Harry&Mary

カリフォルニアに在住の日本人夫婦です。夫は文系大学院博士課程に通い、妻はパートタイムで…

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カリフォルニアに在住の日本人夫婦です。夫は文系大学院博士課程に通い、妻はパートタイムでダブルワークをしています。留学、アメリカでの日常、トラブルなどについて書いていく予定です。お気軽にフォローしてください。フォローバックいたします。

最近の記事

アメリカで交通事故にあった話①

こんにちは。お久しぶりです、Harryです。 かなり放置していましたが、決して飽きたわけではありません。 学期が始まるとまじで忙しいんです。 以前の更新が9月でしたが、その直後から大学院の秋学期が始まりました。 TAと博論で追われる怒涛の2ヶ月半を過ごした後、しばらくの冬休み。 そして年が明けてすぐに冬学期、という感じで、ほんと、息つく暇もなかったのです。 そして今少し余裕ができたので、これ幸いと記事を書いている次第であります。 なので、本当に久しぶりすぎて以前

    • 文系大学院留学に必要なもの③〜Personal Statement編

      こんにちは、Harryです。 1週間以上放置していましたが、別に飽きたとかそういうわけではありません。 単にめんどk忙しかったんですね。だって博論書いているもん。 さて、今回は文系大学院留学に必要なものシリーズ3ということで、Personal Statementについて話していきましょう。 最初に言っておきましょう。今回は真面目です。いつも真面目ですが、極めて真面目です。 そしてもう一つ、これはあくまでも私見なので、当方としてはこの記事を参考にして書いたPerson

      • 人文系博士で留学するまでの懐事情

        フランス語には"Vouloir, c'est pouvoir"という言葉があります。 これは、日本語にすれば「欲すれば得る」でしょうか。 心から欲しいと思ったもの、したいと思ったことは、必ず得られる/できるという意味です。 日本語にも同様に「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉があります。 これはかのアドロック・サーストンの言葉です。 アドロック・サーストンはサマー・オブ・ラブを一人で食い止めた人類の英雄です。 日本じゃないって? フォッフォッフォ

        • アメリカの文系博士課程ってどんなとこ?

          こういう疑問、皆さんありますね?ありますよね?あるって言うんだ。 こんにちは、Harryです。 というわけで今回はアメリカの文系博士課程について、日本と比較しながら紹介してみようと思います。 というかそもそも日米問わず文系の博士って何してるとこなのよ? 簡単に言うと週に何コマか授業/ゼミに出て、残った時間は院生同士で飲み会したり、BBQしたり、旅行したり、スポーツしたりするすごく健全なところです。 よく学びよく遊ぶ。 現代社会に残された最後のエルドラド! さあみ

        アメリカで交通事故にあった話①

          人文系博士で留学するまでの学歴

          1990年代、団塊ジュニア世代による受験戦争は最盛期を迎えていた。 全国の大学の偏差値は軒並み上昇し、後の世ならば上位の大学に行けていた人間が、中堅大学へ入学する時代。 大学入試センター試験をはじめとした大学受験問題が軒並み難化。 大学受験はまさに修羅そのものだった。 それから10数年、少子化という社会問題に直面した大学受験戦争は、新たな局面を迎えた。 大学全入時代。 センター試験の受験者数が、全大学の総定員数を割る。 四方八方に座る他の受験者たちを悉く打ちのめ

          人文系博士で留学するまでの学歴

          文系大学院留学に必要なもの②〜Statement of Purpose編

          こんにちは、Harryです。 私は現在アメリカの文系大学院の博士課程に通い、文学や映画などの研究をしています。 以前の記事で触れていた通り、今回はStatement of Purposeについて書いていきたいと思います。 「物語中で銃が登場したなら、それは発砲されなければならない」というのはナボコフの創作理論ですが、文学文化研究者っぽくそういううんちくも小出しにしながら、きっちり伏線を回収していくスタイル。 ちなみにナボコフとは、ウラジーミル・ナボコフという20世紀中

          文系大学院留学に必要なもの②〜Statement of Purpose編

          カリフォルニアのご飯事情① 日本食(自炊編)

          こんにちは!Maryです。 前回の記事から時間があいてしまいました。筆不精なのでね、しょうがないね。 さて、主婦っぽい目線でカリフォルニアでの食事についてです! 私が渡米する前に心配していたことのうちの1つ、食事。 日本とおんなじような食事作れるの?それともアメリカの家庭料理を作るようになるのかしら。外食は口に合うかな?値段は?安いの?高いの? 私たち夫婦の場合は日本にいる時から私がメインで食事を作っていたので、その辺は気になっていました。 家族の健康は食事から!単身で海

