田中啓文

他力(ときどき自力も)で楽しむ読書#70

「力士探偵 シャーロック山」田中啓文(実業之日本社) ※10回ごとの回数では「自力」で見つけた本を紹介します。  #23で取り上げた「大相撲殺人事件」のラストでちらっと触れたのがこの作品。とある書店をぶらついている時に、たまたま文庫新刊コーナーで見つけ、「なんじゃこりゃ?」と作者も知らずに衝動的に購入した本。 早速読んでみると「相撲+シャーロックホームズ」というどうやったらこのジャンル同士を結び付けようと思ったのかを良い意味で理解に苦しんだ。自分のように定番を知らない人間で

『地獄八景』

『地獄八景』 著者:田中啓文 出版社:河出書房新社 (河出文庫) 発行年:2016年9月20日 --------------------------------------------------------  地獄を巡る短編が8つ収録されています。〈本格ミステリ+人情噺+純愛物語+吉本新喜劇+スポ根+戦国自衛隊+水戸黄門+星新一〉という具合です。本書のベースになっているのが、古典落語の「地獄八景亡者戯」だということなので、近いうちに聴いてみます。YouTubeで検索

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不吉な伝奇ロマン『郭公の盤』電子書籍化に際し、紆余曲折にして曖昧模糊な「あとがき」を公開!

2010年の日本は、いろいろとありました。 1月には日本航空の経営破綻が発表され、6月には小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに帰還し、8月には記録的な猛暑から熱中症による死者が多数あり、9月には尖閣沖で中国漁船衝突事件が起こり、そして11月には牧野修と田中啓文による不吉な伝奇ロマン『郭公の盤』が刊行されているのです。 同じ年の3月には、建設中の東京スカイツリーが東京タワーを抜いて338メートルとなり日本一の高さの建設物となったとの発表がありましたが、実は『郭公の盤』では、こ

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牧野修+田中啓文『郭公の盤』

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サブカル大蔵経281東山彰良/吉川トリコほか『夜更けのおつまみ』(ポプラ文庫)

家呑みの可能性が増える中、購入した本です。 寄稿された作家の作品をほとんど読んだことがないので、興味がある文章の人は読んでみようと思いました。こういうきっかけも嬉しい。 それにしても、市川紗椰さんすごいです。もっと文章読んでみたいです。 【田中啓文】昔「味付け海苔とトマトジュースとタバスコ」と言うものにハマった時期があった。なんじゃそれは、と思うだろうが、レシピを説明すると、まずコップにトマトジュースを入れる。そこに、えっ、それはいくらなんでも入れ過ぎちゃうの、と思うく

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『おうむの夢と操り人形 (年刊日本SF傑作選)』大森望、日下三蔵(編)

2018年の日本SF短編の精華を収録。今年度版には円城塔、斉藤直子、坂永雄一、三方行成、柴田勝家、高野史緒、田中啓文、飛浩隆、西崎憲、長谷敏司、藤井太洋、古橋秀之、日高トモキチ、水見稜、宮内悠介、宮部みゆきの短編作品のほか、肋骨凹介、道満晴明による漫画も収録。巻末には第10回創元SF短編賞の受賞作と選評を掲載。編者二人による各作品解説や年間日本SF概況、短編推薦作リストなど解説記事も充実した、2018年の日本SFが一望できる年刊ベスト・アンソロジー。 短編19篇の超ボリュー

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『宇宙探偵ノーグレイ』田中啓文

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『落語少年サダキチ(さん)』田中啓文・作、朝倉世界一・画

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『落語少年サダキチ(に)』—タイポグラフィ実験の書

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