アズアズ/明るい不登校の息子(中3)の母親

わたしの息子はクリエイティブなアイデアやオリジナルな価値観を持っているため、既存の学校…

アズアズ/明るい不登校の息子(中3)の母親

わたしの息子はクリエイティブなアイデアやオリジナルな価値観を持っているため、既存の学校教育システムに合わない中学生起業家(15歳)。行き渋りのわが子を無理やり学校に行かせている(以前のわたしのような)保護者のために発信していきます。息子(@kawatai)も発信しています。

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教師が生み出す不登校

印象に残りそうな学校とのやり取りがあったので、感じたことや考えたことを記録しておこうと思う。 ちなみに、このnoteは学校や先生を非難するために書いたのではない(そこにエネルギーを注ぐ意義はない)。行き渋るわが子を今日も無理やり学校に行かせている、一人でも多くの保護者に届きますように。 息子(13歳、中2、今年1月から完全不登校)が来月からフリースクールに通うことになった。小学生の時から行きたかった学校に、ようやく行けることになり、本人は胸をふくらませていた。 ちなみに

    • 【おすすめ】学校関係者でなくても誰でも無料で受講できる LEARN Teachers Academy(LTA)

      東大の先端研(東京大学先端科学技術研究センター)の個別最適な学び寄付研究部門が、全国の先生に向けて提供している動画講座の内容が、とてもおもしろいです。 視野が広がり、子どもや学校への理解が深まります。 学校関係者でなくても誰でも無料で受講できるので、興味のある人は受講してみてください! 以下、動画の内容です。 (上記サイトよりコピー) 【Introduction】 なぜ LEARN TEACHERS ACADEMY を始めるか?(中邑 賢龍) 好きなことをやり続ける意

      • 学校がウソくさい

        「校則のウソ」「学校のウソ」「校長のウソ」という学校の不都合な真実からまず書かれていて、読んでいて共感の嵐だった。 ツーブロック禁止とか、機能していない一斉授業とか、高額な制服のまま現状維持している学校は時代の流れにも鈍感な場合が多いとか、「ほんとそう!」「よくぞ言ってくれた」と爽快感さえ感じながら読み進めた。 この本の著者の藤原和博さんは、杉並区の中学校や奈良市立の高校で校長を務め、つくば市では校長や副校長&教頭の研修センターでも管理職を指導していた、現場を知っている教

        • 【参加しました】子どもの居場所立ち上げ講座

          住んでいる区の社協(社会協議福祉会)さんの講座に参加しました。 ものすごくおもしろかったので、聞いたことや感じたことの一部をご紹介します。 まず、いろんな立場の人が参加していました。 ・鹿児島県の自治体の社協さん! ・他区の社協さん ・埼玉県で学習支援(塾?)をやっている人 ・生協の社会福祉部門で組合員のお子さん向けので不登校対策を始めようとしている人 ・中学生向けの居場所作りを進めている学生団体の学生さん ・フリースクールを立ち上げ予定の人 ・子ども食堂を立ち上げ予定

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          GACKTさんが来たよ!N/S高の入学式

          不登校だった息子カワタイが、無事に高校生になれました。入学式の様子をこちらのnoteに投稿しました↓ 良かったらご覧ください!

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          明るい不登校の息子が、中学を卒業しました

          このブログで紹介してきた息子が、先日無事に中学校を卒業しました。 中学校の「第二卒業式」では、私や息子のブログを読んでくださっているご家庭と出会うことができました。 同じ中学校の同じ学年で同じく不登校のご家庭に初めて知り合うことができて、純粋に嬉しかったです。 (しかもそのお母さんと話してみると、価値観や教育観がとても近いのでさらに嬉しかった!) このnoteでは学校名や個人名を明かしていなかったので、どうやって知ってくれたのかわかりませんが、意外にも、同じ中学の保護者

          明るい不登校の息子が、中学を卒業しました

          学校行きたくないと言われ困っている親御さんへ、2学期が始まる夏休み明けに伝えたいこと

          まもなく夏休みが終わりますね。 学校が好きな子どもでさえ、「夏休み終わるのやだな〜」と思いがちな時期。一方で、「夏休みが早く終わってくれないかな〜」と願ってしまうのは、私だけではないはず^^ 2学期が始まったら、また子どもの「学校行きたくない」問題に向き合う日々が始まるのかと、憂鬱になっているお母さんが私の周りにもいます。 わが家では2年前は、夫の確固たる方針のもと、学校に行きたくない息子を無理やり通わせていました。 当時、息子は中学1年生。学校に通っているころは、息

          学校行きたくないと言われ困っている親御さんへ、2学期が始まる夏休み明けに伝えたいこと

          その共感、危険じゃないですか?

          現在中3の息子が不登校になって以来、私はさまざまな立場やジャンルの人と意見交換をしてきました。この1年半で世の中の不登校についての認識が広まり、時代が変わってきていることを感じています。 同じような悩みを抱える親御さんとの出会いにも恵まれ、さまざまな事例や情報に触れるようになったからこそ、時に深く考えさせられます。 地域や学校によっては、すでに新学期が始まっていますが、長い夏休みが終わりに近づいている今、夏休みが終わるこの時期だからこそ伝えたいことを書いてみます。 受け

          その共感、危険じゃないですか?

