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百人一首

駆け出し百人一首(11)東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな(菅原道真)

駆け出し百人一首(32)人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道に惑ひぬるかな(藤原兼輔)

駆け出し百人一首(3)秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる(藤原敏行)

駆け出し百人一首(23)敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山ざくら花(本居宣長)

駆け出し百人一首(28)待つ宵に更けゆく鐘の声聞けば飽かぬ別れの鳥は物かは(小侍従)

駆け出し百人一首(29)春の野に菫摘みにと来し我ぞ野をなつかしみ一夜寝にける(山部赤人)

駆け出し百人一首(35)若竹の生ひゆく末を祈るかなこの世を憂しと厭ふものから(紫式部)

駆け出し百人一首(4)君待つと我が恋ひ居れば我が宿の簾動かし秋の風吹く(額田王)

駆け出し百人一首(20)泣く涙雨と降らなむ渡り川水増さりなば帰り来るがに(小野篁)

駆け出し百人一首(21)我が背子と二人見ませばいくばくかこの降る雪の嬉しからまし(光明皇后)

駆け出し百人一首(18)夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ(大伴坂上郎女)

駆け出し百人一首(33)月も出でで闇に暮れたる姨捨に何とて今宵訪ね来つらむ(菅原孝標女)

駆け出し百人一首(7) 君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも(狭野茅上娘子)

駆け出し百人一首(8)雪降れば木毎に花ぞ咲きにけるいづれを梅とわきて折らまし(紀友則)

駆け出し百人一首(6)朝まだき嵐の山の寒ければ紅葉の錦着ぬ人ぞなき(藤原公任)

駆け出し百人一首(31)我が如く我を思はむ人もがなさてもや憂きと世を試みむ(凡河内躬恒)

駆け出し百人一首(26)誰かまた花橘に思ひ出でむ我も昔の人となりなば(藤原俊成)

駆け出し百人一首(24)家にあらば妹が手まかむ草枕旅にこやせるこの旅人あはれ(聖徳太子)

駆け出し百人一首(30)雪の内に春は来にけり鶯の凍れる涙今やとくらむ(二条后・藤原高子)

駆け出し百人一首(40)恋ひ死なん後も心の変はらずはこの世ならでも物や思はん(従二位為子)

駆け出し百人一首(38)志賀の浦や遠ざかりゆく波間より凍りて出づる有明の月(藤原家隆)

駆け出し百人一首(39)袖ひちて掬びし水の凍れるを春立つけふの風やとくらむ(紀貫之)

駆け出し百人一首(37)皆人は花の衣になりぬなり苔の袂よ乾きだにせよ(僧正遍昭)

駆け出し百人一首(34)逃れ来て人目を厭ふ心にもあまりさびしき山の奥かな(二品法親王覚誉)

駆け出し百人一首(9)逢ひに逢ひて物思ふころのわが袖に宿る月さへ濡るる顔なる(伊勢)

駆け出し百人一首(27)冬枯れの森の朽葉の霜の上に落ちたる月の影のさやけさ(藤原清輔)

駆け出し百人一首(12)うつせみの世は常なしと知るものを秋風寒み偲ひつるかも(大伴家持)

駆け出し百人一首(22)足柄の御坂に立して袖振らば家なる妹は清に見もかも(藤原部等母麻呂)

駆け出し百人一首(10)光あらむ玉の男子見てしがな掻き撫でつつも生ほしたつべき(相模)

駆け出し百人一首(19)住めばまた憂き世なりけり他所ながら思ひしままの山里もがな(兼好法師)

駆け出し百人一首(36)散る花の忘れがたみの峰の雲そをだにのこせ春の山風(左近中将良平)

駆け出し百人一首(5)うたたねも月には惜しき夜半なればなかなか秋は夢ぞ短き(足利尊氏)

駆け出し百人一首(25)夏河に光を見せて飛ぶ魚の音する方に月は澄みけり(上田秋成)

駆け出し百人一首(17)天の原ふりさけ見れば大王の御命は長く天足らしたり(倭大后)

駆け出し百人一首(13)亡き数に思ひなしてや問はざらむまだ有明の月待つものを(伊勢大輔)

駆け出し百人一首(15)いかにせむ行方も知らぬ玉くしげ再び逢はぬこの世なりけり(飛鳥井雅経)

駆け出し百人一首(16)あれば厭ふ背けば慕ふ数ならぬ身と心との仲ぞゆかしき(鴨長明)