白尾悠

2017年に新潮社主催の「女による女のためのR18文学賞」大賞&読者賞をダブル受賞。2…

白尾悠

2017年に新潮社主催の「女による女のためのR18文学賞」大賞&読者賞をダブル受賞。2018年5月に初単行本「いまは、空しか見えない」発売。

マガジン

  • 老年で女優になった母と、中年で小説家になった娘

    • 9本

    2006年から蜷川幸雄率いる「さいたまゴールド・シアター」のメンバーとなった母と、2017年に新潮社「女による女のためのR18文学賞」大賞&読者賞を受賞した娘の往復書簡

記事一覧

娘から母へ 10/14 オーディションと女による女のためのR18文学賞

だいぶ時間が開いてしまいました、ごめんなさい。 何はともあれ「地獄谷温泉 無明ノ宿」のフランス公演大成功おめでとう&おつかれさま!! 3年半で11都市、全58公演なん…

白尾悠
6年前
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娘から母へ 7/25

ずいぶんご無沙汰してごめんなさい。このところ書かない方の仕事がバタバタしていたから……精神的にも久々に削られました。 あっという間に「いまは、空しか見えない」の…

白尾悠
6年前
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娘から母へ 5/20

今日は「ワレワレのモロモロ」千秋楽ですね。お疲れ様でした。 端から見ていても超ハードスケジュールで、年齢も年齢ですし、(倒れたりしないだろうか)と内心ひやひやし…

白尾悠
6年前
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娘から母へ 5/10

 「ミライノキオク」お疲れ様でした。とても素敵な、楽しいダンス公演でした。タンツテアターというのがまたよかったです。友達も皆楽しんでました。お茶をしながら、若い…

白尾悠
6年前
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マガジンの紹介と母と娘のプロフィール

人生100年時代と言われる今、多様な生き方・働き方が求められるようになりました。そんな中、気が付けばワークをシフトしていた私たち親子(「ワーク・シフト」は二人とも…

白尾悠
6年前
4

母から娘へ 5/7

 疾風怒濤の8日間でした。この間、2つの公演を控えていたので、1つがやっと終わり、ホッとしたところです。お友達を連れて公演を見に来てくれて、たくさんの差し入れも…

白尾悠
6年前
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娘から母へ 10/14 オーディションと女による女のためのR18文学賞

娘から母へ 10/14 オーディションと女による女のためのR18文学賞

だいぶ時間が開いてしまいました、ごめんなさい。
何はともあれ「地獄谷温泉 無明ノ宿」のフランス公演大成功おめでとう&おつかれさま!!
3年半で11都市、全58公演なんて、まさに大いなる旅ですね。悲しいお別れもあったけど、数々の素敵な出会いやハプニングもあって、齢70を超えた母親がこんな経験をしてるなんて、娘としてもちょっと誇らしいし、嬉しいです。

 あなたが「地獄谷温泉…」のオーディションを受け

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娘から母へ 7/25

娘から母へ 7/25

ずいぶんご無沙汰してごめんなさい。このところ書かない方の仕事がバタバタしていたから……精神的にも久々に削られました。

あっという間に「いまは、空しか見えない」の発売から2ヶ月が経ちました。

私の拙い色紙や、新潮社営業ご担当の力作ポップ/パネルを飾ってくださった都内の書店はできる限り回ってみました。
自分の本がそこにある、という事実を脳が受け入れないのか、いつも見つけるのにものすごく時間がかかり

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娘から母へ 5/20

娘から母へ 5/20

今日は「ワレワレのモロモロ」千秋楽ですね。お疲れ様でした。
端から見ていても超ハードスケジュールで、年齢も年齢ですし、(倒れたりしないだろうか)と内心ひやひやしていました。
舞台、とても面白かったよ!

Hさんの声が出ないことも演出の一部にしてしまうような…やはり「ワレワレの…」のコンセプトの奥行きがそれを許しているんですよね。本当に革新的で、いくらでも進化できそうで、とんでもないなと思いました。

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娘から母へ 5/10

娘から母へ 5/10

 「ミライノキオク」お疲れ様でした。とても素敵な、楽しいダンス公演でした。タンツテアターというのがまたよかったです。友達も皆楽しんでました。お茶をしながら、若い男女と老女のアンサンブルは、年齢差二股の物語だったのか、違う時間軸が重なっていたのか、どっちだという話になりました。テーマ的に後者かと思うのですがどうでしょう?あとうらんさんはレディオヘッドがお好きなのでしょうか(私も大好き)。
 毎日朝か

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マガジンの紹介と母と娘のプロフィール

マガジンの紹介と母と娘のプロフィール

人生100年時代と言われる今、多様な生き方・働き方が求められるようになりました。そんな中、気が付けばワークをシフトしていた私たち親子(「ワーク・シフト」は二人とも読んだことありません)。
公務員だった母と会社員だった娘がそれぞれ女優と小説家の道を歩む過程を、互いへの活動報告を兼ねて記してみようと思い立ちました。
アラコキとアラフォーでも、まだまだ人生は未知の可能性でいっぱいです。

母・石川佳代

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母から娘へ 5/7

母から娘へ 5/7

 疾風怒濤の8日間でした。この間、2つの公演を控えていたので、1つがやっと終わり、ホッとしたところです。お友達を連れて公演を見に来てくれて、たくさんの差し入れもありがとう。皆さんには楽しんでいただけたでしょうか。
 「REVO SIDE B ミライノキオク」(ミッドタウン日比谷)の演出・主催の広崎うらんさんには、私がさいたまゴールド・シアターに入団した時からもう12年もお世話になっています。ダンス

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