 松緑さんでよかった。ファンの気持ちを汲んでくれた。また泣いた。優しさが嬉しくて、時が経ったことを感じることができて。。この気持ちをシェアでき

    • 荒川の佐吉

      歌舞伎座が作成した猿之助さんの特別ビジュアルで一番好きなものは?と聞かれると「荒川の佐吉」が浮かびます。 濃さやしつこさを封印したのが新鮮です。 最高にかっこいい。 3月の純弥さんのお芝居で猿之助さんの佐吉を想いました。目の見えない卯之吉の頬に自分の頬をつける別れのシーンが心に湧いたのです。 観劇当時、子役さんと絡む猿之助さんをほぼ観たことがなかったと思う。「こんな表情もするのだなぁ」と、ときめきました。 3月の純弥さんにも思いました。自分の子供に初めて会え、その顔を

      • 「劇団美松」でご縁を感じたこと

        昨日の記事の続きです。 昼夜で大衆演劇をハシゴしてみました。浅草木馬館から川越小江戸座への移動も芝居の余韻で楽しかったです。昼の「やくざ忠臣蔵」が楽しすぎて、次のお芝居に心が入り込めるかな。。と思いました。。が、全く心配いらなかった! テンポいい喜劇で、これでもかと笑わせてもらった。笑い過ぎて泣きました。私。。普段からリアクションが薄いのですが、悔しいくらい笑いました。しつこさも好みだし、小祐司座長の頭のキレ具合がハンパなかった。 初めて観る「劇団美松」 先日の川越の

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        • 「やくざ忠臣蔵」を浅草木馬館で観てきました。

          先月まで体調不安が続いて私らしく観劇することが叶いませんでした。遠征から帰る→体調を崩すパターンに終止符を打つべく、遠征を封印して、心と身体が喜ぶスタイルにしていこうと思いました。 嬉しいこと悲しいこと辛いことがあったら劇場に行きたくなるのが私です。そこに好きな人はいなくとも、行きたい時に劇場に行かないとさらに身体を壊すのがわかりました。我ながらオタク気質だと感心しています。 私は猿之助さんの影響で芝居作りにも興味があります。キャスティングの妙、音楽の付け方、物語の進め方

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        記事

          幕見で「四季」

          歌舞伎座は外国の方がすごく増えましたね。 コロナで5ヵ月間の休演後、近隣の人しか来ていないのではないかと思うほどお客が少なかった。客席を間引いていたこともあるし、誰もしゃべらなかったこともあり、広い歌舞伎座が異様な空間でした。 そうして毎月歌舞伎座に行っていると、来場しているのは私のように毎月来ている人ばかりではという感覚になりました。ファンがほとんどだったのではないでしょうか。ファンはファンがわかる(笑) 猿之助さんが毎月のように歌舞伎座の舞台に立ってくれたお陰で、私

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          幕見で「四季」

          荒川十太夫

          大衆演劇を観るようになり、歌舞伎と同じお芝居がかかることが新鮮で面白い。 歌舞伎とは。。大衆演劇とは。。私にはわかりません。それぞれの工夫や技法を使って役者さんが体現することが、歌舞伎そのものであり、大衆演劇そのものなのかなと思う。 同じ外題でも物語の展開が違ったり、フォーカスする部分が違ったり。この一年で双方の違いを楽しむのも面白いと思うようになりました。 来月の浅草木馬館「劇団 暁」の公演で楽しみなことがたくさんあります。私は座長の暁人さんが創作するお芝居に興味があ

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          川越小江戸座「劇団公演25周年記念特別公演」

          今日は大衆演劇で初体験にワクワクした一日でした。 来月の浅草木馬館「劇団暁」のお席を予約するため、猿ゆか仲間と劇場に行ってきました。木馬館は受付時間までに並んだ順番でくじ引き。早く並んでも、くじで購入の順番が最後になる可能性があります。 仲間とは別々に予約するため、それぞれクジを引きました。そうしたらなんと続き番号で大爆笑。強い絆で結ばれているんだわ!と歓喜でした。 朝9時過ぎから友人とわちゃわちゃ楽しくて、無事に予約も取れて川越に向かいました。 今年はよく川越に行っ

          川越小江戸座「劇団公演25周年記念特別公演」

          唯一無二

          以前よりお声掛けさせていただいていた「大衆演劇へのお誘い」をご検討くださいました皆様、有難うございました。 お陰様でフォロワーさんやリアル友人たちで予定していた日程が埋まりましたので締め切ります。 歌舞伎もそうですが、やはり最初の一歩の勇気がでない。私も興味はあったけど、猿之助さんが共演し、その後は友人のお陰で劇場に行くことができました。 私は今、垣根なく心のままに歌舞伎と大衆演劇を行き来したいと思っています。ワクワクする芝居、ワクワクする役者さんを観たいです。 最近

