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【参加しました】子どもの居場所立ち上げ講座

住んでいる区の社協(社会協議福祉会)さんの講座に参加しました。

ものすごくおもしろかったので、聞いたことや感じたことの一部をご紹介します。

まず、いろんな立場の人が参加していました。

・鹿児島県の自治体の社協さん!
・他区の社協さん
・埼玉県で学習支援(塾?)をやっている人
・生協の社会福祉部門で組合員のお子さん向けので不登校対策を始めようとしている人
・中学生向けの居場所作りを進めている学生団体の学生さん
・フリースクールを立ち上げ予定の人
・子ども食堂を立ち上げ予定の人
・民生委員さん

前半は社協さんからのお話でした。

・社会協議福祉会とは?
・区の子どもの居場所に関するさまざまな支援のかたち
・区の子どもの食支援の流れ
・区内にある子どもの居場所の紹介
・子ども食堂の立ち上げ方
・ボランティア保険や行事保険
・衛生管理について
・参加する子どもや家庭との接し方

今回2人の社協スタッフの方がお話をしてくださったのですが、お2人とも30歳前後の若い女性でした。

若手の女性が子どもの支援のために活躍されていて、区の明るい未来をイメージすることができました^^

今回の重要テーマは「子ども食堂」だったようですが、増え続ける「不登校」への支援についても大きな話題となりました。

参加者どうしの意見交換や質疑応答がとても活発で、参加者の熱量の高さを感じました。

私は友人と一緒に参加したのですが、私たちは不登校の子を持つ当事者ということで、みなさん関心を持って話を聞いてくださいました。

私も友人も今すぐに居場所立ち上げをやりたいというわけではないのですが、この講座に出て、自分ができそうなこと/やれそうなことのイメージがわいてきました。

居場所を作るには、「人」も「お金」も必要だけど、大前提として「場所」が必要です。

月1〜2回ぐらいなら、区の集会所を借りる形でもできるし、社協さんから補助金をもらってももらわなくてもできそうです。

私は個人的に、学校施設を活用した居場所作りをやってみたくなりました。実際に、区内のある中学校では、学校公開のある土曜日に中学校の家庭科室を利用して「子ども食堂」をやられているそうです。

私はこの4月から「コミュニティスクール委員」「学校支援地域本部のコーディネーター」という少し公的な立場になりました。それこそ、子どもの居場所を立ち上げたいという相談にのる側です。

学校は地域のものです。学校の先生たちの理解や協力を得ながら、空いた時間に空いている部屋を地域に開放すれば何かできそうですし、たとえ年に数回であっても地域の人が学校を使用することは、防災にもつながると思いました。

学校以外にも飲食店を借りて、子どもの居場所をやっている人もいるそうです。いろんな支援の形があるのですね。小さな形で何か始めてみようかと思います。

板橋区の社協では、今回のような「子どもの居場所立ち上げ講座」を年に数回やっていて、区外の人も参加できます。興味のある方は、子どもの居場所連絡会に登録(無料)してみてください。メールで情報を送ってくれるそうです。

話がそれますが、行き渋りや不登校に関心がある人向けの保護者会を、学校で開催してみたくなりました。

学校の先生は手いっぱいですので、「司会進行はやりますので先生はオブザーバーとして参加してもらえますか?」という形で、場所を貸してもらい、保護者でも先生でも参加自由にして、情報交換やコミュニケーションの取れる会を。

2〜3人しかこないかもしれないけれど、2〜3人の人とはつながることができます。私は息子が中学生だった間に、1人でも良いから、同じ中学校で同じような悩みを抱えているお母さんとつながりたかったです。

息子は中学を卒業してしまい、当事者ではないので、次男がもし不登校になった時には、保護者会を主催してみたいと思います。

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