光文社 文芸編集部|kobunsha

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光文社文芸編集部の刊行情報などをゆるく発信していきます。 「小説宝石」「ジャーロ」などの文芸雑誌も作っている編集部。 小説、ミステリー好きな皆様が楽しめる記事づくりを心掛けています。 ★2023/6/7 旧ジャーロ編集部アカウントをリニューアルしました!

マガジン

  • 青山美智子さん『リカバリー・カバヒコ』刊行記念感想フェア

    青山美智子さんの新刊、『リカバリー・カバヒコ』に書店員さんから寄せられた感想コメントの数々。 届いた感想が素敵すぎて、編集部で独占するにはもったいない…!ということで、あたたかな書店員さんの声をみなさまにも特別に公開します! 2日に1回、約10コメずつ記事を更新! 9月25日から約ひと月、平日の夜は、是非”カバヒコメント”を読む時間に!!

  • 【小説宝石】

    1968年創刊の総合小説誌です。毎月22日発売(合併号月もあります)。 発売情報や著者インタビュー、新刊エッセイなどを公開します。

  • 【連載】ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門|稲田豊史

    【ミステリー専門誌「ジャーロ」で連載中!】 気鋭の映画ライター・稲田豊史さんによる、ドキュメンタリーの観方指南。 ーー皆様はドキュメンタリーと聞いて何を想像するでしょうか。 「行儀が良い」「お勉強みたい」「意識高い系」? 本連載の目的はそれら「退屈なドキュメンタリー」のイメージをすべて覆すことにあります。 まずは連載第1回のイントロダクションをご一読ください。 それだけで、ドキュメンタリーの印象がガラリと変わるはずです。

  • 【ジャーロ】評論・コラム ★全文公開中

    ミステリー誌「ジャーロ」より全文公開。 【note連載中の評論・コラム一覧】 日本ミステリー文学大賞の軌跡 新保博久⇔法月綸太郎 往復書簡「死体置場で待ち合わせ」 名作ミステリーの舞台を訪ねて/佳多山大地 アフタートーク 著者×担当編集者/円堂都司昭 ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門/稲田豊史(※特設マガジンで連載中) 日本の犯罪小説 Persona Non Grata/杉江松恋 ミステリから見た『二〇二〇年』/千街晶之 ポストコロナ文化論/笠井 潔 謎のリアリティ Book Detective/森 英俊

  • 【花怪壇】「夜凪」ってなあに?

    8月23日発売の『花怪壇』に関する記事をアップしています。 『花怪壇』の舞台となる【夜凪】とは―――? 気になるその舞台をご紹介します。

最近の記事

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光文社文芸編集部noteリニューアル&創作大賞2023に参加します!

こんばんは、光文社文芸編集部です! 「ジャーロ編集部」として運営していた当アカウントが、このたび「光文社 文芸編集部」アカウントにリニューアルしました。 これが、 こうなりました! ジャーロ編集部は、もともと光文社の文芸編集部の中のひとチームだったので、パワーアップしてのリニューアルと思っていただけたら幸いです。 光文社 文芸編集部に関する読み物、ニュース 小説雑誌「小説宝石」の記事 ミステリー電子雑誌「ジャーロ」の記事 その他、イベント情報や特別企画 ……

    • 【中学受験の伴走をするすべてのパパ・ママへ】この秋おすすめの受験本特集!

      こんにちは!光文社文芸編集部です。 少しずつ涼しくなり、だんだんと秋めいてきましたね。 受験生やそのご家族のみなさんは、受験シーズンの到来に向けて大忙しの日々を過ごされていることと思います。 一方、受験前の秋は”勝負の夏”が終わり、受験が迫って焦る反面、中だるみしやすい時期ともいわれています。 今回は、そんな受験前の秋に中学受験を控えるみなさまに是非読んでもらいたい!そんな4冊の受験本を紹介します。 中学受験を迎えるすべての方、大注目です! 『翼の翼』 朝比奈あすか

      • 【DAY5】愛の100コメント特別公開

        青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。 コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます! 本日は5日目!今日も素敵なカバヒコメントに癒されてください♡ カバヒコワールドにへようこそ! ※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。 愛のカバヒコメント第5弾!!#41 心の霧を晴らすカバヒコ #42 もっと早く出会いたかった #43 近くにいてほしいカバヒ

