短歌まとめ(23年2月)

2024年3月16日 21:51

こんばんは。春乃夜永です。
今週末は晴れて洗濯日和でしたね。布団も干せて快適な一日でした。

さて、今回の記事は23年2月にＸへ投稿した短歌や俳句のまとめになります。お楽しみください。

あと先を考えられない君のためシュークリームをまた用意する

「きれいだ」と夜空を見上げた横顔を思い出してはまた恋をする

明るくて人が死なない密室で退屈になり服脱ぐ探偵

ガラスの牢屋に人魚を探し見つからないねと笑いあう

手錠もいやおもちゃもいやだと言う君に甘くなあれとはちみつかける

悪かったもうやらないよ金輪際弾けて飛んだボタン横目に

ドアの外行きかう生徒たちの声空き教室はパンドラの箱

さよならを言えなかっただけなのにくさった別れがついてくる夜

うにまぐろえびたこはまちよーく聞け俺よりあの子を笑顔にするな

なんこうをのせた指に白い痕左利きだと知った夜には

そそがれどあふれてこぼれてしまう惜しい月の沈まぬ海になりたい

綿雪のように散りゆく花びらが養分となりまた春がくる

パスタ巻くフォークが輝く午後二時の記憶だけ持ち生きていきたい

現在もＸに火木土で直筆の短歌を投稿しています。

(自己紹介)
　22年5月に幻冬舎グループ主催の「あの日の秘密コンテスト」にて長編小説の「飛燕日記」にて大賞を受賞し、23年の2月に同名の電子書籍でデビューしました。
　あらすじだけでも読んでいってください。

また、Ｘでは手書きの短歌を火木土で投稿しています。
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また、記事にスキをしていただけると、短歌がランダムで表示されます。サポートしてただけたら少し大人向けの短歌が表示されますので、興味がある方はぜひお試しください。

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