          【おすすめ動画】星友啓さんと藤原和博さんの対談シリーズ

          アメリカのスタンフォード・オンラインハイスクールで立ち上げの時から校長先生をやっている星先生をご存知ですか? 星校長は「不登校は才能、個性の一つの形」と主張されていて、私は星先生の考え方に共感することが多く著書も何冊か読んできました。 今回、5日連続で「教育改革実践家」の藤原和博さんと対談されています。興味があったらご覧になってみてください^^ 「教えて!スタンフォードの星校長」シリーズ(全5回) 1回目「小学生にスマホはどう?」 2回目「ゲーム狂いにさせていい?」

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          明るい不登校の中学生の息子と一緒に、ラジオで紹介されました

          会いたい人に会いに行ってきました! 元中学教師のとっティさんこと 大木ともこさんとは、SNSで プチ交流を続けてきました。 私の息子の不登校や中学生起業に 関心を持ってくれて、 いつも応援してくれるんです。 差しでお会いしてランチするほどの 仲ではなかったけれど、 以前からとっティさんと じっくりお会いしたかったので 「ランチ行きませんか♪」と お誘いしたのが昨秋。 とうとうお会いできる〜! ということで、 もう何日も前から この日を楽しみにしてきました♪ とっ

          明るい不登校の中学生の息子と一緒に、ラジオで紹介されました

          ていうか、言えばいいじゃん

          最近なんとなく気になっていること。 それはアサーティブ・コミュニケーション。 これがうまくできれば、日本の家庭や学校で問題になっている多くのことが解決するんじゃないかと思う。 アサーティブ・コミュニケーションとは、自分も他者も尊重しながら自分の意見を正確に相手に伝えること。息子が通うN中でも、アサーティブなコミュニケーションを重視しているそう。 思い返せば、私はこれまで息子のことで、小学校でも中学校でも先生とたくさん話をしてきた。その結果として、敵だと思っていた先生と理

          学校改革に必要なのは、人権意識とリーダーシップ【書評】

          今年の1月に中学生の息子が不登校になって以来、いろんな本を読んだり、いろんな人と話をしてきた。 不登校仲間の友人に教えてもらい読んでみたこの本は、とても良かった。 著者は、公立中学校の校長先生。 宿題もやめた。 定期テストも廃止。 制服も、クラス担任制もやめたらしい。 公立中の校長先生という公的な立場だと、できる改革は限られてしまいますよね。どうやってやってのけたのでしょうね。 キーワードは、人権意識とリーダーシップだ。 この本を読みながら感じたのが、わが子の所属

          学校改革に必要なのは、人権意識とリーダーシップ【書評】

          新学期、息子の行き渋りで苦しんでいた1年前の私へ。【不登校の親も絶賛成長中】

          新学期が始まりましたね。 私のまわりでも、子どもの「学校に行きたくない」に向き合って憂うつになっているお友達が何人もいます。 わが家では夫の方針のため1年前の今ごろは、行き渋る息子を無理やり通わせていました。 当時中1だった息子からは、ため息の嵐。苦難や焦燥やいら立ちや絶望の色で、染まっていました。 あの頃は、私もつらかった。 この子はどうなってしまうんだろう。 こんな時間を過ごした未来に、明るい時間が待っているイメージはわきませんでした。 いろいろあって1月から

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          【書評】ギフテッドのバイブル本

          中2の息子が小学校時代にお世話になった先生がおすすめしてくれた本。ギフテッドのことを詳しく知りたい人には、迷わずこの本をおすすめする。 この本に出会ったきっかけ今から5カ月ほど前のある日、恩師から1通の手紙が届いた。その手紙には、私たち両親にとって驚くべきことが書かれていた。 私の個性的な息子がギフテッド児の傾向を持っているようだということ。その根拠が書かれている興味深いレポートが、同封されていた。 息子の特徴としては、物づくりが大好き、意思が強くて自分の意見を持ってい

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          刀鍛冶の職人さんを訪問しました

          平安鎌倉時代から続く伝統技法を継承する職人さんに会いに行ってきました。刀鍛冶の工藤将成さんが営む、群馬県桐生市の将成鍛刀場へ。 お仕事ぶりも、佇まいも、そして世界観や哲学がほんと素晴らしくてカッコ良かったです。そして、見せていただいた刀剣は時間を忘れて見とれてしまうほど美しかった。 なぜ、こんなすごい職人さんの鍛刀場に行くことになったのか? 包丁研ぎ師として活動している14歳の息子kawataiのリクエストです。kawataiが刀好きであることを知る友人が「刀鍛冶さんが

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          親子で開催しました!N中等部の通学コース(週1)に通う【現役N中生のシェア会】

          N中ってどうなの?不登校だった中2の息子が7月からN中等部に通い始めました。 ちなみに、N中とは、社会で求められる総合力を身につけるための実践型学習を行うプログレッシブスクールです。現在、ネットコースでは763名、通学コースでは460名の生徒が全国で学んでいるそうです。 【週1・週3・週5・オンラインのみ】という選択肢があって、私の息子は週1コースを選択。週に1回だけキャンパスに通っています。 N中が提供している学習アプリは、なかなか魅力的です。小学校の勉強もできるし、

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