        • 【DAY4】愛の100コメント特別公開

          青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。 コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます! 4日目の本日も素敵なカバヒコメントに癒されてください♡ 本日もお楽しみください! ※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。 愛の”カバヒコメント”第4弾!!#31 あたたかい言葉に救われた #32 愛ある言葉を抱きしめて #33 心にいつもカバヒコを #34

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          【DAY3】愛の100コメント特別公開

          青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。 コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます! 本日は3日目!カバヒコメントに癒されてください♡ それではお楽しみください! ※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。 愛のカバヒコメント第3弾!!#21 自分自身もリカバリー #22 純度100%のヒーリングマジック #23 自分自身で乗り越える #24 

          【DAY3】愛の100コメント特別公開

          【DAY2】愛の100コメント特別公開

          青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。 コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます! 本日は2日目!今日も素敵なカバヒコメントに癒されてください♡ ※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。 愛のカバヒコメント第2弾!!#11 回復のきっかけ #12 現実のすぐそばに #13 登場人物のつながり #14 寄り添う優しさ #15 自分と向き合う

          【DAY2】愛の100コメント特別公開

          【DAY1】愛の100コメント特別公開

          青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。 コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます! 今日から約1か月、疲れた平日の夜は”カバヒコメント”に癒されてください。 そして、お近くの書店で『リカバリー・カバヒコ』を手に取ってくださったら嬉しいです。 ※ご紹介はコメント到着順です。 ※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。 それでは、スタート!! 本日の

          【DAY1】愛の100コメント特別公開

          『卒業生には向かない真実』ホリー・ジャクソン&『蒼天の鳥』三上幸四郎|Book Guide〈評・西上心太〉

          文=西上心太 『卒業生には向かない真実』ホリー・ジャクソン 女子高生ピップ、最後の謎解きに驚愕!  各誌ベストテンで上位を占めた『自由研究には向かない殺人』、『優等生は探偵に向かない』に続く本書は、三部作の掉尾を飾る作品である。  女子高校生のピップは、少女の行方不明事件を夏休みの自由研究のテーマに取りあげた。その結果、死者の汚名をそそぎ、ある真相にたどりつく。だがそれは平穏な町に大きな波紋を生じさせる結果につながった。彼女の調査は住民たちの秘密を暴くことにもつながり

          『卒業生には向かない真実』ホリー・ジャクソン&『蒼天の鳥』三上幸四郎|Book Guide〈評・西上心太〉

          『どうしようもなくさみしい夜に』千加野あい&『ルポ 国際ロマンス詐欺』水谷竹秀|Book Guide〈評・東えりか〉

          文=東えりか 『どうしようもなくさみしい夜に』千加野あい 居場所を必死に探す人たちを繊細に描く傑作 「職業に貴賤はない」というお題目が嘘だということは誰でも知っている。性をお金に換えることは卑しいけど生きのびるための事態ならば私も、と思う女性は多いかもしれない。いやそれだけじゃない。どうしようもなくさみしい夜に、あなたは何をするだろう。  本書は五篇の短篇で構成されている。 「今はまだ言えない」の夏希は高校入学直前の男子だ。風俗嬢の母は相澤隆という人との結婚を考えて

          『どうしようもなくさみしい夜に』千加野あい&『ルポ 国際ロマンス詐欺』水谷竹秀|Book Guide〈評・東えりか〉

          『映像の世紀バタフライエフェクト』|稲田豊史・ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門〈語っておきたい新作〉【第10回】

          ▼前回記事はこちら 文=稲田豊史  ドキュメンタリーには「構成もの」というジャンルがある。「過去にあった出来事について、アーカイブ映像や活字資料をふんだんに使い、関係者の証言インタビューなどを折りまぜながら表現するドキュメンタリー」(*)のことだ。その「構成もの」の国内最高峰と言っても過言ではないのが、20世紀の近現代史をすべて〝現存する当時の映像だけ〟で綴ったNHK「映像の世紀」シリーズである。 「映像の世紀」には大きく3つのシリーズがある。第1シリーズは1995年か

          『映像の世紀バタフライエフェクト』|稲田豊史・ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門〈語っておきたい新作〉【第10回】

          ストーリーテリングの魅力と魔力~『主戦場』|稲田豊史・ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門【第10回】