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          猿之助さんの女團七

          前回のnoteで愛之助さんの団七のことを書いていたら、猿之助さんが演じた「夏姿女團七」が心に甦ってきました。 2014年秋、「市川猿之助連続奮闘公演」の二か月目にかかりました。前年の「坂東竹三郎の会」で演じて評判になり、本公演で上演が叶いました。 相手役が竹三郎さんでないとやらない!という猿之助さんの希望どおり、義母おとら役を竹三郎さんが演じました。 夏祭浪花鑑の男女逆転Version。この時、56年ぶりに本興行でかかったとか。竹三郎さんお墨付きの猿之助さんのお梶に大興

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          夏祭浪花鑑

          先日、歌舞伎座 昼の部を観てきました。 お目当ては愛之助さんの「夏祭浪花鑑」です。上方の役者さんが歌舞伎座で団七を演じるのは、戦後初だそう。 私がこの芝居を初めて観たのはテレビでした。2004年ニューヨークで行われた平成中村座公演の録画です。 真夜中に放送され、団七の勘三郎さんと義平次の笹野高史さんの泥場の恐ろしかったこと! 歌舞伎を観始めた頃だったと思う。テレビだからよく二人が見えるし。。殺し合う様子に綺麗なだけが歌舞伎ではないんだと驚いた記憶があります。 実際に

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          今の自分にいること

          時々、猿之助さんの舞台が恋しくなります。 ちょっとしたきっかけで溢れてきます。そういう時はただただ溢れてくるものを感じています。 最近になって昔のお役の写真を見るようになりました。写真と言っても、私は舞台写真や筋書をほぼ買わないタイプ。 演劇界や他の書籍、毎年のお役の写真で構成されたカレンダー、スーパー歌舞伎Ⅱのパンフ、歌舞伎公演以外の筋書、そしてファンクラブの会報誌を繰り返し見ています。 少量づつですが、どれも大切にしているものばかりです。 でもおそらく。。それら

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          7月歌舞伎座に澤瀉屋

          昨日、速報が出ました。 7月歌舞伎座夜の部に猿翁さんが手がけた作品がかかることになりました。 「千成瓢薫風聚光 裏表太閤記」(せんなりびょうたんはためくいさおし うらおもてたいこうき) 昭和56(1981)年に明治座で初演され、昼夜かけて上演されたそう。猿三郎さんのblogによると、大阪の梅田コマでも上演があったとか。その時以来、43年ぶりに甦ることになりました。 豊臣秀吉の出世物語「太閤記」をもとに、秀吉の華々しい「表」と、明智光秀らの悲劇的な「裏」を織り交ぜた裏表

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          四国こんぴら歌舞伎大芝居の思い出

          「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は5日に初日を迎えました。 おめでとうございます。 幸四郎さん染五郎さん、鴈治郎さん壱太郎さん、雀右衛門さんなどなど。お練りの様子がSNSにアップされて楽しく見ていました。コロナ禍を経て5年ぶりの開催です。町の方はどんなに待っていたことでしょう。本当によかった。 香川県琴平町の金刀比羅宮の門前町にある、現存する日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居」は、別名「金丸座(かなまるざ)」と呼ばれます。国の重要文化財です。 歌舞伎界の春の風物詩「四国こん

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          人で非ざる者

          桜が見ごろを迎えました。 ヘッダーの写真は浅草の夜桜。土曜日は浅草木馬館に行ってきました。舞台が恋しくて途中下車をして大衆演劇です。 コロナ禍、毎月のように猿之助さんは舞台に立っていました。地方公演の再開は遅く、緊急事態宣言を受けて休演した後は歌舞伎座だけで公演が続きました。 東京住まいとしては有難く、安心安全な歌舞伎座に。。命がけで舞台に立つ猿之助さんに。。心の救いを求めて通いました。 こうした日々は奇跡だったのだなぁと実感しています。 今年に入り今まで以上に遠征

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          4月の予定

          静かに桜を眺めたいと思う。 「花はなぜ、春を忘れず咲くのであろう 春過ぎし夏にも、春遠き秋にも、 そして雪に埋もれし真冬にも、 変わらず春を思い続けているからじゃ。。」 新・三国志の関羽と劉備、二人のシーンを思い出します。 「我らの花も美しく開く時が来る その春をそなたと共に待とう」 桃の花びらが舞う中、想い合う二人の光景が今も甦ってきます。桜を見ても思い出します。また観たい。 さて、今月は少しゆっくりな観劇予定となりそうです。心身ともにリラックスした時間を過ごした

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          5月大衆演劇へ

          大衆演劇へのお誘いです。 大衆演劇初観劇から1年を超えました。私自身が友人と一緒でなければ一歩を踏み出すことができませんでした。 チケット購入のシステムとか、劇場マナーとか。。歌舞伎に慣れてしまい他がわからない。特に大衆演劇は未知の世界でした。 今でも詳しいわけではないけれど、何とか一人でもチケットを買うことができるようになりました。好みのお席も何となくわかってきました。 無条件に楽しみたい時、頭や心が重くなっている時は、大衆演劇の舞踊ショーが軽くしてくれます。常に華

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