          カリフォルニアのご飯事情① 日本食(自炊編)

          カリフォルニア留学生活のあれこれ〜お部屋探し編〜

          こんにちは、Harryです。 私は今カリフォルニアにある大学の博士課程に通い、文学や映画などの研究をしています。 早いものでもう4年も経ちました。 それだけ住んでいると当然アメリカでの引っ越しもあるわけで、実際、我々夫婦はこれまでにアメリカで4回引っ越しをしました。 最初のお部屋を決める時が一番苦労し、見つからなさすぎて、あわや渡米即家なき子かと思ったほどでした。 Harryが単身で先んじて渡米し、住居を整えた後でMaryも渡米、という段取りだったのですが、全てが手

          カリフォルニア留学生活のあれこれ〜お部屋探し編〜

          人文系博士で留学するまでの読書体験

          こんにちは、Harryです。 私は現在、カリフォルニアにある大学の博士課程に在学し、小説や映画などの研究をしています。 こういう人文系の研究者(あるいはそれを目指す人)って、多分皆さんの周りにはいなくて、果たして彼らがどういう人間なのかわからない人も多いと思います。 一体どういう経験をしたら研究者を目指そうと思うのか。 今回は、ほとんど自己紹介の延長ですが、どういう読書体験を経て私が人文系の研究者を目指すに至ったかを書くことで、どんな人が人文系研究者を目指しているのか

          人文系博士で留学するまでの読書体験

          文系大学院留学に必要なもの①〜Writing Sample編

          こんにちは、Harryです。 前回の記事では、アメリカの大学院入試における英語の重要度についてお話ししました。 胡散臭い英語教材の広告のような書き出しで混乱を招いたかもしれませんが、どうしてもやってみたかった。反省はしていない。 今回の記事は、前回予告したようにアメリカの文系大学院入試に必要なものの一つであるWriting Sampleについて、割と真面目に書きたいと思います。 今回は大きく分けて3点。 1. Writing Sampleに何を書くべきか 2. 小

          文系大学院留学に必要なもの①〜Writing Sample編

          【ネタ?】米国大学院留学を決める究極の英語!

          留学といえばアメリカ!アメリカといえば英語!そう、留学には英語は不可欠。 留学してアメリカで一発逆転したい!でも英語が・・・という人も多いでしょう。 大丈夫です!アメリカの大学院に博士留学中の私が、1日2時間1ヶ月の勉強で誰でも必ずTOEFL100点取れちゃう究極の英語勉強法をお教えします!!!! 教材の購入はこちら そんなうまい話があるわけないだろ。 コツコツ地道に勉強してください。 おすすめは外国人のイマジナリーフレンドを作って会話することです。 こんにちは

          【ネタ?】米国大学院留学を決める究極の英語!

          カリフォルニア歴4年の、主婦のつぶやき。

          こんにちは、Maryです。 さいしょの自己紹介に、「筆不精」だと夫に書かれたので、悔しくて私も書いてみました。 でもほんとに文章を書くのが苦手で、今までブログの類も続いた試しがないので、 まあそのうち夫に任せることになるでしょう。頼んだ。 最初に何から書こうか悩むのですが、あんまりかしこまったことを書くと続かなくなりそうなので、 カリフォルニアで生活していて感じる日本との違いとかを、主婦目線でぽつぽつ書いていこうかと思います。 ついこの間まで久しぶりに日本に帰っていたので

          カリフォルニア歴4年の、主婦のつぶやき。

          文系博士留学に至るまで

          こんにちは、Harryです! カリフォルニアにある大学で文系の博士課程に通っています。 2017年9月にアメリカの大学の博士課程に留学を開始し、この秋で5年目に突入します。 今回は、私自身の留学しようと思ったきっかけについてお話しします。(人文系の具体的な留学準備や配偶者の説得の仕方等についてはまた別の記事で) 大きく分けて二つあって、一つが日本での就職事情、二つ目が研究の将来的な展望になります。 留学する前、私は日本のある大学の博士課程に通っていました。 結構長

          文系博士留学に至るまで

          自己紹介

          こんにちは!初めまして、Harry & Maryです。 カリフォルニアに在住の日本人夫婦で、ここではアメリカでの留学生活、日常、生活する上でのトラブルとその対処法等、様々な情報を発信していく予定です。 さて、今回は第一回目ということで、我々の自己紹介をしていきたいと思います。 今回記事を書いているの私は夫のHarryと申します。 カリフォルニアにある大学の博士課程に通う大学院生です。日米交流史と文化研究が専門です。 既に6年間ある博士課程のコースを4年終了しており、

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