ヘナアートの先生に出された課題。肌を染めるために使うヘナを、ヘナコンというチューブのようなものに詰め、絞り出しながらデザインを描いていく。慣れるまではあっちへ行ったりこっちでちぎれたり。それがまた、楽しくて仕方がない。学びというのは、途中が一番楽しいんだってことを思い出した。
ヘナアートを学ぶようになった。昔から気になっていて、いつかやりたいと考えていた。このたび十数年以来の野望を叶えたことになる。ヘナアートのいいところは「デコレーション気分を味わえる」ことと「10日ほどで消える」こと。毎回何を描こうかとワクワクしている。アロマオイルに癒されながら。
昔からそう。飛び出た才能なんてなくて、そこそこなんでもある程度はできちゃう。母は「そこそこ家族」なんて言ってたけど、小器用ってやつが一番難しいのだ。だからこそ驕らず凹まず一つずつ。こうやって楽しんで積み重ねた一粒が、きっと大きく育つのを待ってるんじゃないかなあって期待してる。
ヘナアートをやり始めてもうすぐ1ヶ月。初めはうまく扱えず手のひらを汚してしまったり、かすれてうまく描けなかったり。何度も挑戦し無心に描き続けるというのは瞑想に近い気がする。日頃SNSに入りびたり周りの言葉や音が強制的に入ってくる分、静まり返ったこの時間を大事にしていきたい。
友達にメヘンディ(ヘナアート)をしてもらった。黒いヘナペーストで模様を描いてもらい、黒いペーストを残すため、ビニール袋をはめて就寝。翌朝、乾いたペーストを剥がすとオレンジ色。でもだんだん茶色に変化。関節のところは滲んで模様がボヤけたところもあったけど、おもしろいアートだと思った。