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これは私の夢のはなし

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初めて小説もどきを書いてみました。 主人公のわたしが夢のはなしの中で何かを考えて誰かに会うそんな小説を書いてみたいと思いながら書きました。 #001 ~#010までをまとめてみまし…
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#眠れない夜に

小説 これは私の夢のはなし

小説 これは私の夢のはなし

🐑#009 ママとわたし温かな中でプカプカとわたしは浮かんでいる。
わたしはひものようなモノにおへそが繋がられている。温かすぎて眠くなる。
ふぁとあくびをすると、外で笑い声がした。

「あっ 今ね。動いたよ。」
*外の声の主*が誰かと話している。

「あなたの時もよく動いてたけど。
    元気でいいじゃないの。」
*誰か*が外の声の主にそう言う。 

「ごちそうさま。また来るわ。」
と遠くで聞

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🐑#008 月と砂漠と見知らぬ占い師「暗い。ここはどこ?」

真っ暗な場所にわたしはいる。
わたしはまた夢の中にいた。

「あら、お客さんかしら。」

声の主のほうを見た。
目の前に四角いテーブルがある。
黒いベールに顔を隠している少し大柄の人がいた。

「あなたは誰?」

わたしは驚いてちょっと大声になる。

「ワタシはこの砂漠の占い師。
ワタシがあなたを占って差し上げましょう。」

見知らね

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🐑#007 ペンダント「これをあなたにあげるわ。」

わたしは手のひらに何かを渡された。
わたしはまた夢の中にいる。

「あなたはあの*桜の人*の?」

わたしの問いに、うん。とだけ彼女は頷く。
肩まである切り揃えらた髪を右耳だけにかけると彼女は言った。

「あなたの御守りにしてほしいの。」

わたしは自分の手のひらを開いて見た。
可愛いペンダントだった。
綺麗な女性の顔が彫られてある白いペンダ

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🐑#006 夢から覚めても夢のはなしそれは真夏のある朝方の夢だった。

いつものように楽しい夢がもうすぐ覚める。
ふわふわとモヤがかかっている。
ゆっくりと目が覚めて霧が消えてゆく。
わたしはまだ夢の中にいた。

「だれ?」わたしは叫んだ。
目の前に知らない男性がこちらを見ている。
かなり距離がある。
「あんたこそ、誰だよ?」
男性はわたしを食い入るように見て言った。
そう、歳は20代後半だろう

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🐑#005 雷雲と虚構「ここはいったいどこ?」
一面真っ白の場所にわたしはいる。
わたしはまた夢の中にいた。

「ここは空の上の彼方の上だよ。」
夢の人が言った。
「久しぶりだね。博物館の時は突然いなくなってすまない。」
申し訳なさそうに夢の人は続けて言うとわたしは首を横に振った。
「空の上の彼方って?雲の上にいるの!」
わたしは足元を見て慌てた。
夢の人はあははと笑う。

「そうか、夢の中にい

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