源氏物語にまつわる香りの旅で訪れた平安神宮神苑に名残の藤袴があっただけでもラッキーなのに、借りたお部屋に藤袴が生けられていたとは。 こんな偶然があるなんて。 いつも何かに守られている気がする。
月曜日の通勤路は、道路が渋滞して車が進まない。 ふと車窓の景色に目を遣ると、道沿いの家の石塀越しに、フジバカマ(藤袴)の植え込みが見えた。 遠目にも分かるほど花粒が詰んでいて、アサギマダラの飛来が約束されてるような。 或いは、同じ場所で毎年花を咲かせる約束の方が、難しいのかも。