ユリ:キリスト教の宗教画では「ユリ」の花が良く登場する。清楚と気品を象徴するとして『受胎告知』などの絵画に描かれている。清楚なマリアの処女懐胎を象徴しているものか。この場合の「処女」は「未婚の若い十代の娘」という意味でマリアは当時まだ正式に結婚していなかったことを指している。
イエスの父:神とイエスと精霊が一体であるという三位一体が成り立つにはマリアの夫・ヨゼフがイエスの父ではなく養父とされます。マリアが身籠った時、婚約中ではあったが、まだ結婚していなかったヨゼフは離縁しようと考えたと伝わっています。神父に説得され、一応結婚したそうです。