食の未来仮説

フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#018 台所から地球を感じる -世界中の料理づくり (書き手:久世哲郎)

2020年5月、おうち時間でエネルギーを持て余した男子大学生は世界中の料理をつくることを決意しました。目指すは地球一周!「食の旅」を続ける中で、見えてきたことがあります。

きっかけ

私は食べることが大好き。自分が食べるものへのこだわりから、料理もするようになりました。ご飯は土鍋で炊き、インドカレーはスパイスから作ります。

そんな私の料理好きを知る友人が、この本を紹介してくれました。

本山尚

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フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#017 食事を「味わえる」ことに価値がある (書き手:玉木春那)

説:より「味わえる」食事の価値が高まっていく。

作る人はどれだけ味わってもらえるかを考えて作るようになり、食べる人は味わって食べることに価値を見出すのではないかと思う。

この先より余剰が生まれる世の中になっていく。なぜなら大量に生産できるような技術は発展し続けているから。例えば、肉は牛からじゃなくても作れるし、野菜も土から育てなくてよくなってくる。同時に世界人口は減少していくから胃袋の総量は小

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フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#016 ジャンクフードは刺激的。食べたくなりませんか?(誘惑) (書き手:玉木春那)

今回のお話

「以前まで、『絶対的においしいものがある』と思っていたけど違った」

食生活が変化したことで、見ていなかった食の側面を考えるようになり、異質なものに寛容になった、そんなストーリについて書いてみます。
(=これまでの人生でジャンキーなごはんを全く食べたくなかった私が、ひょんなきっかけで食べ始めたら、おいしいく食べれるようになっていた、というプチストーリです。)

変化した暮らし

気づ

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フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#015 美味しい一手間 (書き手:ぬま田海苔4代目店主 沼田晶一朗)

"食の未来"とは?

海苔屋の兄ちゃんが書くには重たすぎるテーマではないかい?
と思いつつ、真剣に考えてみる。

-技術の進化とともに、錠剤1つで1日に必要な栄養素が全て補える
-Siriと連動したキッチンがリクエスト通りに料理を作ってくれる
-栄養補給できるカプセルの中で寝たら、何も食べなくて良い

映画や漫画を見過ぎの私は未来に飛び過ぎか。
確実に言えることは技術はどんどん進化していく、という

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フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#014 トレードオフを意識した学び (書き手:きしもとはるか)

はじめましての1次産業

大学1年生の夏、大学の体験活動で種子島に行った時の日記をめくると、

・農業は単純作業で儲からないものだと思っていたが、そうではなく、頭を使って工夫すればそれなりの稼ぎが得られると知った。
・食べ物などが自分の手元に来るまでに生産者の方や流通を担う方の多くの苦労があることを実感し、体験してみないとわからない、あるいは体験してみても一部しかわからないであろう現場の大変さなど

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フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#013 「良く」食べること、「良く」生きること(書き手:きしもとはるか)

お肉を食べると食べないの間に

少し前に動物を食べることについて勉強したくて、ピーター・シンガーの『動物の解放』を読んだ。これがものすごく私にとってはびっくりだった(良い意味で)。レイチェルカーソンの『沈黙の春』みたいに、ひどい現状が書き連ねてあって、読んだ後にうわーしんどいなってなる感じのを想像していたら全く違った。動物を利用することの議論はものすごく激しくて感情的なイメージが先行していたけど、

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フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#012 食べるを通して気づいたこと(書き手:きしもとはるか)

コロナをきっかけに「食」の形が一瞬でも変わった人は多いと思う。家庭菜園をはじめたり、料理をするようになったり、家族と久しぶりに食卓を囲んだり。そういう変化はいろいろ気づくきっかけになる。特に食は身近で当たり前に繰り返してることだからこそ、意外と見逃していることや気づいてないことがたくさんある。

誰かとおいしいねーってやるのがしあわせ

コロナで外出自粛になってからしばらくの間、私は気分が沈みがち

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フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#011 第二のふるさとはおいしい、「ふるさと長者」のススメ(書き手:矢野加奈子)

あなたには「ふるさと」と呼べる土地はあるだろうか、私は、生まれた土地ばかりとは限らないと思っている。現に私は生まれた土地よりも他の場所をふるさとだと思っている。しかもそれは複数箇所ある。ふるさとを多数持つ幸せを皆さんにもご紹介したいと思う。これからは億万長者より「ふるさと長者」がおいしい時代が来るかもしれないから。

ふるさとはつながる

基本的に皆さんがふるさとと言われた時は、その人が生まれ育っ

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フードスコーレ不定期連載『食の未来仮説』#010 千葉県浦安市はディズニーリゾートだけじゃない(書き手:矢野加奈子)

千葉県浦安市といえば

青い空とキラキラと光る海、街には南国のヤシが植えられ、リゾート地の景観がある一方で、歴史的な街並みも残り、美しく整備された海沿いの公園には多くの人がジョギングや散歩を楽しむ姿を見ることができる。ここは千葉県浦安市、私の地元だ。

私の生まれは大阪府高槻市なのだが、父の転勤で幼い頃こちらに来てから長く、すっかりここが私のふるさとになっている。浦安市と言うと皆さんは何を思い浮か

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