          ▼前回はこちら 文=稲田豊史 起承転結、序破急、三幕構成  引き込まれるドキュメンタリーは、例外なくストーリーテリングに長けている。  ストーリーテリング(storytelling)とは直訳すれば「物語ること」だが、ドキュメンタリーに当てはめるなら、物語のような展開で観客を引き込む技術のこと。言ってみれば「物語化」である。  たとえば、本連載の第4回で取り上げた『ザ・コーヴ』(09)。和歌山県の太地町で行われているイルカ追い込み漁を批判的に描いたドキュメンタリーだが

          ストーリーテリングの魅力と魔力~『主戦場』|稲田豊史・ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門【第10回】

          『#真相をお話しします』(結城真一郎)・空前の大ヒットを生んだ仕掛けとは?【著者×担当編集者】アフタートーク 第10回

          ▼前回はこちら 対談=結城真一郎(作家)× 村上龍人(新潮社) 聞き手・構成=円堂都司昭  第七十四回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した「#拡散希望」を収録した結城真一郎の『#真相をお話しします』は、昨年のミステリー界を代表する大ヒット作となった。二〇二二年六月末の発売から一年が経とうとしているのに、未だに売れ行き好調である。なにが、この成功を導いたのだろうか。 意識的に方向性を変えた  ――結城さんは新潮社からデビューしましたけど、村上さんはいつから担当しているん

          『#真相をお話しします』(結城真一郎)・空前の大ヒットを生んだ仕掛けとは?【著者×担当編集者】アフタートーク 第10回

          【最恐怪談 花怪壇】発売⑨

          本文特別公開九日目<勿忘草夜凪>とは? 物語の舞台となる九つの<夜凪>の正体を明かすこちらの企画。 最終日の本日は「<勿忘草夜凪>の正体」を公開します。 これを読めば、『花怪壇』の世界をより深く味わえること間違いなし。 それではどうぞお楽しみください。 最終日までご覧くださったみなさま、ありがとうございます! もう、花怪壇の虜ですよね? 是非お近くの書店で『花怪壇』を手に入れてください!

          【最恐怪談 花怪壇】発売⑨

          【最恐怪談 花怪壇】発売⑧

          本文特別公開八日目<菖蒲夜凪>とは? 物語の舞台となる九つの<夜凪>の正体を明かすこちらの企画。 八日目の本日は「<菖蒲夜凪>の正体」を公開します。 これを読めば、『花怪壇』の世界をより深く味わえること間違いなし。 それではどうぞお楽しみください。 物語の全容が気になったみなさま、是非お近くの書店で『花怪壇』を手に入れてください!

          【最恐怪談 花怪壇】発売⑧

          天藤真『大誘拐』〈前編〉~国土地理院近畿地方測量部・大阪刑務所(大阪府)、無量寺(和歌山県)|佳多山大地・名作ミステリーの舞台を訪ねて【第10回】

          ▼前回はこちら 文・撮影=佳多山大地 1  今年(二〇二三年)のGW突入前日、四月二十八日金曜日。朝のテレビの天気予報では、夏日とまではいかないものの初夏を思わせる好天の一日だと。  自宅でほぼルーティンかつ飽きのこない朝食(納豆、目玉焼き、白飯、自家製ヨーグルト)を平らげると、愛用のキャノンデールの自転車でJR吹田駅に向かう。駅前の駐輪場に自転車を留め、ちょうど上りホームに入ってきた九時三十九分発の須磨行鈍行に飛び乗った。三つ先の大阪駅で環状線外回りの電車に乗り換え

          天藤真『大誘拐』〈前編〉~国土地理院近畿地方測量部・大阪刑務所(大阪府)、無量寺(和歌山県)|佳多山大地・名作ミステリーの舞台を訪ねて【第10回】

          原典に忠実でないことへの不満と、英語と米語の違いへの悩み|新保博久⇔法月綸太郎・死体置場で待ち合わせ【第7回】

          ▼前回はこちら 【第十九信】 新保博久→法月綸太郎 /「藪の中」から「茶碗の中」の方へ 法月綸太郎さま  今回は、何からお話ししましょうか。  芥川龍之介も罹患したというスペイン風邪――病名に国や地域名を冠するのは、その土地への憎悪を煽りかねないのが困るところです。「トランプ前大統領は新型コロナウイルス感染症についてしつこく「中国ウイルス」と言い続けていたけれども、ならばまずはスペイン風邪を「アメリカ風邪」と訂正してからにしろよ、と言いたく」(『文豪と感染症 100年前

          原典に忠実でないことへの不満と、英語と米語の違いへの悩み|新保博久⇔法月綸太郎・死体置場で待ち合わせ【第7回】