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迷っている方へ:あなたの「やりたいこと」を見つけるヒント

こんにちは。
キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

「やりたいことが分からない」「何をして良いのか分からない」という悩みを抱えている方の相談をよく耳にします。

現代の社会は変化が激しく、選択肢が多様化しており、迷うのは当然です。
不安になる気持ちも分かります。
でも大丈夫、少しずつ自分を見つけていきましょう。
今回は「やりたいこと」を見つけるヒントをお伝えしますね。

★自分の興味や関心を探る方法

まずは、日常生活の中で「楽しい」「おもしろい」「興味がある」と感じることや自然に没頭できる活動を書き出してみましょう。
学生時代、社会人になったからのことでもOKです。

例えば:
・趣味
・好きな本やテレビ番組
・YouTubeやゲーム
・仕事の経験 などなど

小さなことでもOK!
ポイントは、思いついたことを自分で筆記道具を使い紙に、箇条書きで良いので、ひたすら書き出すことです。
その自分で書いたリストをもとに、自分が興味を持てる分野や職業を見つける手がかりにしてみましょう。

自然と自分の興味や関心が見えてきます。
これは「ジャーナリング」と呼ばれる方法で、モノを書くことで頭の中が整理され、次に何をすれば良いのか自然と浮かんできます。
学術的にも立証されているそうですよ。

どうしても興味、関心が見つからない方は、「自分の嫌なこと」「したくないこと」を書き出してみましょう。
例えば、
満員電車、早起き、残業、仕事 などなど
次に、「何故、嫌なのか?」を書き出しましょう。
例えば、
辛い、きつい、疲れる、儲からない などなど
もっと、突き詰めていくと、逆にやってみたいことが自然に浮かんできますよ!

★自分の強みや価値観を見つめ直す


これまでの経験の中で、人から褒められたことや自分が得意だと感じたことに目を向けてみましょう。
ポイントは他人と比較しないこと。自分が得意だと思えれば十分です。

自己理解をする上で、友人や家族などと話してみるのも良い方法です。
人から見たあなたの魅力や特長を知ることで、新たな発見があるかもしれません。
もちろん、キャリアコンサルタントとの会話も効果的です。

★経済的に余裕がなくてもできること


経済的に余裕がない方でも、自己理解を深めるためにできることはたくさんあります。

・無料のオンラインコースや図書館のリソースを利用して学びを深める
・地域のボランティア活動に参加して経験を積む
・無料のキャリアカウンセリングや支援機関を利用する

これらの方法を活用し、自分の強みや興味を見つけていきましょう。

★将来の見通しを考える


日本では少子高齢化やAI、IT化が進んでいます。
これに伴い、新たな職業やスキルの需要が高まっています。
例えば、IT関連のスキルや介護分野の知識は今後ますます重要になるでしょう。
これらのトレンドを踏まえ、自分がどの領域で貢献できるかを考えてみましょう。

★失敗はない、すべてが糧

失敗や迷いも貴重な経験です。
失敗を恐れずに挑戦することで、新しい道が見えてきます。
その時、失敗だと感じたとしても、
すべての経験は将来の糧になります。
焦る必要はありません。
試行錯誤しながら進んでいくことが大切です。

★行動に移して、自分のありたい姿を具現化しよう!学び直しも考えてみましょう


最も大切なのは行動することです。
どんなに小さな一歩でも、その一歩が未来を変える力を持っています。
自分のありたい姿を思い描き、その姿に向かって行動を起こしましょう。

昨今は、学び直しの時代とも言われています。
リスキリング(新たなスキルを習得すること)やリカレント教育(生涯を通じて学び直すこと)を積極的に取り入れることもおすすめします。
例えば、公共の職業訓練、オンラインコースや専門学校、企業の研修プログラムなどを利用して、新しい知識や技術を身につけることができます。これにより、職業選択の幅が広がり、自分のキャリアを柔軟に進めることができるでしょう。

誰にも相談できる人がいない方、迷ったときや悩んだときは、一人で抱え込まず、キャリアコンサルタントに相談してください。
私たちはいつでもあなたを応援しています!


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