EMDR体験記〜Part12〜
こんにちは、CPTSD(複雑性PTSD)と解離症の悪化によりEMDRを受けることになった芸術家になりたい現在大学休学中&精神疾患拗らせ中(発達障害、CPTSD、解離症、摂食障害、アルコール乱用等々)のHarunaです。
私が何故EMDRを受ける事になったのか、その詳細と体験記Part1~は過去に書いた記事があり、マガジンにまとめております。是非併せてご覧ください。
今回も薬の変更はありませんでしたので、服薬の話は省かせて頂きます。
Part12
12回目のEMDRで行った事は、前回から本格始動した眼球運動の続きだ。
感想
前回同様、祖母と母の喧嘩の場面を思い出し眼球運動による処理を試みた。流れも前回とほとんど同じで
当時の記憶を思い出し、その場面を強く意識しながらセラピスト(主治医)が動かす指を目で追う。
記憶が変容したり、感覚が変化していくのだが、その変化がなくなるまで何度も行うので、何回も何回も主治医の指を目で追う。
といった具合だ。
感想も前回とほとんど同じになってしまうのだが、少しぼーっとするような不思議な感覚であった。
効果を感じないといったブログや私には意味が無かったというような感想を目にしたことがあるのだが、私は効果を実感している。この記事を書いている今は通院から数日経っているのだが、母と祖母の関係性に対する恐怖感やフラッシュバックは無くなっているように感じている。
私は複雑性PTSDなので、他にも多々トラウマ的体験がある。故にこの母と祖母の記憶以外にもフラッシュバックの要因があるのでもちろん全て楽になった訳ではないが、あくまでターゲットとし処理したこの部分については楽になれた気がする。
少し楽になれたかなと思えたのは良いことなのだが、それと同時に全てのトラウマを処理し切るのにどのくらいの期間を要するのか少し不安な気持ちにもなった。
寛解を焦ってしまいがちなので、気長に頑張っていきたい。
思い出した記憶
前々回から本格的に始動した眼球運動に関係があるのかないのか分からないのだが、つい先日取り戻した記憶がある。
小学4年生の部活内でのいじめの話だ。
この記憶の詳細はまたゆっくり別の記事にまとめようと思っている。
あまりに強烈な記憶で、思い出してからずっとフラッシュバックはもちろん頭痛や謎の微熱が続いている。
私がここまで様々な精神疾患を併発し、強烈な自己否定的思想に染まったのはこの記憶、体験の影響なのではないかと思われる。そのくらい辛い記憶である。
主治医にこの記憶のことを伝えたところ、主治医も
「これが大本だろうな」
と言っていた。
次回のEMDRではもしかしたらこの記憶を処理するのかも知れない。
〆
思い出した記憶が強烈でここ最近は凄く辛い日々です。EMDRを受けたりその他トラウマ治療を行っている、或いは行っていた複雑性PTSDの方々は治療過程でどの様な変化があったのか気になります。解離性健忘で記憶になかった出来事が何かのきっかけで思い出すことはよくあるのでしょうか?
そういえば前回の体験記でインフォームドコンセントの話をしたと思います。
その2に
「忘れ去られた、抑圧された、もしくは解離された題材を思い出す」
とあったなと思い、この辛い記憶の想起は治療の成果なのかな、とも思います。
逃げ出したいくらい辛いですが、自分と向き合って頑張って続けていきたいです。
最後まで見てくださった方ありがとうございます!
次回以降も受けたら体験記更新するね!来週も頑張ります!泣
少しでも参考になったら♡とfollow是非お願いします!
(記事投稿されている方やシンパシーを感じた方は積極的にフォローバックさせて頂きます!)
以上。
Haruna.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?